ふなむしのページ

新日本海フェリー スイートルームの旅
らいらっく
(2020/10/19~20)

らいらっく(新日本海フェリー)
総トン数18,229トン
全長199.9m 幅26.5m
2002年就航

GOTOトラベルキャンペーンと新日本海フェリー独自の「秋旅 GOGO割プラス」を利用して、北海道往復スイートルームの船旅をしました。

船名
月日 入港 出港
らいらっく
敦賀 10/19 09:30
新潟 21:30 22:30
秋田 10/20 05:05 06:15
苫小牧東 16:45
はまなす 小樽 23:30
舞鶴 10/21 21:15

【料金】(往き、帰り同額)

◆基本料金(片道):54,900円(スイートルーム:期間A)
 ◇一人部屋貸切:無料(期間A)
 ◇GOGO割プラス:30%割引(55才以上、2か月前まで予約)
 ◇GOTOトラベル:35%割引
◆割引後料金(片道):24,980円
◆地域共通クーポン(片道):6,000円分支給

らいらっくの乗船記(10/19敦賀~10/20苫小牧東)
はまなすの乗船記(10/20小樽~10/21舞鶴)


【敦賀乗船】

敦賀港のフェリーターミナルはJR敦賀駅から約5.5Kmの距離です。駅から連絡バス(所要15分 350円)が運行されていますが、出港時刻ギリギリにターミナルに着きます。ターミナルで写真を写す時間を取りたかったので、今回はタクシーを利用しました。

「らいらっく」と僚船の「ゆうかり」は新潟~秋田~苫小牧東を週6便運航していますが、週1回だけ敦賀まで延長して運航しています。敦賀~苫小牧東の直行便が20時間35分で運航しているのに対し、新潟と秋田に寄港する寄港便の「らいらっく」は苫小牧東まで31時間15分掛かります。

途中2つの港に寄港して長く乗船していられるこの航路は船好きにとって楽しい航路です。今回の北海道往復は、この敦賀発の寄港便に合わせてスケジュールしました。

船首のラウンジやスモーキングルームの窓は、保護板で封鎖されています。今年は新型コロナの影響で、早めに覆ってしまった様です。

直行便 現役「すいせん」の模型 先代「すいせん」の模型

新日本海フェリーのインターネット予約の場合は、e乗船券を自宅で印刷して持って行くとターミナルでの乗船手続きが不要です。しかしGOTOトラベルキャンペーンの割引手続きのためには、同乗者も含め全員乗船手続きの列に並ぶ必要があります。往復で予約の場合でも、帰りの乗船港で再度手続きが必要です。
必要資料(STAYNAVIのクーポン、本人確認書類)を事前に用意していくとスムーズですが、手続きに長時間掛っている人も少なくありませんでした。

乗船手続きをしているうちに乗船開始になりました。

乗船開始

【エントランス】

らいらっくのエントランスは、ハロウィンの飾り付けで華やかです。




【スイートルーム】

船室は「Emerald 003」左舷の部屋です。らいらっくには4部屋スイートルームがありますが今航海は満室です。寄港便の苫小牧行きは日本列島に沿って北上していくので、陸が見える右舷側の船室が人気です。キャンセルが出たら部屋の変更をしようとインターネットで何度も確認しましたが、キャンセルは出ませんでした。

広くて、十分な設備を備えた船室です。こんな部屋で世界一周できれば最高です。


陸に近いところを航海するので意外に電波が拾えます。しかし、左舷側の船室なので電波が途切れることも多いです。
らいらっく船内では無料WiFiサービスが利用できます。30分間の接続が1日5回まで利用可能です。モバイルデータ通信とWiFiを上手く使い分けると、航海中不自由ありませんでした。ただし、新日本海フェリーのWiFiサービスは衛星通信を使っていないので、陸から遠く離れると使えなくなります。

クローゼットには、浴衣とバスローブがあります。朝風呂に入って、バスローブを着てベランダでコーヒーを飲むのは最高です。

らいらっくのバスルームは、バスタブの外で身体を洗うタイプです。桶と椅子があります。バスルーム内にシャワーブースがありますが不要に思います。バスタブが他の船より小さめなのは、このシャワーブースの性かもしれません。
洗面所の入口に扉もカーテンもなにもありません。脱衣場所がリビングエリアから丸見えです。翌日乗船した「はまなす」はそこにカーテンがありました。

らいらっくは2002年就航で新日本海フェリーでは最古参ですが、全般的に綺麗に維持できていると思います。しかし傷みが出ている個所もありました。バスルーム周りの内装板の下部が、長い範囲に渡ってボコボコ凹みがあります。配管のトラブルの跡かもしれません。ベランダに出る扉のサッシ部分には塩が吹いているような所もあります。

スイートルームの利用者はグリルの食事が無料で食べられます。昼食と夕食は一般のお客さんもグリルを利用できますが、グリルの朝食はスイートルーム客専用です。

船室にDVDデッキが設置してあります。DVDのソフトが1本無料で借りられるのですが、興味ある作品がありませんでした。

先日新日本海フェリーの系列の「ぱしふぃっくびいなす」がクルーズ再開の発表をしました。「早速パンフレットが置かれている」とページを捲ってみましたが、新型コロナでキャンセルとなった古いクルーズのパンフレットでした。

【敦賀出港】

定刻より少し早く離岸しました。

ほくと(近海郵船)
敦賀~苫小牧航路RoRo船
CRIMSON SATURN(八馬汽船)
木材チップ船

【昼食】秋の豊漁

指定された時間に食事券を持って行きます。壁側の席には、テーブルを仕切るためのハンガーラックがありましたが、今航海では壁側の席は使われていませんでした。

グリル「スーニオン」

サーモンの燻製棒寿司 イクラ掛け 鮭の麹漬(左)
秋烏賊俵造り あしらい色々 おろし生姜(右)

