ふなむしのページ
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シャチの骨格標本(知床羅臼ビジターセンター) |
シャチウオッチングを主目的に北海道・知床を旅してきました。
①北海道・知床の旅(このページ)
②羅臼シャチウォッチングクルーズ
神戸・関空ベイシャトルは神戸空港と関西空港を結ぶ高速船です。高速船に乗船すると神戸空港の駐車場が無料になるので、自家用車で空港に行きたい人には便利でお得です。運賃は片道1,880円、往復3,060円。
神戸空港の駐車場は乗船場の横にあります。関西空港の乗船場から関西空港のターミナルまでは連絡バスで移動します。
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神戸港に到着した「かぜ」 | 関西空港に到着した「かぜ」 |
当初は6月の旅行を予定していましたが、ピーチ航空の関西~女満別、関西~釧路が4月~6月に運休となったため、7月に予定変更しました。
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傘を差して飛行機に搭乗 |
LCCのピーチはボーディングブリッジを使いません。雨天で傘を差して搭乗するので時間が掛かり出発が遅れました。
空港でレンタカーを借りて羅臼まで移動しました。ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路の途中は霧が掛かっていましたが、知床峠は晴れて羅臼岳が綺麗に見えました。
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羅臼岳 | 羅臼側 |
知床峠から羅臼側に少し下ったところで雲海が見えました。
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左は羅臼岳、右に雲海が広がっている |
羅臼温泉のホテル峰の湯に2泊しました。天然温泉のあるホテルです。夕食はボリューム一杯で満腹になりました。北海道は7月14日まで全国旅行支援の対象なのでお安く宿泊できました。
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夕食 | 朝食 |
7月6日朝7:00朝食を取るため自室から食堂に向かっている時に携帯が鳴りました。「高波のため、クジラ・イルカ・バードウォッチングクルーズは本日午前・午後ともに欠航」との事。神戸を出発する時から天気予報を見て覚悟していたのでショックはありませんでした。
ゆっくり朝食を取った後、温泉に入りました。雨が降っているので露天風呂は諦め、内湯に浸かりました。
知床羅臼ビジターセンターはホテルから車で約2分の近さです。知床の自然を映像やパネル、剥製や骨格標本で説明しています。
説明は充実していて分かりやすいです。
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知床羅臼ビジターセンター |
展示室の中央に大きなシャチの骨格が展示されています。
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シャチの骨格標本 | トド |
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親子のヒグマ | 鮭を食べるヒグマ |
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エゾタヌキ |
シマフクロウは絶滅危惧種ですが保護の成果が出て徐々に数が増えているとのこと。
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シマフクロウ |
昼食は道の駅にある知床食堂で黒ハモ丼を食べました。見た目は鰻ですが、鰻より柔らかくて歯ごたえはありません。癖はなく美味しく頂けました。黒ハモの正式名はイラコアナゴで羅臼以外には出回っていないらしい。
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黒ハモ丼 | 道の駅の屋上から見た羅臼港 |
羅臼の街中を歩いてみましたが、雨が降り続くので早々に退散してしまいました。羅臼川の向こうに羅臼岳があるはずですが見えませんでした。
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羅臼神社 | 羅臼川 |
15:00の浴室オープンと同時に温泉に入りました。この頃には雨が止んでいたので露天風呂が気持ち良いです。
このホテルの温泉は宿泊客以外でも利用できますが、宿泊客の状況により受入を停止することがあります。昨日は一般客NGの貼り紙がありました。今日は?
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夕食 | 朝食 |
この日の朝は欠航を知らせる電話はなく、期待に胸を膨らませて港に向かいました。
②羅臼シャチウォッチングクルーズの乗船記はこちら
午前中にシャチウォッチングクルーズを堪能した後、知床横断道路を通って半島を横断し、ウトロに移動しました。
知床五湖には地上遊歩道と高架木道があり、知床連山の雄大な景色や知床五湖周辺の動物や植物を目にすることができます。高架木道はヒグマ避けの電気柵が設けられていて自由に散策できます。
地上遊歩道の散策は季節により制限があります。ヒグマとの遭遇の恐れがない季節は個人行動が可能ですが、5/10~7/31はヒグマ活動期に当たり知床五湖登録引率者のガイドツアーへの参加が必須です。ガイドツアーは事前にツアー会社で予約しますが、余席があれば当日知床五湖フィールドハウスで申し込む事もできます。
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知床五湖の場所 | 知床五湖 散策コース |
私はピッキオ知床のツアーを予約しました。今夜宿泊のホテルからピッキオ知床の送迎車で知床五湖フィールドハウスに送ってもらいました。
知床五湖フィールドハウスで事前にレクチャーを受けた後、10分間隔で各社のツアーが出発します。トイレを済ませレクチャー開始時刻に集合するとガイドさんから「先行グループがヒグマに遭遇したので以降のツアーが中止になった」と説明を受けました。
ヒグマと人が遭遇するとヒグマも興奮しているので、その興奮が解けるまでツアーは再開できません。この時間帯では再開は日没になってしまうのでこの日のツアーは中止になりました。
ガイドさんから翌日のツアーへの変更、代替ツアーへの振替の提案がありました。女満別~関空のフライト時間を考えると翌日の知床五湖散策ツアーへの変更は無理なため、代替ツアーへ振替ました。知床五湖散策ツアーに参加予定だった方達は夫々の状況があり、代替ツアーに振り替えたのは私一人でした。
知床原生林&断崖絶景トレッキングは知床横断道路に面した知床自然センターの近くから出発します。遊歩道ではないので、道路のガードレールの隙間から森に入っていきます。ぬかるみがあるので長靴を借用しました。
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知床原生林&断崖絶景トレッキング |
※これ以降の部分は、ガイドさんから聞いた説明を基に記憶に頼って記載しているので誤りがあるかもしれません。悪しからず。
原生林トレッキングですが入口に近い部分は二次林です。二次林は大正・昭和初期に農業開拓で原生林を伐採したが途中で開拓を放棄したので、その後に成長した林です。樹齢が若く高さが揃っています。
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二次林 | ヒグマが引っ搔いた跡 |
