SUN PRINCESS(プリンセスクルーズ) 総トン数 77,441 トン 全長261m 全幅32m |
(1)寄港地の紹介@(横浜〜広島)
(2)寄港地の紹介A(長崎〜釜山〜博多〜横浜))(このページ)
(3)サンプリンセスの船内@
(4)サンプリンセスの船内A
(5)クルーズで出会った船@(広島)
(6)クルーズで出会った船A(長崎〜釜山〜博多)
月日 | 寄港地 | 入港 | 出港 |
4/27(土) | 横浜 | - | 17:00 |
4/28(日) | 終日航海 | - | - |
4/29(月) | 広島 | 07:00 | - |
4/30(火) | 広島 | - | 13:00 |
5/1(水) | 長崎 | 08:00 | 21:00 |
5/2(木) | 釜山 | 08:00 | 18:00 |
5/3(金) | 博多 | 06:00 | - |
5/4(土) | 博多 | - | 16:00 |
5/5(日) | 終日航海 | - | - |
5/6(月) | 横浜 | 05:30 | - |
長崎入港は晴天でした。 女神大橋は高いので、余裕で通過です。
女神大橋を潜る |
船首のデッキには大勢の船客が集まり、入港風景を楽しみました。
長崎港入港 |
寄港日の前日には、寄港地の観光拠点や名物料理、交通機関の説明がシアターであり、その模様は船内TVでも放映されます。 長崎の交通案内では、目的の場所まで「何番の路面電車で何処の停留所で何番の路面電車に乗り換える」といった詳しい情報です。 また、英語の操作説明があるATMや、無料のWifiポイントの説明もあり、実用的な情報でした。
グラバー園の上から |
グラバー園の上の鍋冠山に昇ってきました。 頂上まで昇ると、5月でも汗びっしょりになりました。 しかし、そこからの景色は充分にその価値がありました。
鍋冠山の頂上から |
昼食には、江山楼で長崎名物のちゃんぽんと東坡肉を食べました。
長崎港のサンプリンセス |
軍艦島めぐりの観光船はどの船も満員で出港して行きました。 私は復元船 観光丸に乗船したかったのですが、残念ながらこの日は休航日で、代わりにマルベージャ(やまさ海運)で港内を遊覧しました。
マルベージャ船上から |
夕食後、夜景を撮る為に、再び上陸して日が暮れるのを待ちました。 5月の長崎は、なかなか暗くなりません。
西日を浴びるサンプリンセス |
夕食後に夜景を撮影しました |
この夜は、ハプニングがあって出港が少し遅れました。
次の港は韓国なので、長崎で出国手続きをしました。 16:00から20:15の時間に岸壁の乗客ターミナルで出国手続きをする必要があり、観光から早く帰ってきた人も、上陸せずに船内に留まった人も、この時間帯に下船して手続きするよう、船内新聞で案内がありました。 イレギュラーな手続きで船内新聞をしっかり読まないと戸惑います。
やっぱり、何人かの人が手続きを怠ったようで船内放送で呼び出しがありました。 ちょうどその時ビスタラウンジでは落語の最中で、何度か船内放送がかかる度に落語が中断したとの事。
蛇踊りの見送り |
ようやく全員の出国手続きが終わると、待機していた蛇踊りに見送られて、サンプリンセスは日本を後にしました。
モーニングコーヒを飲みながら対馬を望む |
早朝ホライゾンコートでモーニングコーヒを飲んでいたら、右舷に島が見えたのでスマホのナビで調べてみたら、日本の対馬でした。 釜山には2時間30分後に到着なので、対馬と韓国の間は想像以上に近い。
ホライゾンコートは、朝5時からコンチネンタルブレックファーストが始まります。 ドリンクコーナは24時間オープンです。
釜山入港 |
釜山港国際クルーズターミナル |
より大きな地図で 釜山港 を表示 |
韓国では、クルーズ客船の出入国審査が簡略化されていて、船側で一括処理されているので、乗船客は何らの手続きがありません。
サンプリンセスが入港した国際クルーズターミナルから釜山の中心部まで釜山市が運航する無料のシャトルバスが出ました。
龍頭山タワーから |
国際クルーズターミナルに隣接して海洋博物館があります。 船に関する展示や、海女さんなど漁業の歴史、おまけに水族館まであり、海洋全般の博物館です。 入場料は無料です。
海洋博物館 | 韓国の古い船「韓船」 |
釜山の岸壁には、海上コンテナを積んだトレーラが来ていました。 積まれていたのは食材で、値段の高い日本を避けて釜山で食材を積み込んだようです。 クルーズ客船の経済効果は途中寄港地より起点港の方が大きいと言われていますが、せっかくの日本発着クルーズでも寄港地で食材を積み込まれてしまうと日本の港の経済効果が目減りしてしまいます。
海上コンテナより普通のトラックで運んできた方が積み下ろしが楽なように思えましたが、ひょっとしてこのコンテナは韓国の食材を運んで来たのではなく、中国から来たのかもしれません。
釜山港国際クルーズターミナル |
