にっぽん丸 in 金沢 |
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ゴールデンウィークに にっぽん丸の日本一周クルーズに乗船しました。 金沢〜東京 日本半周の区間乗船です。 1983年の新さくら丸の日本一周クルーズがふなむしにとっての初めてのクルーズで、この時には東京〜鹿児島〜境港〜金沢に乗船したので、今回のにっぽん丸の乗船で、33年かけて日本一周を完乗したことになります。
予定 | 実際 | ||||
港 | 入港 | 出港 | 港 | 入港 | 出港 |
金沢(石川) | 5/3(火)17:00 | 金沢(石川) | 5/3(火)17:00 | ||
男鹿(秋田) | 5/4(水)10:00 | 5/4(水)17:00 | 男鹿(秋田) | 5/4(水)08:00 | 5/4(水)12:00 |
松前(北海道) | 5/5(木)09:00 | 5/5(木)17:00 | 函館(北海道) | 5/5(木)07:00 | 5/5(木)19:00 |
八戸(青森) | 5/6(金)09:00 | 5/6(金)17:00 | 八戸(青森) | 5/6(金)09:00 | 5/6(金)17:00 |
終日航海 | 5/7(土) | 終日航海 | 5/7(土) | ||
晴海(東京) | 5/8(日)10:00 | 晴海(東京) | 5/8(日)10:00 |
強い低気圧の通過のため、男鹿の入出港時刻が大幅に変更となり、北海道の寄港地が松前から函館に変更されました。
久しぶりの金沢だったので、乗船前日の5月2日に金沢に入り、砺波チューリップフェアと金沢市内を観光しました。
金沢までは大阪からJRサンダーバードを利用しました。 金沢駅から砺波までは北陸自動車道経由の北陸鉄道バスが便利です。 但し、便数が少ないので往きはバス(所要35分)、帰りはJR城端線/あいの風とやま鉄道(所要1時間30分)を利用しました。
平日だったのでゆっくり園内を見学できました。 今年は暖かい日が多かった性か、見頃が過ぎたチューリップがあったり、プランターのチューリップが首を擡げていた(水不足?)のが残念でした。
低気圧の接近で午後から荒れ模様になる予報だったので、朝早くから市内観光に出かけました。
JR金沢駅 |
北陸新幹線開通後の金沢人気はTV番組などで見聞きしていましたが、金沢駅は凄い数の観光客です。 この日は祝日なので前日(5/2)とは雰囲気が違います。
ホテルの宿泊にバスの1日フリー乗車券(大人500円)が付いていたので、これを使って観光しました。 金沢駅のバスターミナルは長蛇の列でしたが、バスの臨時便も出て捌いていました。
江戸時代初期に完成した大野庄用水 | 武家屋敷跡 野村家 |
尾山神社 |
ひがし茶屋街 |
兼六園 |
近江町市場で昼食を取りましたが、こちらも凄い数の人で、待ち時間1時間30分でした。
悪天候の天気予報にも拘わらず、雨や強風に合うこともなく、金沢市内を観光できました。 JRサンダーバードはこの日午後の便を運休したので、前日に金沢入りして正解でした。
にっぽん丸が接岸しているのは無量寺ふ頭です。JR金沢駅西口からタクシーで約20分です。 岸壁近くにバス停がありますが、運航時間が限られていて実質利用できません。
スーツケースは宅配で事前に送付しています。 にっぽん丸専用ダイヤル(クロネコヤマト)での受付ですが、料金は一般の宅配料金と同一です。 プリンセスやロイヤルカリビアンの宅配料金がかなり割高だったので、それに比べると良心的です。
岸壁のテントで手荷物を預けて乗船です。 乗船受付は船内で実施しましたが、乗船券と乗船カードを交換しただけで終わりです。1分掛かっていません。
乗船時に手荷物のセキュリティチェックはありません。(その後の各寄港地でも手荷物のセキュリティチェックがなかったけど大丈夫なのでしょうか?)
キャビンに行くと、宅配のスーツケースも、岸壁で預けた手荷物も届いていました。
金沢乗船者の避難訓練は船内放送で注意事項を聞くのみです、船内放送は出港間際に流されたので、出港風景を見ることを優先してしまい船内放送を十分に聞いていません。 にっぽん丸の乗船客はリピータがほとんどなので問題ないのかもしれませんが、ひと度事故が起こって犠牲者でも出れば問題視されることでしょう。
ダンスの見送り | |
この夜のイベントは「アスール★プラ★プティ★コンサート」。 にっぽん丸ハウスバンドのコンサートで1回公演でした。 22:15からは入船亭扇治師匠の落語会がありました。
5/4の船川港は悪天候により、入出港時刻が2度変更されました。変更されるたびに寄港時間が短くなっていきました。
(1)当初の予定 入港 10:00 出港 17:00
(2)5/3夕方変更 入港 08:00 出港 15:00 (5/4 夕刻 最大瞬間風速 21m/sの見込み)
(3)5/4朝変更 入港 08:00 出港 12:00 (5/4 正午 最大瞬間風速 21m/sの見込み)
その影響でオプショナルツアーの時間変更や行先変更がありました。
私は標高355mの寒風山展望台から男鹿半島を眺望し、男鹿半島最北端の入道崎から日本海を一望するツアーに申し込んでいました。 天候が悪いので景色は絶望と思いつつ指定されたバス(予定時刻より早発)に乗車したら、行先の変更を知らされました。 ここでキャンセルも可能でしたが、折角の男鹿半島なのでツアーに参加することにしました。
変更後の行先は、「なまはげ館」見学と「菜の花ロード」です。
なまはげ館 |
なまはげ館には、男鹿市内各地区150枚(110体&40枚)のなまはげ面が展示されていて、地区毎の面の違いが良く分かります。
菜の花ロード |
ゴールデンウィーク初めは桜が満開で、菜の花との共演が見られたとのことですが、今年は温暖で名残の桜が見られただけです。
にっぽん丸のオプショナルツアーは料金が高いのが難点。 2時間程度の食事無しツアーが7,000円〜7,500円。 5時間から6時間の食事付きツアーが15,000円〜17,000円。
船内まで なまはげ が来てくれました |
慌ただしい寄港を終えて船川港を出港する頃天候が回復してきて、雲に隠れていた寒風山の頂上も見えてきました。
船川港の向こうに寒風山が見える |
フェアウエルパーティでのキャプテンの話では、船川港の代替として能代港と秋田港への打診をしたがどちらもNG。もし船川港に入港できなかった場合は、抜港しかない状況だったとのこと。秋田港は飛鳥Uが居て2隻受け入れが不可能だった様です。
乗船客全員が船内で昼食を取ることになったため、ビュッフェ形式から着席式の食事に変更になりました。
波に揺れるタグボート |
男鹿半島最北端の入道崎を航行する頃、イルカの群れが遊びに来てくれました。
その後船内放送があり、明日の寄港地が松前から函館に変更になったことが知らされました。
入道崎沖 |
この夜のイベントは、高橋孝民謡団コンサートで、津軽三味線の演奏と東北民謡が聞けました。食事時間に合わせた2回公演です。 21:15からは弦楽四重奏団の演奏もありました。
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