太古(野母商船:福江〜博多) 1992年就航 1,272総トン、 全長87.0m、幅13.8m |
@8/7 大阪〜別府:さんふらわあ こばると 8/8 長崎:軍艦島クルーズ)
A8/9 長崎〜福江〜博多:ジェットフォイル、フェリー太古(このページ)
B8/10 博多〜志賀島:福岡市営渡船
C8/10 関門海峡、門司〜神戸:ニューながと
長崎港の大波止ターミナルは、早朝から多くの乗船客で活気がありました。しかし、翌日は台風4号の接近で多くの航路が欠航になり、大波止ターミナルが足止めを食らった乗船客で一杯になった事をニュースで知りました。
えれがんと2号 (五島産業汽船:長崎〜上五島) 五島産業汽船の船は、ローシルエットのユニークな船型です |
コバルト クィーン2号 (長崎汽船:長崎〜伊王島〜高島) |
コバルト クィーン1号、コバルト クィーン2号、えれがんと2号 | ぐらばあ(野母商船:長崎〜香焼) |
フェリー長崎(九州商船:長崎〜福江) | 明治時代の係船用ブイを固定するイカリ |
長崎7時40分発の第1便に乗船しましたが満席でした。船内で偶然会って挨拶を交わしている人達が何組かいました。離島航路らしさです。
長崎港は晴れていましたが、途中から雨が降ったり止んだりになりました。
途中、長崎港に向かう レジェンド・オブ・ザ・シーズが見えました。
福江港の ぺがさす2(九州商船) |
長崎港に向かう レジェンド・オブ・ザ・シーズ |
福江の天候も、雨が降ったり止んだり、強い雨になったり晴れ間も出たり。 風もやや強くなってきました。
ソレイル (木口汽船:福江〜椛島) |
グラスボート シーガル (木口汽船) |
フェリーひさか (木口汽船:福江〜久賀島) |
あやかぜ (奈留海上タクシー) |
ニューたいよう (五島旅客船:福江〜奈留〜若松) |
おうしま (黄島海運:福江〜赤島〜黄島) |
フェリーさくら (五島汽船 貨物フェリー:長崎〜福江) |
ニューフェリー美咲 (美咲海運 貨物フェリー:長崎〜福江〜奈留) |
福江港で、椿油を練り込んだ麺に、あご(トビウオ)出汁の五島うどんを食べました。 太古船内で食べるための、 五島ばらもんあげ(天ぷら)も買いました。
福江港ターミナル |
太古(野母商船)は以前から乗船したいと思っていた船です。小型船にも関わらず充実した旅客設備を有しているのが特徴です。また、船体の中央部を凹入させ、大きい船首バルブと双船尾を組み合わせたハイブリッド双船尾船型を採用し、低馬力でも高速が出せる事でも注目されました。
福江港の 太古 |
福江からの乗船客は少なく空いていました。夜行便の福江行きは混雑するのでしょう。ラウンジは椅子が片付けられてマットが敷かれ、臨時客室になっていました。
太古の船内は評判どおりの充実ぶりですが、船齢18年にもなると、デッキ周りを中心に傷みが目立ちます。
福江港出航 速い速度で旋回するので船体が大きく傾きます | |
木製のベンチがある プライベートバルコニー | スイートルームの船内 |
五島列島の景色が存分に味わえるよう、船首にありプライベートバルコニーを持つスイートルームを予約しました。この船の個室はルームチャージ制です。乗船料金+部屋代(何人で使っても一定)になります。部屋代は昼便と夜便で異なり、昼便は夜便の半額です。
スイートルームの船内は十分な広さですが、こちらも古さを感じます。バスルームにバスタブはなく、シャワーとトイレのみです。シャワーは沢山の蛇口がついたシャワーでマッサージができる高機能なタイプですが、目詰まりしていて単なるシャワーとしてしか使えませんでした。
冷蔵庫には、缶ビール、缶コーヒ、ペットボトルのお茶が2本づつ入っていて無料です。キンキンに冷えていました。
福江出航直後は晴れ間が見えていましたが、その後は雨に降られる時間帯が長くなりました。暑い飲み物が飲みたくなりましたが、お茶の用意はありません。
太古の航路図(野母商船のホームページから) |
博多行きの途中寄港地は青方、小値賀、宇久の3箇所です、福江行きはさらに追加で2箇所に寄港します。
五島列島内は、島と島の間をぬって走るので、景色は抜群です。晴れているともっと良かったのでしょうが、天候が恨めしい。
途中、流れの速い水路や、うねりが強く大きく揺れる水域もありましたが、多くの時間は島陰の穏やかな水域を走りました。
流れの速さが目でも分かる | 島の間をぬって走る |
フェリーオーシャン (五島旅客船:福江〜奈留〜若松) |
若松島と中通島を結ぶ若松大橋 |
青方港入港 | |
上五島洋上石油備蓄基地 | かもめ(石油備蓄基地 通船) |
小値賀港入港 | 宇久港入港 |
生月島と平戸島を結ぶ生月大橋 | そよかぜ (川口汽船:呼子〜小川島) |
玄界灘に入ると雨が止み、空は明るくなってきました。
博多湾は、釜山、壱岐、対馬行きのジェットフォイルやフェリー、博多湾内の高速船などを見ることができます。
玄海島(左手前) 志賀島(右遠く) |
げんかい (福岡県漁業調査取締船) |
さんふらわあ はかた (商船三井フェリー:東京〜博多) |
コビーV (未来海運:博多〜釜山) |
ひまわり5(左) ニューげんかい(右) |
ひまわり5 (日本通運:東京〜博多) |
ニューげんかい (福岡市営渡船:博多〜玄海島) |
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ニューつしま (九州郵船:博多〜壱岐〜対馬) |
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海友丸 (長崎・福岡・山口 水産高校実習船) |
博多入港 |
生憎の天候でしたが、この航路が魅力ある航路であることを実感しました。天候が良いときにリベンジしたいです。