コスタビクトリア(コスタクルーズ) 於境港 |
月日 | 入港 | 出港 | 寄港地 |
8/16(火) | - | 19:00 | 金沢 |
8/17(水) | 9:00 | 18:00 | 境港 |
8/18(木) | 8:00 | 19:00 | 釜山 |
8/19(金) | 8:00 | 16:00 | 博多 |
8/20(土) | 13:00 | 22:00 | 舞鶴 |
8/21(日) | 9:00 | - | 金沢 |
コスタビクトリア日本海クルーズ(2016)
@金沢〜境港
A釜山〜博多
B舞鶴〜金沢
Cメインショー、レストラン
Dコスタビクトリアの船内
Eクルーズで出会った船
これまでの日本発着クルーズにはない日本海を周遊するコースに魅力を感じ、コスタビクトリアのクルーズに行ってきました。 コスタビクトリアは2012年以来4年振りの乗船です。
このクルーズは、博多、舞鶴、金沢のどの港からでも乗船可能で、各寄港地を回り乗船した港と同じ港で下船するインターポーティング式です。
今年 10 回行われる日本発着クルーズの乗船客総数は約18,000人で、日本人客が8割で、外国人客が2割。 福岡、舞鶴、金沢からの乗船客の割合は、35
%、20%、45 %とのこと。
各港では下船日まで車を預かってくれるサービスがあり、自宅から自動車で港まで行くことができ、便利な施策です。
インターポーティング式は、最寄りの港から乗船できる利点はありますが、乗船日が乗船客に異なり、全員で同じクルーズを共にしているという一体感はありません。ドレスコードが守られない要因の一つになっていると思われます。 もっとも酷い例として、夜のメインショーに救命胴衣を持って来ている人までいました。
今年の日本発着クルーズは多くの売れ残りが発生した性か直前に半額セールが始まりました。 半額セールは夕食時にメインダイニングを利用しない条件で、インサイドとアウトサイドキャビンを半額にして販売するプランです。通常料金で申し込んだ人は、既にキャンセル料が50%程度になっている場合が多く、切り替えは不可でした。一般的なクルーズでは、早期に申し込むとキャビンの位置や夕食の時間が選べる利点がありますが、コスタクルーズの「クラシッククラス」で申し込むとキャビンや食事時間が選択できません。さらに料金面でも不利な扱いを受けると早期申込を悔む結果となりました。
来年のコスタネオロマンチカの日本発着クルーズでは、その辺が改善されている様ですが、キャンセル料が早期から発生し高額なので、日本で受け入れられるか疑問です。
本クルーズでは、乗船券の発送が大幅に遅れ、私も直前に乗船券を受け取りました。半額セールの実施などが影響したのかもしれません。
スーツケースを船へ送るにはSGムービングが利用可能で、乗船日の一週間前までにキャビン番号のタグを付けて発送することになっていましたが、私は発送日に間に合わないので、クロネコヤマトの留置きを利用してスーツケースを送りました。
乗船受付開始は14:00からですが、キャビン毎に時間が指定され、インサイドキャビンは16:00からでした。昼過ぎには金沢駅に着いたので、まずコスタビクトリアの写真を撮りたくて、スーツケースを金沢駅に預けたまま、シャトルバスで金沢港に向かいました。 シャトルバスは500円で乗り放題です。 おまけに下船日も使えるのでお得です。 観光バスタイプなので、スーツケースなどの大きな荷物の持ち込みも問題ありません。
金沢港無量寺ふ頭 |
無量寺ふ頭横の公園から | テント内で乗船手続きします |
金沢港無量寺ふ頭 |
シャトルバスで金沢駅に戻った後、スーツケースを受け取って再び金沢港に向かいました。 待たされる事を覚悟で乗船受付の列に並びましたが、スムーズに乗船受付を済ませることができました。金沢からの乗船は約700人とのこと。パスポートはここで船に預けます。
