ザイデルダム(アラスカ クルーズ)
(2007/8/11〜8/18)
(2)寄港地の紹介
(グレイシャーベイ〜ケチカン〜インサイドパッセージ〜バンクーバー)

(1)寄港地の紹介
(バンクーバ〜インサイドパッセージ〜トレシーアーム〜ジュノー〜スキャグウェイ)

(2)寄港地の紹介
(グレイシャーベイ〜ケチカン〜インサイドパッセージ〜バンクーバー)

(3)ザイデルダムの船内
(4)アラスカで出会った船



ZUIDERDAM (Holland America Line)
at Ketchkan
総トン数:82,000トン
全長:285.3m、全幅:32.3m、
旅客定員:2065名、就航:2002年
推進方式:ディーゼル(+ガスタービン)
エレクトリック ポッド式推進

4.グレイシャーベイ
(GLACIER BAY)

アラスカクルーズでも最もアラスカらしい景色が見られるのがグレイシャーベイ。しかし、グレイシャーベイ国立公園を訪問できるクルーズ客船の数は制限させているので全ての客船が来られるわけではありません。グレイシャーベイに来られない客船は代わりの観光ポイントを用意していますが、それでもやっぱりグレイシャーベイに行きたい。私が今回のクルーズを申し込んだのも、グレイシャーベイがコースに入っていたからです。

ザイデルダムは朝早くびグレイシャーベイの入り口にいました。濃い霧です。ザイデルダムは霧笛を鳴らしてゆっくり進みます。これまで晴天が続いたのにせっかくのグレイシャーベイが見れないのかと心配になりましたが、日が昇るにつれて霧が晴れ、またもや絶好の航海日和になりました。しかし、デッキは寒く防寒着が必要です。

レイド氷河を見物 ”熊発見”の声に一斉に双眼鏡を向ける

グレイシャーベイの入り口で国立公園を管理するレインジャーが乗船してきて、氷河や周辺の動物について船内放送で説明してくれます。また動物などが見つけると知らせてくれます。

船首デッキではバーの準備中 船首からブリッジを見上げる

デッキでは、身体を温めるためのオランダ風豆スープが供されています。ワインとおつまみのサービスするバーも特設されました。時間が経つにつれ、船首デッキの人の数が多くなっていきました。

正面はマージェリー氷河

グレイシャーベイの中には、幾つもの氷河が流れこんでいますが、その中でも見所はマージェリー氷河です。ザイデルダムはここでしばし停泊します。氷河の先端が海に落ちると、ゴロゴロと雷鳴のような音がします。

マージェリー氷河に最接近 マージェリー氷河の前で方向転換

9階のリドレストランから 10階のクローズネストから

マージェリー氷河での停泊時間が長かったので、氷河を見ながら昼食をとりました。乗船客は各々お気に入りの場所で、氷河を見物していたようです。

マージェリー氷河を後にする

マージェリー氷河を十分に堪能した後、ザイデルはグレイシャーベイの出口に向かいました。
この日は天気が良かったためか、通常は行かないジョーンズホプキンス氷河にも立ち寄りました。

海も空も真っ青

デッキで日光浴 アイランドプリンセスと出会う

グレイシャーベイの出口付近では、あちこちでクジラが潮を吹くのが見られました。風は冷たいですが日差しは強いので、風を避けて日光浴していると直ぐに日焼けしてしまいます。



5.ケチカン
(KETCHKAN)

ケチカンはアラスカ最南端に位置し、トンガス海峡に面して街は細長く伸びています。漁業と観光が主な産業で、かつて「世界のサーモンの首都」と呼ばれていたそうです。

海峡沿いにカラフルな家が並ぶ オープンデッキは暑いので日陰で一服

この日も天気が良く、オープンデッキでは暑いくらい。ケチカン入港前は4階のプロムナードデッキから景色を眺めていました。

アラスカの足 水上飛行機 狭い海峡を横切る渡船

水上飛行機はアラスカではポピュラーな乗り物です。ケチカンの空は水上飛行機が頻繁に飛び交っています。トンガス海峡は狭い海峡なので、日本の尾道のような渡船が対岸との間を結んでいます。

