①フェリー乗り比べ
「さんふらわあ　ふらの」
（大洗～苫小牧）
(2017/5/20～5/21)

さんふらわあ　ふらの(商船三井フェリー） 於 大洗港 2017/5/13就航

①さんふらわあ　ふらの (大洗～苫小牧) 2017/5/20～5/21 ②らべんだあ (小樽～新潟) 2017/5/21～5/22 ③あかね (直江津～小木～直江津) 2017/5/22 ④フェリーしらかば (新潟～秋田～苫小牧) 2017/5/22～5/23 ⑤いしかり (苫小牧～仙台～名古屋) 2017/5/24～5/26

日本クルーズ＆フェリー学会が主催した北海道航路の2隻の新造船「さんふらわあ　ふらの」と「らべんだあ」に乗船する「2017年春の新造フェリー乗船会」に参加しました。引き続き、独自にフェリーを乗継ぎ、５隻のフェリーに乗船したので紹介します。

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5/20　水戸、大洗

「さんふらわあ　ふらの」は大洗港（茨城県大洗町）から出港します。水戸での乗継時間を利用して偕楽園に行ってきました。最寄りの偕楽園駅までＪＲで行こうとしましたが、偕楽園駅は梅まつりのシーズン以外は営業しておらず、バスで行きました。水戸駅から偕楽園まで片道240円です。水戸漫遊1日フリー切符(400円)がお得です。

水戸駅前の水戸黄門像

ツツジもすっかり散った後で花はありませんでしたが、園内の緑が綺麗でした。土曜日でしたが、来園者は少なく、ゆったり散歩できました。フリー切符の提示で偕楽園好文亭や弘道館などの入館料割引があります。

偕楽園

水戸駅から大洗フェリーターミナルまでバス(茨城交通）を利用しました。通常の路線バスの一部の便がフェリーターミナルに立ち寄ります。料金610円、所要約30分。

コインロッカー(料金100円）にバックを預けて、大洗マリンタワーに登ってきました。(入館料330円）

大洗マリンタワーから

団体受付を済ませた後、乗船しました。

乗船歓迎のメッセージ

船内の案内ディスプレイはタッチパネル式で、選択により様々な情報が表示できます。自分のキャビン番号を入力すると、キャビンの場所を示してくれます。反応速度が遅いのが難点です。

案内ディスプレイ

レストランは18:30にオープンしていたので、乗船すると直ぐに夕食を取りました。航海中の夕、朝、昼の3食すべてがバイキングです。2食(夕朝or夕昼）セット券(2400円）がお得です。
我々の団体を含めて大勢乗船したのでレストランの席が埋まってしまい、レストラン入場待ちの列ができてしまいました。

レストラン

19:45分定刻出港。隣の岸壁には、さんふらわあ　だいせつが着岸していました。予定（19:30)より早めに到着したようです。

大洗港出港

さんふらわあ　だいせつ

本船の特徴的なのは2層吹き抜けのプロムナードです。船内レイアウトは左右非対称で、プロムナードは右舷にあります。

プロムナード2階

せっかくの吹き抜けですが、支えのための”雲梯”の如き7本の横棒が邪魔です。

プロムナード1階

キッズルーム	売店

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5/21

午前にブリッジ見学会があり、乗組員から本船についての説明がありました。

・推進機は主機2機、1軸の二重反転プロペラ
二重反転プロペラは固定ピッチ
前プロペラ用、後プロペラ用に主機が独立
・港内では、二重反転プロペラを電動モーターで駆動　
主機はスラスター（前2,後2)用の発電機として使用される

ブリッジ見学会

いくつかのフェリーと行き会いました。参加者の中には、早朝に早起きして（寝ていない？）、行き会った船を撮影した強者もいました。

さんふらわあ　しれとこ（苫小牧～大洗）

べにりあ（苫小牧～八戸）

シルバーエイト（苫小牧～八戸）

キャビンは、スーペリアインサイドを利用しました。部屋の入口で靴を脱ぐ方式です。ベッドは2段式ですが、伸縮式のソファーを延ばすと3人目用のベッドになります。

苫小牧西港入港。　隣の岸壁には「きたかみ」が停泊していました。太平洋フェリーが新造船を発注したとの報があったので、「きたかみ」は2年後にはリプレースされる見込みです。

神明丸(栗林商船）左 清和丸(フジトランス）右

きたかみ(太平洋フェリー）

方向転換して「きたかみ」の横に着岸

定刻(13:30)に着岸。

きたかみ(左) さんふらわあ　ふらの(右)

きたかみ	さんふらわあ　ふらの

苫小牧西港フェリーターミナルからは、苫小牧駅経由札幌行きのバスがあります(料金 苫小牧駅250円、札幌1310円)。我々は、らんべんだあの出港時間に間に合うように貸切バスで小樽に移動。