金沢港のふ頭内は安全のため歩行禁止で、僅かな距離をバスで移動して乗船しました。
キャビンはロックがされておらず、コスタカードがベッドの上においてあります。これはセキュリティ上問題です。 コスタカードは、身分証明書、船内の支払い、部屋のキーの3役です。4年前は、部屋のキーとコスタカードは別になっていましたが、改装時に変わっています。
船内の支払いをクレジットカードで支払う場合は、乗船後48時間以内に専用の端末機で登録する必要があります。クレジットカードを使用しない場合は、預り金が必要です。
情報端末では、船内新聞の表示、船内での利用額の照会、有料レストランやスパの予約が可能です。
クレジットカード登録用端末 | 情報端末 |
船内を探検している間に強雨が降りました。後で聞いた話では、この雨でJR北陸線が止まり、ギリギリの時刻に乗船予定だった人が足止めをくらい、途中の駅からタクシーを飛ばして来たとのこと。
雨は止んだけど、岸壁が濡れている |
避難訓練は出港前に行われました。金沢乗船者のみが対象です。救命胴衣を着て、救命ボートの下で説明を聞きます。集合場所ではコスタカードで点呼があります。ボートの下に集まる方式で避難訓練を実施したのは金沢だけで、他の港では会議室やラウンジに集まって説明を聞いてだけみたです。
救命胴衣を着て避難訓練実施 |
ダンスと大きな旗に見送られて、金沢港を出港しました。
ダンスの見送り |
金沢港出港 |
この夜はホワイトナイトで、乗船客もスタッフも白い衣装を着たホワイトパーティがコンコルドプラザで開かれました。
ホワイトパーティー | |
境港は33年振りの訪問です。前回は新さくら丸の日本一周の途中での寄港でした。その時は、境水道沿いの岸壁でしたが、今回は南側の岸壁に着岸です。
美保関を右に見て境港に向かう | 右奥が境水道 |
コスタビクトリアの隣の岸壁にはチップ専用船が着岸していて、木材チップを荷揚げしていました。
隣はチップの荷揚げ中 |
境港昭和南岸壁 |
岸壁には、レンタカーが20台くらい並んでいました。岸壁からレンタカーが利用できるのは便利です。
出雲大社まで公共交通機関を利用して行こうと計画しましたが、所要時間が長く接続も悪いので断念し、船のツアーを利用しました。
勢溜の鳥居 | 参道越しに見た大鳥居 |
拝殿 |
神様のホテル 東十九社 |
本殿に至る八足門 |
本殿を後方から参拝 |
出雲大社へ興味を持ったのはブラタモリを見た性です。ブラタモリで紹介された「江戸時代のメインストリート」を辿っていました。
大国様の鬼瓦 | 各地へ行く道が交差する「四ツ角」 |
道がうねった「中世の道」 | 江戸時代の版木が残るそば店 御師が布教のために お札などを刷った版木が残っている |
出雲大社への行き帰りに「べた踏み坂」を通りました。
べた踏み坂 |
出雲大社から港に戻ると出港までまだ時間があったので、シャトルバス(片道400円)で境港駅まで行き、水木しげるロードを歩いてきました。
次の港が釜山なので、境港で出国手続きをしました。 船に戻った後、前日にキャビンに配布されたパスポートのコピーをコンコルドプラザで提示するだけで終わりです。
韓国入国に必要なパスポートは境港出港後、コンコルドプラザで返却されました。
境港では太鼓の演奏による見送りがありました。
太鼓の見送り |
境港出港 |
この夜は「オフィサーとダンス」で、オフィサーとダンスができます。 女性オフィサーも居られるので男性も参加できます。
オフィサーとダンス | |
コスタビクトリア日本海クルーズ(2016)
@金沢〜境港
A釜山〜博多
B舞鶴〜金沢
Cメインショー、レストラン
Dコスタビクトリアの船内
Eクルーズで出会った船