けもの道を歩いて行きます。多くのツアー客が歩いて固めているので思ったより歩き安いです。
視界が悪いカ所に差し掛かると、ガイドさんが手を叩き、大きな掛け声を出します。ヒグマに人間の存在を知らせる為です。ヒグマとの出会い頭の遭遇が一番怖いです。掛け声の後、草むらからカサカサ音が聞えてくると動物が近くにいる恐れがあります。
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原生林に入っていく | ミミコウモリ |
崖の途中で一生懸命植物を食べているヒグマに遭遇しました。距離が離れているので安全上問題ありません。トレッキング途中に他のツアーと何度か行き会いましたが、ガイドさん間でヒグマとの遭遇情報を共有していました。
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崖にいたヒグマ |
遊歩道があって比較的行きやすいフレぺの滝は「乙女の涙」、こちらの滝は少し行き辛い場所にあるので「男の涙」と言われているらしいです。
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男の涙 |
「男の涙」は崖の途中から滝が流れ出ています。ここに地層の境界があるようです。
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男の涙 |
鳥の鳴き声が聞えるとガイドさんが鳥の名前を教えてくれます。肉眼や双眼鏡で鳥の姿を捉えられることもありますが、写真に写すのは難しいです。
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キビタキ | ゴジュウカラ |
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おーろら(道東観光開発) | 象の鼻 |
海岸線に出ました。天気が良く知床岬まで見えます。この崖は遊覧船から見ると「象の鼻」に見えるらしい。
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遠くに知床岬が見える |
シマリスが口一杯に枯れ葉を銜えて運んでいました。
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シマリス |
サウナとビュッフェが高評価のホテルです。北海道は7月14日まで全国旅行支援の対象なのでお安く宿泊できました。
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ラルマニ(木樹の神) コタンコロカムイ(森の神:シマフクロウ) |
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お得な「部屋お任せ」で予約しましたが、夕陽が綺麗に見える部屋に宿泊できました。
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知床の夕陽 |
ホテルのメインダイニングは「ツリーサイドブッフェ」です。ダイニングの真ん中に大きな木がぶら下がっています。
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ツリーサイドブッフェ |
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ツリーサイドブッフェ |
(夕食)
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(朝食)
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部屋からの景色 山側 | 部屋からの景色 海側 |
ピッキオ知床のフレぺの滝ネイチャーウォークツアーに参加しました。ツアーは知床自然センターから出発します。ホテルからピッキオ知床の送迎車で知床自然センターまで送迎してもらいました。
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フレぺの滝ネイチャーウォーク |
遊歩道が整備されていて個人でも散策可能ですが、ヒグマの活動期であり万一の事に備えてガイド付きのツアーに参加しました。参加者は私を含めて3人です。
遊歩道の入口の案内板にはヒグマの目撃情報が書かれていますが、7月は毎日出没している様です。
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遊歩道の入口の案内板 |
※これ以降の文章は、ガイドさんから聞いた説明を基に記憶に頼って記載しているので誤りがあるかもしれません。悪しからず。
知床自然センターから少し歩いて森を越えると草原が広がります。シカが好む草は食べ尽くされて、シカが嫌いな植物が残っているとのこと。
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草原の向こうに知床の山々 |
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海岸線まで来ると遊覧船のエンジン音が聞えてきました。
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おーろら3(道東観光開発) | カムイワッカ88(ゴジラ岩観光) |
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右端がフレぺの滝 |
崖にシカが居ると教えてもらいましたが、私には確認できませんでした。
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フレぺの滝 |
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羅臼岳には雲が掛かっている |
ウトロ漁港に行ってみました。タイミングが悪くて観光船は居ませんでした。
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ウトロ漁港 | ゴジラ岩 |
ウトロから女満別空港に行く途中に「天に続く道」に立ち寄ってみました。
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天に続く道 |
多くの乗客が搭乗して混み合っていました。満席だったのかもしれません。
神戸空港の沖を通過中に海面に白波が見えました。悪い予感。
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神戸空港沖 ジャンボフェリー「あおい」が見える |
ピーチの飛行機は関西空港の第2ターミナルに着きます。空港と各都市を結ぶ空港バスは国内線ターミナルの前に並んでいるのに、神戸・関空ベイシャトルの乗船場行き連絡バスの乗場は国内線ターミナルから真逆な位置にあり長い距離を歩く必要があります。何故こんな僻地にあるのか不思議です。まるで嫌がらせを受けている様な場所です。
連絡バスに乗車して乗船場に着くと既に乗船が始まっていました。乗組員が「本日は揺れるので、船酔いし易い人は後ろの席をご利用下さい」と言っていました。後部客室はそこそこお客さんが乗っているのに前部客室はガラ空きです。窓際の席に座りたかったので前部客室の後ろの方の座席に座りました。
関空を出港すると直ぐに揺れ始めました。ドスーン、ドスーンという激しい揺れなので、意外に船酔いする人は少ないかもしれません。到着が遅れるとの船内放送がありましたが、遅れは僅かでした。
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無事神戸港到着 |
神戸空港駐車場から自家用車で自宅に帰りました。船の揺れが気にならない人には便利なアクセス経路です。