サンプリンセス 日本発着クルーズ
サンプリンセスの船内A
(2013/4/27〜5/6)

SUN PRINCESS(プリンセスクルーズ)
総トン数 77,441 トン
全長261m 全幅32m

(1)寄港地の紹介@(横浜〜広島)
(2)寄港地の紹介A(長崎〜釜山〜博多〜横浜)
(3)サンプリンセスの船内@
(4)サンプリンセスの船内A(このページ)
(5)クルーズで出会った船@(広島)
(6)クルーズで出会った船A(長崎〜釜山〜博多)


3.オープンデッキ

サンプリンセスのオープンデッキは、中央部に2つのプールと3つのジャグジーがあり、屋内(屋根つき)のプールはありません。

オープンデッキで目立つのは大きなスクリーンで、映画の上映をしています。 「おかえり、はやぶさ」や「おとうと」など日本の映画も上映していました。 昼間は水着姿で見ていた映画も、5月の夜は寒くなります。 夜の鑑賞用に専用のマットと毛布が用意されていて、近くでポップコーンも売られているので、ポップコーンを食べながら毛布に包まっての鑑賞が可能です。

夜の映画鑑賞
毛布に包まって熱心に見ている人がいました

スクリーン下の造船所の銘板

サンクチュアリ

サンクチュアリは「大人のための野外リラクゼーションスペース」です。残念ながらほとんど利用者はなかったようです。 利用料は半日で$25です。

デッキ7のプロムナード

デッキ7のプロムナードは船を一周できますが、船首と船尾は通路が狭くなっているので、走るのにはちょっと危険を感じます。

デッキ7では歩くだけにして、走るのはデッキ12のジムが良さそうです。 走った後は、火照った身体をジャグジーで癒すことができます。
スタジオでは各種のプログラムが用意されています。 ストレッチやセミナーは無料で、ピラティスやヨガなどは$13でした。

ジム スタジオ
ジムの後ろの
デッキ(a little to the right)
ジムに隣接するジャグジー


4.ラウンジ

昨年乗船したコスタ・ビクトリアとサンプリンセスとは総トン数では大きな違いはありませんが、パブリックスペースはサンプリンセスの方がずっと広く感じます。 また、いずれのラウンジも窓に面しているので、昼間でも明るく利用しやすいです。

@ ビスタラウンジ

サンプリンセスの大きなイベントは、船尾のビスタラウンジと船首のプリンセスシアターで開催されます。

昼間のビスタラウンジ

Aホイールハウスラウンジ

定期航路華やかしき時代の客船を思わせる重厚なラウンジです。 夜はバンド演奏に合わせてダンスをしている人が集まっていました。

プリンセスシアターへの通路
舞台衣装やスコアーが展示されている
ホイールハウスラウンジの入口
古い客船の絵画や調度品
が飾られている
夜のバンド演奏

ホイールハウスラウンジには、P&Oの懐かしい客船の模型が展示されていました。

STRATHMORE STRATHNAVER
IBERIA ARCADIA
この船には神戸港で
出会った事があります

ホイールハウスラウンジの隣にはフューチャークルーズ・セールス・デスクがあって次回のクルーズが予約できます。乗船中に次のクルーズを予約すると一人あたり$15〜$150のクレジットがもらえます。予約金1万円が必要ですが、期日までにキャンセスすると予約金が返却されます。 プリンセスクルーズのどの船でもOKで、係りの人から「このコースは右舷が良い」などのアドバイスを得て、キャビン番号まで指定できます。未だ予定が決まらない人は、特定のクルーズを指定せずに、オープン予約だけすることもできます。

Bランデブーバー

ランデバーは夜には寿司バーに模様替えされます。 日本人の寿司職人が乗船していて握ってくれます。 寿司バーは食べ放題ではなく、注文に応じて支払います。

ランデバー

Cシューティングスターズディスコ、アートギャラリー

ディスコでは夜にはダンスパーティが開かれていました。 アートギャラリーやオークションは最近のクルーズ船では定番となりました。

シューティングスターズディスコ アートギャラリー

Dカジノ

オープンする日が終日航海日と釜山出港日に限定され、カジノを楽しみに乗船した人にはお気の毒でした。 スロットマシーンはキャッシュレスです。クルーズカードをマシーンに挿入してチャージすることができます。 チャージしたお金はクレジットカードから引き落としです。