サクスフォンの演奏と民族舞踊に見送られて、釜山を出港しました。
民族舞踊の見送り |
博多港入港 | |
釜山での入出国はあんなに楽だったのに、日本の出入国はなぜこんなに面倒くさいのでしょうか。
日本への入国手続きは博多で実施です。 乗船客夫々に予め時間が指定され、その時間帯に審査を受ける必要があります。 上陸後の都合も聞かれずに時間が指定されたので迷惑至極です。
おまけに、サンプリンセスから客船ターミナル(釜山航路のフェリーが停泊する場所)までは離れているので、シャトルバスに乗って行きそこで審査を受けます。 直ぐに出かける予定のない人や、ツアーに出かける人は、またサンプリンセスに逆戻りする必要があります。
サンプリンセスと客船ターミナル間のシャトルバスは、寄港中ずっと運行されました。 さらに、客船ターミナルからJR博多駅(220円)や天神(180円)までは路線バスが頻繁に出ているので便利です。
船内新聞によると有料($8)のシャトルバスが箱崎宮前駅まで運航されていましたが、事情を知らずにこんなに高い有料シャトルバスを利用した人が、後でもっと安いバスがあると知ったら、不満が大きかったのではないかと心配。 とにかくサンプリンセスのショアエクスカーションはべらぼうに高い。
JRで吉野ヶ里まで行ってきました。 博多から鳥栖乗換えで約1時間です。
南のムラ (一般の人が住んでいた区域) |
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倉と市 (出入りを監視するやぐらや倉庫があった) |
(右)南内郭 (物見やぐらや王たちの居住空間) |
北墳丘墓 (王が埋葬された特別な墓) |
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北内郭 (まつりごとが行われていた) |
本クルーズは博多どんたくの日程に合わせたクルーズでした。 博多どんたく目当てに乗船した方もいました。
ショアーエクスカーションの一つとして、博多どんたくに参加するツアー($139)がありました。 残念ながら私は行進を見ることができませんでしたが、しゃもじを叩く博多どんたく伝統の行進だったとのことです。 サンプリンセスのエンターテイナーも一緒に行進してパフォーマンスすれば、もっと面白かったかも。
博多どんたくのパレード |
海からサンプリンセスを写すため、湾内遊覧船「マリエラ」に乗船しました。 船内では結婚式の披露宴が開かれていました。
マリエラ(西鉄) | |
福岡市営の高速船で志賀島に行ってきました。 志賀島は”金印”が発見された島として有名ですが、3年前にも来たので金印公園訪問は見送り。 志賀島は陸続きなので帰りはバスとJR海の中道線で帰ってきました。
きんいん2(福岡市営) | 志賀島神社 |
和太鼓の見送り |
博多の見送りは和太鼓です。 最後は子供達が岸壁の端まで走ってきて手を振ってくれました。
博多出港 |
この日の夜にリピーターズパティーが開催されました。 ファーストシッティングの私は終了時刻ぎりぎりに入場しました。 関門海峡が近づいていたので、残念ながらキャプテンは不参加です。 参加者の中から抽選でシャンパンプレゼントがありました。
リピーターには、船内のショッピング用のクーポンが用意されていましたが、あまり使い勝手がよくなく、一枚も使いませんでした。 RCIやコスタでは何枚か使った事があるのですが。
リピーターズパティー |
再び関門海峡 |
最後の終日航海日もイベントが盛りだくさんでした。 ダンスのレッスンは、ズンバ、カントリー&ウエスタン、フラダンス、メレンゲ、タップダンス。 スポーツ関係は、カーペットボウルズ、卓球、ゴルフ。 カルチャー教室は、ウクレレ教室、健康セミナーなど。 ビンゴやワイン・ティスティング($13)もありました。
5/5の船内新聞(拡大(左、右) |
ラストナイトのハワイアンナイトでは、クルーズ中に練習したフラダンスやウクレレの成果を披露していました。
夜のハワイアンナイト |
東京湾入航に合わせて早起きし、早朝3時にデッキに出てみました。 誰もいないと思っていたら、橋本キャプテンと東キャプテンが既にスタンバイしていました。 驚きです。
東京湾に入った辺りで、明るい流れ星を3回見ることができました。 特に2番目は花火の様に輝き、煙のような尾を引く流れ星で、火球と呼ばれる現象でした。 船上生活が長い両船長にとっても初めての経験で、驚かれていました。
東京湾を航行中 |
ベイブリッジ通過 |
早朝5:30の着岸でしたが、熱心なマニアの人たちがカメラを構えていました。
横浜入港 |
下船時刻を遅めに申告したので、ゆっくり朝食を食べたあと下船しました。 税関の荷物検査終了後、無料シャトルバスで桜木町まで送ってもらってJRに乗りました。
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