SERENADE2(オランダ) 総トン数 1,700トン 全長110m 全幅11.4m 全高8.5m(操舵室を下降させた場合6m) 喫水1.5m 乗客定員137人 2007年就航 |
(1)寄港地の紹介(アムステルダム〜ユトレヒト〜アーネム〜ケルン〜ボッパルト〜リューデスハイム)(このページ)
(2)寄港地の紹介(マンハイム〜ラシュタット〜ブライザッハ〜バーゼル)
(3)セレナーデ2の船内
(4)ライン河で出会った船
入港 | 出港 | ||
アムステルダム(オランダ) | 4/29 06:00 | 4/28 18:00乗船 | |
ユトレヒト(オランダ) | 4/29 08:30 | 回航 | アムステルダム観光 キューケンホフ公園観光 |
アーネム(オランダ) | 回航 | 4/29 19:00 | |
ケルン(ドイツ) | 4/30 11:00 | 4/30 16:00 | ケルン観光 |
ボッパルト(ドイツ) | 5/01 04:00 | 5/01 08:30 | |
ライン河古城渓谷クルーズ | |||
リューデスハイム(ドイツ) | 5/01 13:00 | 5/01 23:00 | リューデスハイム観光 |
マンハイム(ドイツ) | 5/02 08:30 | 回航 | ハイデルベルク観光 |
ラシュタット(ドイツ) | 回航 | 5/02 16:30 | |
ブライザッハ(ドイツ) | 5/03 06:00 | 5/03 16:30 | コルマール観光 リックヴィール観光 |
バーゼル(スイス) | 5/04 00:00 | 5/4 8:30下船 |
セレナーデ2のライン河クルーズに参加しました。 セレナーデ2は日本の旅行会社が所有するオランダ船籍の客船で、日本人に合ったサービスを売りにしています。乗客はすべて日本人。乗組員はオランダ人を中心とした多国籍です。
アイスランドの火山噴火が心配でしたが、ヘルシンキ経由で予定通りアムステルダムに到着する事ができました。アムステルダム港はスキポール空港からバスで30分足らずの距離です。アムステルダム港はアムステルダム中央駅の北側に位置していて、駅の裏側になります。
港には多数のリバークルーズ船や遊覧船が見られます。また、対岸とを結ぶ両頭のフェリーが多数の通勤通学客と自転車を積んで頻繁に発着を繰り返しています。
アムステルダム港のリバークルーズ船 セレナーデ2は一番外側(沖合い側)の船 |
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隣の船と舷側同士を 接して停泊している |
セレナーデ2には 「アマデウスダイアモンド」の 船内を通って乗船 |
対岸とを結ぶフェリー |
アムステルダム中央駅 (東京駅のモデルと言われる) |
聖ニコラス教会 |
アムステルダムの運河 |
4/28の夜はアムステルダム港に停泊です。この夜トラブル発生。バルブの故障でお湯が出ない。全室バスタブ付きが売りのセレナーデ2ですが水風呂でした。
翌4/29早朝に目を覚ますと、大型クルーズ客船が入港して来ました。ロイヤルカリビアンの客船です。直ぐにデッキに出てみるとヴィジョンオブザシーズの名前が読み取れました。オランダの港といえばロッテルダムが思い浮かびますが、アムステルダムにも大型船が入港することを知りました。
アムステルダムに入港する ヴィジョンオブザシーズ |
仲良く並ぶリバークルーズ船 |
同じ場所に停泊していたクルーズ船の中では、セレナーデ2がトップを切って出港しました。港内では、先ほど入港してきたヴィジョンオブザシーズや、多くの帆船(観光用?)が見られます。さすが伝統ある海運国オランダ
朝6:00(サマータイム適用)に アムステルダムを出港 |
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客船ターミナルの ヴィジョンオブザシーズ |
帆船達 |
ライン河は、ロッテルダム近郊に河口があり北海に注いでいます。アムステルダムからライン河の本流へは運河を通って行きます。
早朝の運河は静寂で、小鳥の囀りが直ぐ近くに聞こえています。運河沿いには、牧草地が多く見られます。鉄道と並走している場所では、如何にもヨーロッパ風の電車が走り抜けて行きます。
