阪九フェリー いずみ乗船記@ 
泉大津〜新門司
(日本クルーズ&フェリー学会 新年会)
(2015/2/6〜2/8)

いずみ(阪九フェリー)

@いずみ乗船記 泉大津〜新門司(このページ)
Aいずみ乗船記 新門司〜泉大津
関門海峡遊覧船          


日本クルーズ&フェリー学会の新年会で、1月22日に就航したばかりの阪九フェリー「いずみ」に乗船してきました。

「いずみ」は泉大津〜新門司航路に就航しています。 南海電鉄泉大津駅から無料の送迎バスが出ています。また、難波OCATから有料のバス(410円)も出ています。私は難波からのバスを利用しました。 この日は他の団体も乗船していて、難波からバス3台が出ました。

バスの中から撮影

団体用の特設受付で受付を済ませると、直ぐに乗船できました。

「いずみ」に乗船

17:30定刻に出港です。

出港と同時に夕食時間となったので、出向風景は明日にお預けです。

半円形状に配置されたレストラン

6階にあるレストランは、広くてゆったりした配置です。 船体の真ん中には半円形状にはテーブルが配置され、右舷窓際にもテーブルがあります。

右舷窓際のテーブル 調味料の場所にも配慮

 団体用?の食事

明石海峡を通過する頃(18:30頃)には、真っ暗になっていました。

明石海峡通過 

「いずみ」のエントランスは3層吹き抜けの豪華な造りです。 真ん中には半シースルーのエレベータが上下します。

3層吹き抜けのエントランス

エレベータ

エントランスでは、ミニライブも開催されました。

船内ミニライブ 

「いずみ」の客室は、5階、6階、7階にあります。

「いずみ」「ひびき」のコンセプトは、「わのおもてなし」(環、輪、和、わ、話)

7階には、露天風呂付の大浴場があります。 大浴場は夜は22:00まで、朝は4:30からオープンです。 大浴場隣のシャワー室は24時間利用可能です。

「わ」の文字でデザインされたエレベータ エントランスの周りには
多くのソファーが配置されている
吹き抜けの周りには
歴代の船のパネルが飾られている
右舷の男性用浴室

6階のレストランの左舷側はプロムナードになっています。 船内で販売されている焼きたてのパンや持ち込みのお弁当を食べている人もいますが、ここはレストランの隣なので違和感がありません。

プロムナード 6階にもソファーがある

船内のトイレはすべて温水シャワー付きです。

スィートの通路 デラックスの通路 スタンダードの通路

5階には、案内所、売店、授乳室、キッズルーム、ゲームコーナ、カラオケルーム、ロッカーなどがあります。

5階のソファー ドライバーズルームの入り口

船内の一室で、船談義に興じたあと、就寝しました。


新門司入港は定刻6:00。まだ真っ暗です。

おーしゃんさうすの隣に接岸

おーしゃんさうすは、荷揚げ中 

朝食を食べた後、ブリッジ見学です。

全幅29.6mの「いずみ」のブリッジは広い

神戸便のターミナルに移動して、阪九フェリーのプレゼンテーションがありました。

・従来船(せっつ/すおう)より全幅が広くなって(27.0m->29.6m)、トラックレーンが8レーンから9レーンになり、トラック搭載台数が増えた(219台->277台)
・乗用車デッキが客室と同じデッキにあり、客室までの移動が便利
・デュアルハイブリット(電動モーターアシスト)の採用で10%〜15%の省エネ(シーマージン分は軸発電機をモータとして使用して主機をアシスト)
・MALS(空気潤滑法)の採用で数%の省エネ

阪九フェリーのプレゼンテーション