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フェリーふくおか(名門大洋フェリー) 総トン数:15,025トン 全長:195m 全幅:27.8m 就航:2022年3月 |
せっつ(阪九フェリー)、フェリーふくおか(名門大洋フェリー)に乗船して、阪神~新門司を往復してきました。
①阪九フェリー せっつ乗船記(2022/4/14)
②関門海峡周辺を散歩した(2022/4/15)
③名門大洋 フェリーふくおか乗船記(2022/4/15)
JR門司駅から無料連絡バスを利用しました。
名門大洋フェリーは1日2便ですが名門大洋フェリーが使用しているのは1バースのみです。ターミナル前の岸壁から1便が出港した後、隣の岸壁に居た2便がターミナル前に移動してきます。
私が新門司港に到着すると、ターミナル前の岸壁には1便のフェリーきたきゅうしゅうⅡが着岸していて、私が乗船する2便のフェリーふくおか は南側の岸壁に着岸していました。
定刻17:00、1便のフェリーきたきゅうしゅうⅡが岸壁を離れ始めると、間もなくフェリーふくおか も舫が解かれました。
フェリーふくおか(左) フェリーきたきゅうしゅうⅡ(右) |
フェリーきたきゅうしゅうⅡ が岸壁を離れる |
フェリーふくおか 解纜 |
出港する フェリーきたきゅうしゅうⅡ |
岸壁を移動するフェリーふくおか(左) 出港するフェリーきたきゅうしゅうⅡ(右) |
2便の乗船開始は18:30です。出港が19:50なので1時間20分前の乗船です。名門大洋フェリーの1便や、他の多くの会社が出港の1時間前に乗船開始としているので、2便は早めの乗船です。
この日は金曜日なので混雑を予想していましたが、乗船開始を待っていたのは団体客1組と僅かな個人客のみでした。
出港までの時間を有効に使うため、まず大浴場に行きます。独り占めとはいきませんが、大浴場も未だ空いています。
レストランのオープンは19:00なので入浴後直ぐにレストランに行くとオープン時間に間に合います。入口に並んでいる人もいましたが、列は短く直ぐに入られました。
レストランはバイキング形式です。新造船就航のキャンペーンを実施していて割引価格で利用できます。
夕食:通常1600円→割引価格1000円、朝食:通常750円→割引価格500円
名門大洋フェリーのバイキングのメニューはバラエティーに富み、フェリーの中では上位に来る満足度です。
レストラン入口 | レストラン |
出港時間が近づくにつれ、レストラン内は混雑してきました。
フェリーふくおか は定刻19:50に岸壁を離れました。レストランの窓際の席から出港風景を見ることができました。
離岸 | 陸上スタッフの見送り |
岸壁から真横に移動 | 船首の向きが変わり始めた |
スマホのAISアプリで東京~新門司航路の はまゆう が接近しているのが分かったので、デッキに出てみました。巨大船を示す航海灯が点滅しているので見つけやすいです。
はまゆう(東京九州フェリー) |
フェリーふくおか は7年前に就航したフェリーきたきゅうしゅうⅡクラスと船内施設と配置がよく似ています。フェリーきたきゅうしゅうⅡクラスからの大きな変更点は、2等の大部屋が無くなった事と、エントランス周辺が広くなり、華やかになった事です。
エントランス 7階 |
エントランス 階段 |
エントランス 6階 |
記念撮影ポイント | 就航祝いの花 |
売店とインフォメーション |
左舷 プロムナード | 右舷 テレビラウンジ |
柳原良平さんのリトグラフ「LOUNGE」 |
キッズルーム | コインロッカー |
広い通路 |
大浴場 | テレビラウンジ |
以前は深夜になると、ラウンジのソファーで寝ている人が当たり前のように居ましたが、この船には居ませんでした。大部屋廃止の効果の一つかもしれません。
夜の展望ラウンジ | 朝の展望ラウンジ |
夜の展望ラウンジは明かりを落として、窓外の景色を見易くしています。窓際には星座の位置を示す星座早見盤がありました。
星座早見盤 |
8階 スイート、デラックス室前の通路 |
ビビり音は全くありませんが、時折突き上げるような大きな振動を感じました。シングルルームが並ぶ区画ですが、夜遅くまで話し声が聞こえてきました。
名門大洋フェリーのナイトウエアはガウン風です。浴衣の様にはだけないので使い安いです。
ファーストSの船室 |
夜中に目が覚めたのでデッキに出てみました。瀬戸大橋を通過した後でした。
船尾から見た 瀬戸大橋 |
この便のメリットは、日が昇って明るくなった明石海峡を見られる事です。
間もなく明石海峡 | 先行するフェリーりつりん |
新門司から徳島へ向かうフェリーりつりん(オーシャン東九フェリー)が本船の前を先行していました。通常は豊後水道から太平洋を航行しますが、台風接近により荒天を避けるため瀬戸内海を航行していました。さらに本船の後には、宮崎から神戸に向かうフェリーたかちほ(宮崎カーフェリー)も航行していますが、距離が離れていて目にすることはできませんでした。フェリーたかちほ はこの航海が記念すべき初航海です。
明石海峡に向け 大きく舵を切る |
間もなく明石海峡大橋を通過 |
左:神戸舞子 | 右:淡路島 |
明石海峡大橋を通過 |
明石海峡大橋を通過 |
せっつ(阪九フェリー) |
往きに乗船した せっつ(阪九フェリー)が直ぐ後ろを航行しています。
デッキの最後部に行くと身体が上下に大きく揺さぶられます。この揺れ(振動)が船室にも伝わってくるものと思います。
左:淡路島、右:神戸舞子 |
船尾のデッキの手摺が錆が浮いた様な状態で非常に汚いです。新造船でこの状態は驚きです。スクラバーの排水の影響との声がありますがどうなんでしょうか。
船尾デッキの手摺 全体が錆が浮いた様な状態 |
レストランは6:40からオープンしています。明石海峡通過を見終えてからレストランに行くと、満席で入場制限していました。多くの空席があるように見えましたが、コロナ感染対策もあって入場者数を抑えている様です。そろそろ下船準備に掛かるお客さんもいるのでも回転は早いです。
さんふらわあさつま(フェリーさんふらわあ:大阪~志布志) |
さんふらわああいぼり(フェリーさんふらわあ:大阪~別府) |
しゅり(近海郵船:東京~大阪~那覇) |
左 おれんじえひめ(オレンジフェリー) 右 フェリーきたきゅうしゅうⅡ(名門大洋フェリー) |
着岸 | おれんじえひめ(オレンジフェリー) |
おれんじえひめ(オレンジフェリー) | フェリーふくおか(名門大洋フェリー) |
下船する人の流れを見ていると、多くのお客さんが乗船していたことが分かります。
USJ行きのシャトルバスの案内が船内放送で流れていました。名門大洋フェリーのウエブサイトでは運休中となっているので旅行会社のセットプラン用かもしれません。
左 おれんじえひめ(オレンジフェリー) 右 フェリーふくおか(名門大洋フェリー) |
手前 おれんじえひめ(オレンジフェリー) フェリーきたきゅうしゅうⅡ(名門大洋フェリー) |
フェリーふくおか(名門大洋フェリー) |