秋味鍋 鮭と旬の野菜色々
うどんが入っている
季節の果物(葡萄、梨)

【らいらっく の船内】

フォワードサロン「La Plage」は閉鎖中 スモーキングルーム「Submarine」は利用可能

外から見ると、船首にあるフォワードサロンとスモーキングルームの窓は保護板で覆われていて閉鎖しているように見えましたが、スモーキングルーム「Submarine」は利用可能でした。但し、窓から外は見えません。

カフェ
奥(船尾)はグリルの入口

プロムナード(左舷)
奥(船尾)はレストラン

窓はレストラン
その外側はバーベキューガーデン

【すずらんと の行き会い】

15時頃、能登半島の猿山岬沖で敦賀に向かう「すずらん」が遠くに見えました。

【夕日】


日没は17時05分頃でした。

【夕食】北海道の海と大地の恵みグルメ Thanksディナー

小さなお楽しみの前菜
蝦夷鹿のテリーヌ ピクルスと共に

北海道産帆立とポルチーニ茸のキャベツ包み
ポルチーニ茸クリームソース
北海道産セロリラブのピューレとチップ
秋のコンソメスープ
ゆり根と舞茸の香り

北海道産ブランド秋鮭「銀聖」のポワレ
白子のベニエとイクラ添え
      ディル風味のサワークリーム柚子の香りのアクセント
北海道産牛フィレ肉の真空調理
マッシュルームとトリュフ風味のオニオンクリームソース

オーセントホテル小樽謹製
チョコレートのテリーヌとホワイトチョコレートのアイスクリーム

昼食の際に座った席が、私の指定席になりました。航海中同じテーブルで食事を取りました。

【新潟港寄港】

新潟港には21:30入港予定ですが、50分くらい早着です。

ときわ丸(佐渡汽船) 佐渡汽船のターミナル

新潟港に着岸中に佐渡汽船のときわ丸が入港してきました。

岸壁からは、牛と思われる鳴き声がしきりに聞こえてきました。かなりの頭数が居る感じです。
この船に乗せられたのでしょうか。北海道に連れていくのは逆方向のようにも思います。別のところに連れていかれたのでしょうか。

新潟港出港

【秋田港寄港】

秋田港には05:05に入港です。1時間くらい前から船内放送が始まるので、苫小牧まで乗船する場合は就寝前に船室のスピーカーをOFFするのが必須です。それでも通路の音が微かに聞こえてきます。やがて個室のキーを回収するスタッフの声も聞こえてきました。らいらっくはカードキーではなく、大きなりっぱなキーです。

朝湯に浸かって、バスローブを羽織って、ベランダでモーニングコーヒーしました。インスタントコーヒーなのがちょっと残念。風がないので寒くありません。

秋田港出港は06:15です。同じ頃、朝日が登っていきます。

秋田港港外で、秋田経由で新潟に向かう「ゆうかり」と行き会いました。


【朝食】

朝食はちょっと早めで7時からです。グリルの朝食はスイートルーム客専用で、一般のお客さんは利用できません。
スイートルームの他のお客さんは皆さん秋田で下船したので、朝食は私一人です。敦賀から乗船して秋田で下船するお客さんは多いとのこと。

このシーズンのグリルの朝食は、北行は洋食、南行は和食です。残念ながらコーヒー、紅茶は付いていませんが、別料金で注文可能です。

【船から見える景色 秋田・青森】

秋田県、青森県の景色は、左舷側の私の船室から見られません。デッキに出る必要があります。

入道崎(秋田県)

岩木山(青森県) 竜飛岬(青森県)

【昼食】

昼食は他の利用客がありました。

新日本海フェリーのグリルのメニューは季節ごとに変わります。北行昼食、夕食、南行昼食、夕食の4種類のメニューが決まっていて、各船で共通です。
敦賀~新潟~秋田~苫小牧東の寄港便は、北行は昼食を2回取り、南行は夕食を2回取ります。

この日の昼食は航海中2回目の昼食となり、何が出るのか楽しみでした。ひょっとして南行の昼食が出たりするのかなあと思っていましたが、全くの別メニューでした。私以外の利用客は私が昨日の昼食に食べたメニューです。

ホエール豚丼
3種の蕎麦膳
抹茶ケーキ

たった4回の食事でしたが名残惜しいです。ウエイターさんの丁寧な見送りでグリルを出ました。

【船から見える景色 北海道】

松前方面 函館山

日浦岬 恵山

【苫小牧東港 入港】

北海道の日の入りは早いです。

苫小牧東港入港予定は16:45ですが、10分ほど早着です。


先代「すずらん」の模型

苫小牧東港はJR苫小牧駅から東に30Kmの位置にあります。近くに日高本線の浜厚真駅がありますが、ヒグマの出没情報が出る場所でもあり、利用できません。
苫小牧東港からは南千歳行きの連絡バス(所要45分 1020円)が出ています。連絡のバス乗車は、船内の受付で予約します。

【地域共通クーポン】

敦賀港のフェリーターミナルで6,000円分の地域共通クーポンを受け取りました。乗船日と下船日が有効期限で、利用可能地域は北海道と隣県の青森です。
新日本海フェリーの各船内は、レストラン、カフェ、グリル、売店で利用可能です。今回の航路では、北海道、秋田、新潟、福井のクーポンが利用可能でした。

私は下船後、JR札幌駅のお土産店とデパートで全てのクーポンを使い切りました。

らいらっくの乗船記(10/19敦賀~10/20苫小牧東)
はまなすの乗船記(10/20小樽~10/21舞鶴)


2020年乗船記へのリンク

トップページへのリンク