SERENADE2(オランダ) 総トン数 1,700トン 全長110m 全幅11.4m 全高8.5m(操舵室を下降させた場合6m) 喫水1.5m 乗客定員137人 2007年就航 |
(1)寄港地の紹介(アムステルダム〜ユトレヒト〜アーネム〜ケルン〜ボッパルト〜リューデスハイム)
(2)寄港地の紹介(マンハイム〜ラシュタット〜ブライザッハ〜バーゼル)(このページ)
(3)セレナーデ2の船内
(4)ライン河で出会った船
入港 | 出港 | ||
アムステルダム(オランダ) | 4/29 06:00 | 4/28 18:00乗船 | |
ユトレヒト(オランダ) | 4/29 08:30 | 回航 | アムステルダム観光 キューケンホフ公園観光 |
アーネム(オランダ) | 回航 | 4/29 19:00 | |
ケルン(ドイツ) | 4/30 11:00 | 4/30 16:00 | ケルン観光 |
ボッパルト(ドイツ) | 5/01 04:00 | 5/01 08:30 | |
ライン河古城渓谷クルーズ | |||
リューデスハイム(ドイツ) | 5/01 13:00 | 5/01 23:00 | リューデスハイム観光 |
マンハイム(ドイツ) | 5/02 08:30 | 回航 | ハイデルベルク観光 |
ラシュタット(ドイツ) | 回航 | 5/02 16:30 | |
ブライザッハ(ドイツ) | 5/03 06:00 | 5/03 16:30 | コルマール観光 リックヴィール観光 |
バーゼル(スイス) | 5/04 00:00 | 5/4 8:30下船 |
ライン河クルーズは朝が最高です。木立から鳥の鳴き声が聞こえたり、街中では地元の人が犬を連れて散歩していたり。マンハイム入港は、朝もやの中の到着となりました。
マンハイム入港 |
ハイデルベルクは、1386年に創設されたドイツで最古といわれるハイデルベルク・ループレヒト=カールス大学がある街です。ネッカー川及び旧市街を見下ろす高台にはハイデルベルク城があります。
ドイツも天候不順でようやく春本番、赤と白のマロニエが綺麗です。草木の緑も濃淡があって綺麗です。
ハイデルベルク旧市街 |
この季節はホワイトアスパラガスのシーズンで、歴史あるホテル「騎士の家」の昼食ではアスパラガスのスープが出ました。お土産に「Heidelberg
Student's Kiss」のチョコレートを買いました。
ハイデルベルクの街並み |
プファルツの国を治める選帝侯の居城であったハイデルベルク城を見学しました。日本人ガイドの方からハイデルベルク城の波乱万丈の歴史を説明を受けました。ガイドさんの説明が旨いと、その観光ポイントの印象も強く残ります。
ハイデルベルク城の古い門 | ハイデルベルク城の内部 |
ハイデルベルク城からの眺め | 街からハイデルベルク城を望む |
ハイデルベルクを観光している間に、セレナーデ2はラシュタットに進んで我々の乗船を待っていました。
ラシュタット出港 |
ラシュタットの上流には、水位差を調整するための閘門が多数あり、セレナーデ2もこれらの閘門を通過していきます。閘門通過はライン河クルーズの一大イベントです。
ライン河は水門で水量がコントロールされているので、船が安定して航行できます。一方、黒海に注ぐドナウ河には水門が無く、川の流れを自然に任せているので水量が安定せず、渇水によりクルーズ船が運航できなくなることもしばしば発生するとの事。
閘門通過の流れ
@前側(上流側)の扉が閉まった閘門の中に、船は進みます(動画が表示されます)
A船が閘門の中に入り終わると後側(下流側)の扉が閉まります
B閘門内に注水され、水位が上昇して船が徐々に上昇して行きます
C船が上流の川と同じ高さになると注水が止まります
D前側(上流側)の扉が開き、信号が赤から青に変わると、船は閘門から出て行きます(動画が表示されます)
閘門の扉は、観音開き式に開閉する扉や、上下に上昇・下降する扉があります。
閘門その@ | |
幅の広い閘門は2隻同時に入ります | 船が入り終わると後ろの扉が閉まります |
閘門そのA | |
上下昇降式の扉 | 底から渦を巻いて閘門内に水が入ってくる |
閘門そのB | |
閘門に慎重に接近 | 観音開き式の扉 |
壁に密着 | 壁側のボラードも水位と一緒に上昇 |
閘門そのC 夜の閘門通過。この閘門の幅はセレナーデ2の全幅ぎりぎりのサイズ |
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壁に船体をぶつけながら、右に左に揺さぶられて入っていきます | 入り終わると注水開始 |
水位上昇中 | 観音開きの扉が開く 信号はまだ赤 |
ブライザッハはドイツの街ですが、この日観光するコルマールとリックヴィールはフランスです。 上流に向かってライン河の左岸はドイツ、右岸はフランスです。 セレナーデ2を下船して後、橋を渡ってフランスに入国します。
ブライザッハ入港 | |
後から到着した船がセレナーデ2の隣に接舷 | 隣の船の乗客は、トップデッキからセレナーデ2に乗り移って セレナーデ2の舷門から上陸します |
コルマールの旧市街は中世のルネサンスの街並みがよく保存されています。歴史の中では、ドイツに属したり、フランスに属したりと、何度も国が変わっています。ガイドさんの祖母は、何度も国籍が変わったとの事。
コルマールの街並み | |
街の中を水路が走り、プチヴェニス(小ヴェニス)と呼ばれています | |
『イーゼンハイムの祭壇画』が有名なウンターリンデン美術館 |
ぶどう畑の中の小さな村がリックヴィールです。街並みの美しさが観光客を集めています。この辺りの名産はコットン生地です。また、コウノトリが多く飛来するので、コウノトリをモチーフにしたお土産品が多いです。
リックヴィールの街並み | |
リックヴィールの入り口? | 村の周囲はぶどう畑 |
セレナーデ2の横を白鳥が泳いでいます | ブライザッハ出港 |
ライン河クルーズの最終港 バーゼルには。もっとスイスらしい景色を期待したのですが、殺風景な港でした。 バーゼルで下船後、バスでチューリッヒに向かい、チューリッヒ空港から帰国しました。
バーゼル入港 |
(1)寄港地の紹介(アムステルダム〜ユトレヒト〜アーネム〜ケルン〜ボッパルト〜リューデスハイム)
(2)寄港地の紹介(マンハイム〜ラシュタット〜ブライザッハ〜バーゼル)(このページ)
(3)セレナーデ2の船内
(4)ライン河で出会った船