ふなむしのページ
MSCベリッシマ(MSCクルーズ) 全長:315.83m 幅:43m 総トン数:171,598トン 船室数:2201室 就航:2019/3 |
入港 | 出港 | ||
1/7 | 横浜 | 22:00 | |
1/8 | 終日航海日 | ||
1/9 | 終日航海日 | ||
1/10 | 基隆(台湾) | 8:45 | |
1/11 | 基隆(台湾) | 18:00 | |
1/12 | 石垣島 | 7:00 | 17:00 |
1/13 | 那覇 | 7:00 |
MSCベリッシマは2024年のお正月を挟んでJTBのチャーターでグアムサイパンクルーズを実施した後、1月から3月までは那覇発着の台湾クルーズを実施します。その移動区間を利用した割安のクルーズが実施されたので乗船しました
①横浜出港(1/7),終日航海日(1/8,9)
②基隆寄港(1/10,11)
③石垣島寄港(1/12)
④那覇入港(1/13)
⑤ベリッシマのショー
⑥ベリッシマの食事
⑦ベリッシマの船内施設
⑧クルーズで出会った船
当初は13:00に入港予定でしたが、前日夜に配布された船内新聞で入港時刻が8:45に変更されたことを知りました
船内新聞(1/10) |
防波堤の外で方向転換 |
基隆港の防波堤の外で方向転換してバックで入港します。タグボートは横に付いていますがタグボートの力を借りずに自力で方向転換しています
2017年にセレブリティミレニアムで寄港した時には東側の岸壁(下の写真の左側)に着岸しましたが、今回は西側のW2ターミナル(下の写真の右側)に着岸しました。90年前に立てられた2つの上屋を全面改装中で今年中に完全オープンとのこと
入港風景を見ている時に雨が振りだし船尾のデッキから人が居なくなりました。その後雨は上がりましたが曇り空が続き、肌寒い台湾となりました
ベリッシマの船尾 バックで入港 |
右側の岸壁に着岸 |
横浜で出国手続きの後パスポートは船に預けています。台湾入国手続きは船で一括して対応してくれます。前日船室に配布されたパスポートのコピーを持って観光に出掛けます
税関の担当者と思われる人からは「船からの食べ物の持ち出しは禁止です」と何度も告げられ、貼り紙もあります。検査所から出る際には手荷物のX線検査を受けます
内容 | 所要時間 | 大人料金 | 子供料金 |
台北101展望台と龍山寺 | 5.0時間 | $130 | $98 |
基隆ハイライトと野柳風景特定区 | 4.5時間 | $116 | $88 |
九分と平渓天燈節 | 4.5時間 | $116 | $88 |
九分とお茶体験 | 5.0時間 | $116 | $88 |
故宮博物院と中正記念堂 | 5.5時間 | $116 | $88 |
龍山寺と松山文創園区 | 5.5時間 | $130 | $98 |
中正記念堂,お茶体験,フットマッサージ | 7.0時間 | $130 | $98 |
基隆港の客船ターミナルは基隆駅の近くにありそこから近郊の路線バスや台北行の高速バスも出ているので、ツアーに参加せずに独自に観光するのに便利な港です
基隆駅に近いバス停から路線バスに乗車して九分に行ってきました。所要時間約45分、運賃30NTWドル(約150円)です
人気の阿妹茶楼 |
夕刻の写真を撮りたかったので展望台で日が暮れるのを待ちましたが、丘の上にある九分は風が強くて寒いです。暖を取るのと時間潰しを目的に店をハシゴして、コーヒー、豆腐入りぜんざい、肉麺を食べましたが、観光地なのに意外に安価でした。人気の阿妹茶楼付近は写真を撮る人で大混雑していました
船の夕食に間に合う時間に基隆に帰って来られました。ベリッシマの夜景の写真を撮影して船に戻りました