ケチカン港に入港

ダイヤモンド・プリンセス(左)
オーステルダム(中)
出港するゴールデン・プリンセス(右)

港に接近するとゴールデン・プリンセスが出港の最中で、ザイデルダムはゴールデン・プリンセスと入れ替わりに接岸しました。

ケチカンの町並み 観光用の馬車

港の周りは土産物屋などの観光客相手の店が並んでいます。また、観光用の馬車が街中を巡っています。クリーク沿いの町並みは雰囲気が出ていてお勧めです。

ケチカンクリーク沿いの店

ケチカンはミスティフィヨルドへの観光基点でもあります。ミスティフィヨルドはその名のとおり霧に包まれた幻想的な景観のフィヨルドとして知られています。私は、行きは水上飛行機、帰りは高速艇でミスティフィヨルドを訪れるツアーに申し込みました。水上飛行機の乗場まではザイデルダムの桟橋からバスで僅か10分の距離です。3グループに分かれて水上飛行機に乗り込んでいきましたが、我々のグループに待ったが掛かりました。ミスティフィヨルドの天候が悪いらしい。他のグループの人も戻ってきてしばらく待機していましたが、結局ツアーは中止になりました。
実は前回のアラスカクルーズでもミスティフィヨルドのツアーが中止になったので今回はリベンジのつもりだったのですが、残念。 結局、他のツアーへも行けず、街中を徒歩で回っただけでザイデルダムに戻りました。

この夜、ザイデルダムは予定より3時間半遅れてケチカンを出港しました。乗船客のアクシデントが理由です。現地旅行会社のツアー(船会社主催ではない)で水上飛行機が墜落し、ザイデルダムの乗船客が犠牲になりました。墜落した場所は、私が行くはずだったツアーと同じ方面です。


6.インサイド・パッセージ
(INSIDE PASSEGE)

昨夜、時間を1時間進めました。今日は終日航海日なのであまり影響はありません。

最後の航海日はイベントが目白押しで、忙しい一日でした。
私が参加したイベントだけでも、早朝のストレッチ、クルーのお別れ挨拶、アラスカ野外デッキバーベキュ、マジックショー、バックステージツアー、氷の彫刻、お別れバラエティーショー、フィリピンクルーのショーとなりました。


氷の彫刻 セレナーデ・オブ・ザ・シーズ

インサイド・パッセージはクジラに出会える絶好のポイントですが、イベントが多くて海を見ている時間はほとんどありませんでした。
夕方、同じバンクーバーに向かうセレナーデ・オブ・ザ・シーズがザイデルダムを追い抜いていきました。


7.バンクーバ(VANCOUVER)

昨夜スーツケースをパッキングして出したので、部屋の中は片付いています。ザイデルダムとももうお別れです。船内会計の最終会計はかなり遅れて部屋に入りました。朝食は9階のリドレストランで取りましたが、最終日でもルームサービスが可能です。

ライオンズゲートブリッジの下を通る

バンクーバーの街が見えてきた

ザイデルダムの前に、ダイヤモンド・プリンセスが先にカナダプレイスに入港しました。セレナーデ・オブ・ザ・シーズは往きと同じ埠頭に既に接岸済みです。

ダイヤモンド・プリンセスに続いてカナダプレイスに接岸

下船後の予定に応じたダグを前夜スーツケースに付けました。私のはオレンジの2番です。下船後そのまま空港に行くので、早目の下船順です。岸壁では乗船客のツーツケースの搬出が続いています。入れ替わりの積み込む食材の箱が積み重ねれています。

下船は順調に進みました。港では、アメリカの出国手続きとカナダの入国手続きが同時に行われます。手続き終了後、シャトルバスで空港に向かいました。所要時間は往きと同じくらいでしたが、空港ターミナルが車で混雑していたため、バスはターミナルの外で30分位時間待ちをしました。


(1)寄港地の紹介
(バンクーバ〜インサイドパッセージ〜トレシーアーム〜ジュノー〜スキャグウェイ)

(2)寄港地の紹介
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(3)ザイデルダムの船内
(4)アラスカで出会った船


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