カジノ

Eアトリウムラウンジ

夜にはピアノ演奏がありました。

Fアトリウム

ウエルカムパーティやシャンパンウォーターフォールはここで開催されます。 パッセンジャーオフィースやショアーエクスカーションデスクもここにあります。

パッセンジャーオフィースデスク前の端末にクルーズカードを通すと、現時点の船内での支払額を確認できます。

ATM アカウント明細書発行機


5.その他の施設

@インターネットカフェ、ライブラリー

インターネットはインターネットカフェのパソコンや、客室やパブリックスペースではWiFi経由でスマートフォンから利用できます。 
料金は $0.79/分 (お得なパック 100分=$69、250分=$129、425分=$169、600分=$199)

今回のクルーズは日本近海のクルーズで、日本の携帯会社の電波が届く区域が多かったので、船のインターネットサービスは使用しませんでした。

終日航海日に陸地から離れた場所を航海中にスマホを確認したら、アンテナが強い電波を捉えていてローミング中の表示になっていました。 サンプリンセスではローミングサービスを実施して洋上でも携帯電話が使用可能です。 データ通信も可能なので、思わぬ高額請求のリスクを回避するためには、ローミング中のデータ通信はOFFしておく必要があります。

インターネットカフェ ライブラリー

携帯電話がなかった頃、新さくら丸の日本一周の途中「卓袱料理を食べに行きましょう」と長崎に入港する前の日に、船舶電話から長崎の老舗の料亭に電話をして予約をした事がありました。この頃は、港に入港するとNTT(電電公社だったかも)の係員がやってきて、岸壁から電話線を引き込んで船内に臨時の電話を設置していたように記憶しています。

14年前にアラスカクルーズに行った時には、港のインターネットカフェからふなむしのページの掲示板に書き込みしたこともありました。 アラスカの港の岸壁には沢山の公衆電話がありましたが、家族や恋人への電話なのか、乗組員の人で埋まっていました。

今回のクルーズでは長崎や博多に寄港した時、岸壁の待合所の一画がスマポやタブレット端末を持った非番の乗組員で混雑していました、無料のWiFiスポットがあるようです。

Aキッズルーム

キッズルームの入り口 キッズ向けに様々なプログラムがありました

鯉のぼりは、アトリウムにも飾られていました。

Bショップ

クルーズの終わりにメインダイニングでバーゲンセールがありましたが、所謂売れ残りの処分で、船名入りの私のほしい物は見つかりませんでした。 ショップで正価で買うしかありません。

ショップ

C階段の絵画など



6.キャビン

部屋は掃除が行き届いていました。 クローゼットの中のハンガーやTVのリモコンも完璧です。(コスタ・ビクトリアはそうでなかった) 

TVは多機能タイプでなく、見るだけのTVです。 バスローブと部屋用の使い捨てスリッパが用意されていました。 スリッパはこのクルーズのためだけかも?

バスルームのシャワーは、シャワーヘッドが固定式のタイプでちょっと使い憎い、洗面台との仕切りはカーテンです。 ロイヤルカリビアンのブース式が好きです。
洗濯物用の紐がありました。

エアコンの冷房はほとんど最強にしていましたが、他の部屋の方には冷房が効きすぎるとの意見もありました。 

キャビンエリアの中に船客用のセルフランドリーがありました。 洗濯機、乾燥機、洗剤が各々$2で使用できます(¢25コインが必要)。 アイロン(無料)も利用できます。 私は乗船して直ぐにスーツケースの中で皺がついたシャツにアイロンがけしました。  以前乗船したスタープリンセスにも船客用ランドリーがあったので、船客用ランドリーの設置はプリンセスの特徴みたいです。 但し、スタープリンセスは無料でした。

インサイドのキャビン 日本茶のティーバックと湯沸かし器が用意されています
日本式のコンセントは1個のみです
タオルで作った鳥とナイトチョコレート 部屋の扉の郵便受け


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