基隆駅前の広場では大人数の集会が開かれていました。3日後の1月13日は中華民国総統選挙の投票日です
7階後方のカルーセルラウンジでロック&ロールショー(無料)がありました。日本の曲の演奏もありました
ロック&ロールショー | スマホのライトと点けて ヘイ・ジュードを合唱 |
前日とは異なり、この日は朝から良い天気です。上着無しでも大丈夫なくらいですが、現地の人はしっかりダウンジャケットを着ています
船内新聞(1/11) |
15階マーケットプレイスから見た基隆港の西側 |
岸壁では多くの食料品をベリッシマに積み込んでいました。従来から日本発着クルーズでは物価の高い日本での積込みを避けて台湾や韓国で食料品を積み込んでいましたが、円安が進んだ現在でもその傾向が変わっていない感じです
食料品を積込み中 |
この日は基隆港周辺を巡って様々なアングルからベリッシマを撮影する計画です。ベリッシマが順光で見える様に、午前中は東側の丘に上り、午後は西側の丘に上りました
基隆港と撮影場所 |
基隆駅近くに陽明海洋文化藝術館(Yang Ming Oceanic Culture & Art Museum)がある事を後になって知りました。次回基隆に寄港した時には入館したいと思います
海洋広場は板張りでゆっくり基隆港を眺められる場所です
ベリッシマが停泊しているのが西側岸壁 画面右は東側岸壁 |
2017年にセレブリティミレニアムで寄港した時には古めかしい建物でしたが、西側のターミナルと同様にこちらも改装したようです。飲食店も入ったターミナルになっています。北側は橋上式で1階は駐車場、2階は飲食店、屋上は広場になっています。出店している飲食店は日本のチェーン店が多いです
中国大陸に近接する馬祖列島と基隆を結ぶフェリー臺馬之星が停泊していました
ベリッシマ(左)、臺馬之星(右) |
基隆タワー(基隆塔)のエレベーターに乗ると丘の上まで簡単に上れます。本来は有料の施設との事ですが、今は試験運用中らしく無料で利用できました
ここからベリッシマが真正面に見られます
オレンジ色が基隆タワー |
基隆港の東側 |
基隆タワーで上った丘の上は中正公園です。そこには赤と白に鮮やかに塗られた主普壇(中元祭祀文物館)があります。主普壇は旧暦の7月13日に開催される伝統の祭り「中元普渡」のメインとなる場所です
主普壇(中元祭祀文物館) |
主普壇からさらに坂道を上っていくと観音大士像が祀られています。ここまで道路が繋がっているのでタクシーでも上れます
観音大士像 | 羅漢像 |
一旦船に戻って昼食を食べた後、西側の丘に上りました。丘の中程にKEELUNGの看板があるのが基隆地標です。何か所かある登り口に案内板があります
客船ターミナルから20分程度で基隆地標に上れますが、急な坂と階段があるので休憩しながら上るともっと時間が掛かります
基隆地標 | 案内板(拡大図) |
東側岸壁に着岸した2017年のセレブリティミレニアムは基隆地標の正面に見えましたが、西側岸壁に着岸したベリッシマは船尾から見ることになります
基隆地標から |
基隆地標から |
「太平佛山早起会」の道標に従ってさらに上って行くと上から見下ろすアングルの写真が撮れました。帰りは上記案内板の221の番号の小径から下りました。途中にある三千宮からはベリッシマに近い位置で撮影できました
太平佛山の上から | 三千宮から |
定刻の18:00より少し早く離岸しました
カルーセルプロダクションチームによるパレードです
就寝前に時計を1時間進ませて日本時間に変更しました
①横浜出港(1/7),終日航海日(1/8,9)
②基隆寄港(1/10,11)
③石垣島寄港(1/12)
④那覇入港(1/13)
⑤ベリッシマのショー
⑥ベリッシマの食事
⑦ベリッシマの船内施設
⑧クルーズで出会った船