ふなむしのページ
おりんぴあどりーむせと(両備フェリー) 総トン数 942トン 就航2019年5月1日 全長60m 全幅14.7m |
夏の終わりに、瀬戸内海の新造フェリーに乗船してきました。
◆新岡山~土庄(小豆島)
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(2) おりんぴあどりーむ
(3) 岡山、小豆島で出会った船
◆広島~松山
(1) シーパセオ(新造船)
(2) 翔洋丸
(3) 広島、呉、松山で出会った船
新岡山~土庄は、両備フェリーと四国フェリーが共同で1日12往復しています。航海時間は1時間10分です。
就航船は、おりんぴあどりーむせと(両備フェリー)、おりんぴあどりーむ(両備フェリー)、おりいぶ丸(四国フェリー)の3隻で、にゅうおりんぴあ(両備フェリー)が予備船として新岡山港に係留されていました。
今回の目的は、5月1日に就航したばかりの「おりんぴあどりーむせと」に乗船することです。
「おりんぴあどりーむせと」は、「ななつ星in九州」などで有名な水戸岡鋭治さんのデザインです。水戸岡鋭治さんは岡山市出身で両備グループのデザイン顧問を担当しており、2005年就航の「おりんぴあどりーむ」も水戸岡鋭治さんが担当しています。
新岡山港に入港する「おりんぴあどりーむせと」 |
新岡山港まではJR岡山駅から路線バスがあります(所要35~40分)。バス(490円)とフェリー(1050円)がセットになった「かもめバスきっぷ」は1300円です。
新岡山港の桟橋 | 中央に柱がない車両デッキ |
最上階は4階の展望デッキです。船首には模擬舵輪があり、その前には子供用の小さな椅子が設置されています。
展望デッキ | 舵輪と子供用の椅子 |
展望デッキにはミニトレインのレールが敷かれ、土曜休日にはミニトレインが運行されます(料金200円)。機関車はイギリスのTVアニメ「チャギントン」に登場する「ウィルソン」です。
「おりんぴあどりーむせと」の船内には、「チャギントン」のキャラクターの絵や装飾品が多数飾られています。
船尾から船首方向を見る | チャギントンのウィルソン |
船首にブリッジがあり、ガラス越しにブリッジの様子が見れます。
左舷のみウィングにエンジンコントローラーが備わっています。新岡山港は右舷着け、土庄港は左舷着けなので、土庄港専用と思われます。
ブリッジ | 左舷のエンジンコントローラー |
ビュースイートルームは「せとうちクルーズ」参加者のみ利用可能になっていました。「せとうちクルーズ」は船と景色をのんびり楽しむ企画で、参加者は新岡山から乗船して土庄港には上陸せずに新岡山に戻ります。ワンドリンクと乗船記念品付きで2500円です。
ビュースイートルームでは夏季期間中、流しそうめんを実施していますが、この便は流しそうめんの利用者はありませんでした。
ビュースイートルーム |
日差しが強い日でしたが、木甲板は暑さを和らげてくれます。また、キャンバスを使って日陰を作っています。
デッキの上の遊具はいい感じに配置されていて、デッキ上のオブジェになっています。
ミニハウス | すべり台 |
ブランコ |
ブランコは大人が乗っても大丈夫です。デッキに置かれた椅子も座面は木製です。
船尾から船首方向を見る |
船首客室の前はオープンデッキになっていて外に出られます。
船首のオープンデッキ |
船首客室には電子ピアノが置かれています。演奏することはあるのでしょうか?
船首客室 |
電子ピアノとチャギントンの絵 |
客室は天井、床ともに板張り風です(材質は?)。 透明のアクリル板?を使って区画を仕切っています。
前部客室中央 |
多くの座席にはテーブルが用意されています。
前部客室窓側 |
同じデザインの椅子ですが、区画ごとに色違いです。
ショップの前側 | ショップ |
ショップでは、飲み物や軽食を販売しています。
ショップの横側 |
チャギントンのグッズもあります |
天井の照明にはファンネルマークと同じ絵柄が描かれています。
後部客室 |
船尾左舷にはキッズクラブがあります。
キッズクラブ |
岸壁前で右に大きく回頭して、左舷着けで着岸します。ブリッジ左舷のエンジンコントローラーはここで使われます。
土庄港着岸 |
新岡山港に向け出港 |
おりんぴあどりーむせと(両備フェリー) |
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