ふなむしのページ
コスタ ネオロマンチカ(コスタクルーズ) 総トン数 57,150トン、全長220.6m、全幅30.8m |
(1)寄港地と船内イベント
(2)ラウンジとショー
(3)レストランと食事(このページ)
(4)設備とキャビン
(5)クルーズで出会った船
VALUE PRICEの場合、夕食のシッティングとテーブル番号は乗船するまで分かりません。さらに今回のクルーズは初日の神戸がフリーシッティングだったので、自分の夕食の時間とテーブル番号を知ったのは、2日目の高知の観光から帰ってきた後でした。
さらに、私の夕食のテーブルは10階ブッフェレストラン ジャルディーノでした。今クルーズは乗船者が多く、8階のボッティチェッリだけでは賄いきれず、ジャルディーノも使ったものと思います。夕食がビュッフェレストランと知ってガッカリしましたが、行ってみると意外と雰囲気が良くて、ここでもOKとの印象をうけました。
有料レストラン2か所にも行ったので、夕食は毎夜別のレストラン(ボッティチェッリ、ジャルディーノのビュッフェ、カサノバ、ラ・フィオレンティーナ、ジャルディーノでコース料理)で異なった雰囲気の中で食べられたことになります。
通常は朝もオーダー式とのことですが、このクルーズではビュッフェスタイル朝食でした。
昼食と夕食は、レストラン入口にサンプルが陳列されました。
VALUE PRICEの場合、水も有料です。ボトルで買って、次の日に持ち込むことは可能です。
テーブルは、入口、中央、船尾の3区画に分かれています。料理は中央と船尾の間に置かれています。今クルーズでは、夕食時の船尾区画はメインダイニングの一部として使用され、オーダー式のコース料理が出されました。
テーブルの上には、沢山のナイフ、フォーク、スプーン、箸がスタンドに掛かっています。ナプキンの用意はありません。
このクラスの船のビュッフェレストランとしては雰囲気の良いレストランです。この区画は混み合います。
カサノバは雰囲気が良いイタリアレストランです。美味しいイタリアンが頂けます。料金は$59でサービス料が含まれています。
メニューは、肉料理は牛肉又は豚肉が選択できますが、それ以外は固定メニューです。
食事中にバイオリンの生演奏がありました。
モッツァレラチーズのフォームと チェリートマトムース |
ニュージーランド産手長海老のカルパッチョ オットエメッゾ特選ベルーガキャビア |
フォアグラのロースト クリスピーヘーゼルナッツと葡萄 |
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蟹が入った フレッシュ自家製スパゲッティ レモンピールかけ |
オーストラリア産和牛のローストと BRASATO(煮込み) |
3種のイタリアンチーズ盛り合わせ | オットエメッゾ監修ティラミス ペストリー盛り合わせ |
白基調の内装です。こちらも居心地が良いレストランです。料金は$33.5で、ワンドリンクとサービス料が込みになっています。
魚料理は4種から選択できて、ロブスターは+$10になります。
ステーキはアンガス牛のテンダーロイン150gが標準で、$10~$20の追加で肉種やグラム数を変更できます。
前菜、付け合わせ野菜、サラダ、デザートは複数のメニューから選択可能です。
食事中に電子ピアノの生演奏がありました。
ホタテとポテトのソテー ベーコン添え |
ロブスターテルミドール |
アンガス牛のテンダーロイン 150g |
ミックスきのこのソテー |
シーザーサラダ | ココナッツクレームブリュレ |
11階中央の左舷にグリルカプリ、右舷にナポリピッツァがあります。
グリルカプリではビュッフェが閉店している時間帯に軽食が食べられます。深夜には夜食が出ますが、チーズを挟んだバケットがあるだけでした。水分補給にコーヒーを飲みたい時にはここに来ます。また、夜には一風堂ラーメン(有料$8.5)が食べられます。残念ながら、ラーメンを食べたという人には出会いませんでした。
ナポリピッツァでは、ピザが(有料$8.5~)食べられます。食べた人からは、美味しかったとの感想を聞きました。
ワインとチーズを味わうバーです。グラスで飲める自動販売機があるとのこと。ワインテイスティングのイベントも開催されていました。
2日目の高知の観光から帰ってきて初めて、自分がファーストシッティングであることを知りました。時間的に間に合わないので自分のテーブルでの夕食を諦め、有料レストランのカサノバを予約しました。
有料レストランの予約は、直接レストランで予約するほかに、ラウンジなどに置かれているトーテム(双方向モニター)でも可能です。トーテムで画面をタッチすると、今夕のテーブルが予約可能で、最終の時間は21:00となっていました。この夜のショーのスケジュールを考慮して、安心のため最終の21:00を選んで予約しました。最後にコスタカードを入れると、予約票が出てきました。
この夜のショーを楽しんだ後、空き時間があり空腹にもなってきたので、ダメ元で食事時間を1時間前倒しにしてほしいとカサノバに交渉に行きました。レストランの受付のスタッフは日本語を話せたので日本語で交渉できました。
受付スタッフが言うのには、レストランは20:30に閉店するので21:00の予約はそもそも受け付けられないとのこと。今から直ぐに食べるから食事を出してほしいと再度要望したところ、厨房に行って確認してくれましたが、30分ではサービスできないとの返答でした。私の要望は叶えられませんでした。21:00と記された私の予約票は何の効力もありませんでした。
その場で予約を翌日に変更して、10階のブッフェレストランでビュッフェの夕食を食べました。この日のビュッフェの営業終了は20:30だったので、もし当初の予約時間通り(21:00)にカサノバに行って、食事を断られると、夕食にありつけなかった恐れがあります。
3日目夜にカサノバで一日遅れのディナーを食べている時に、別のお客さんが入ってきました。どうやら、窓際の席を予約したのにそうでない席に案内されたらしい。しかし、窓際の席は埋まっていて、このお客さんの要望通りにはなりませんでした。トーテム画面で予約する際には、窓側の席、音楽から離れた席、など幾つかの要望を指定できます。このお客さんはトーテムで窓側の席を選んだものと思いますが、その情報が現場で使われていない様です。
この船では、この程度のトラブルを受け入れないと、クルーズを楽しめられないみたいです。
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