関門海峡遊覧船
(日本クルーズ&フェリー学会 新年会)
(2015/2/6〜2/8)

はまゆう(左:関釜フェリー)
ゆうとぴあ(右:オリエントフェリー)

@いずみ乗船記 泉大津〜新門司
Aいずみ乗船記 新門司〜泉大津
○関門海峡遊覧船(このページ)


はまゆう(関釜フェリー)見学

新門司港で「いずみ」を下船した後、下関までバスで移動し関釜フェリー「はまゆう」を見学しました。 以前はグループ会社の新日本海フェリー、阪九フェリーと一緒に”SHKライン”と称していましたが、最近あまり聞かなくなりました。

はまゆう(関釜フェリー)

ロビー 和食と韓食を提供するレストラン 

船内の螺旋階段

船内で関釜フェリーに関する説明を受けました。 
・韓国でのフェリー事故の影響を受けて2014年度の旅客数は50%減の見込み。韓国当局から度重なる検査要求があり、日本当局を経由して改善要請した。
・乗組員は日本人14人、韓国人26人。 韓国人乗組員の日本語習得は熱心で早い。
・朝入港後アンカーして、イミグレーション開始時間に合わせて着岸するのは以前と変わりないが、出港時のイミグレーションが遅くなり、入港時のイミグレーションが早くなり、徐々に改善されてきている。
・バリアフリー法施行のため、今後建造される船には螺旋階段は作れない。

ブリッジ見学 ブリッジから見た船尾方向

国際航路のフェリーですが、船内の様子は国内航路のフェリーと変わりありません。 但し「いずみ」と比べると古さを感じます。

ブリッジ下に船首方向が見られるオープンデッキがあるのが本船の魅力です。

船首のデッキ 船首からみた「ゆうとぴあ」


関門海峡遊覧船

関門海峡遊覧船

関門汽船「かんもん」をチャータして、関門海峡を遊覧しました。

かんもん 下関(唐戸ターミナル)から出港

まず最初に船は東に進み、関門橋の下を潜りました。 西行の潮流がピークで9ノット出ていました。早い潮流の中でUターンする時には、見ている私も緊張しました。

関門橋に向かう 潮流がぶつかる所は波立っていた 

巌流島行の観光船が複数出ていました。

フロンティア(日本海上防災)  わかば(関門汽船)

遊覧船乗船のお目当ては、下関港に停泊中のフェリーや、三菱重工下関造船所で建造中の船を、海から見ることです。

市民に一般公開していた
イージス艦「みょうこう」

ゆうとぴあ
(オリエントフェリー:下関〜青島) 
(元ニューはまなす(新日本海フェリー)

三菱重工下関造船所

名門大洋フェリー新造船(左)
阪九フェリー「ひびき」(中)
海上自衛隊補給艦「はまな」(右) 

阪九フェリー新造船の第2船「ひびき」
2015年4月就航予定

名門大洋フェリーの新造船
2015年9月就航予定

東北海洋生態系調査研究船「新青丸」 海上保安庁巡視船「ざんぱ」 

 奄美海運「フェリーきかい」
2015年3月就航予定

遊覧船は門司港で下船しました。

門司港入港


海峡ドラマシップ

門司では関門海峡ミュージアム「海峡ドラマシップ」を見学しました。 関門海峡の歴史と現在を展示しています。 

歴史の場面を人形美術家の人形アートで表現しているところがユニーク。 かつてのヨーロッパ航路(門司が日本の最終港)を紹介したビデオも上演されています。

5Fから見た関門橋

5Fにはレストランがあって、関門海峡を航行する船を見ながら食事がとれます。

門司名物「焼きカレー」