アムステルダム近郊の運河 | |
朝靄の中、運河沿いの木々からは 鳥の囀りが爽やかに |
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牧草地には、牛や馬が |
ユトレヒトに入港後、今朝出港したばかりのアムステルダムにバスで戻ります。魔か不思議な行程ですが、この後の日程を考慮して船を先に進ませるのが目的の様です。
アムステルダムの市内を車窓から見学後、ゴッホ美術館で生のゴッホを見てきました。
翌日4月30日はオランダの祝日「クイーンズデー」。前ユリアナ女王のお誕生日で、街中オレンジ色の飾りつけで準備万端です。翌日は凄い人出で大騒ぎになるとのこと。
ユトレヒト入港 | 昼間のアムステルダム中央駅 |
アムステルダム観光の後は、チューリップで有名なキューヘンホフ公園に行きました。通常4月の終わりはチューリップの盛りは過ぎ、年によっては寂しい公園を訪れる事になるらしいのですが、今年のオランダは春先の天候不順で、チューリップの生育が遅れ、今が見頃となりました。幸運。
公園近くのチューリップ畑 | 公園内の風車 |
我々が、アムステルダムとキューケンホフ公園を観光してい間にセレナーデ2はアーネムに進んでいました。キューケンホフ公園からアーネムへの道路は渋滞していてアーネム到着が1時間以上遅れてしまいました。通常のクルーズなら慌てるところですが、乗客全員が一緒なので船が先に出港してしまう心配はありません。
セレナーデ2に戻ると、おしぼりと飲み物で乗組員が迎えてくれました。キャビンに戻るとお湯も出ていて一安心です。この夜に予定されていたウェルカムパーティーは時間を遅らせて開催です。
ケルンは、世界遺産の大聖堂で有名な都市です。オーデコロンの名前は、フランス語の「ケルンの水」から来ているとの事。
セレナーデ2の停泊場所から大聖堂までは徒歩で行ける距離です。頑張って塔の上まで昇ってきました。
ケルンに到着 | |
ケルン大聖堂 | 大聖堂の内部 |
大聖堂の塔からの景色 | |
ケルン出港。舷側からリモートで操船中 |
古城渓谷クルーズの時間調整のため?ボッパルトにしばらくの間に停泊しました。昨夜ラウンジで演奏していたチター奏者の方が、下船して行きました。
ボッパルト出港 | |
街のすぐ脇を航行するのも リバークルーズの魅力 |
ライン河クルーズのハイライトは古城渓谷クルーズです。どんよりとした生憎の天候で肌寒いクルーズになりました。途中から雨も降ってきましたが、何とか最後までデッキで頑張れました。
海の上では船は右側通行です。ライン河でもほとんどの場所は右側通行ですが、ところにより左側を通行する事がありました。川の瀬や淵など、流れの速さと関係があるのかもしれません。
ライン河沿いに数値が書かれた看板が見られます。ライン河を昇るにつれ、数値は小さくなります。この数値はライン河の源、スイスのボーデン湖からの距離を示しています。
シュテレンベルク城(左) リーベンシュタイン城(右) |
マウス城 |
マウス城 | ラインフェルス城 |
カッツ(猫)城 | |
ローレライ像 | ローレライ |
ローレライ | |
ライン河に沿って走る鉄道 | シェーンブルク城 |
グーテンフェルス城 | プファルツ城 |
シュタールエック城 | ライヒェンシュタイン城 |
ラインシュタイン城 | エンレンフェルス |
リューデスハイムはワイン醸造の街です。背後には広大なぶどう畑が広がります。
リューデスハイム入港 | |
リューデスハイムの セレナーデ2 |
ロープウェイでニーダーヴァルト記念碑まで登りました。下りはぶどう畑の中を歩いて下りてきました。ぶどう畑はまだ若葉が出た程度でした。
記念碑からの景色 | 記念碑横ではアルペンホルンの演奏 |
ぶどう畑の中を下りてきました |
リューデスハイムのつぐみ横丁は、細い小道の両側に居酒屋が並びます。店内では軽快な音楽に乗せ、歌とダンスで賑やかでした。しかし、お開きは意外と早かった。
夜のつぐみ横丁 |
(1)寄港地の紹介(アムステルダム〜ユトレヒト〜アーネム〜ケルン〜ボッパルト〜リューデスハイム)(このページ)
(2)寄港地の紹介(マンハイム〜ラシュタット〜ブライザッハ〜バーゼル)
(3)セレナーデ2の船内
(4)ライン河で出会った船