新日本海フェリーの旅(その2)
2007/4/27-5/3

新日本海フェリーの旅(その1)


3.フェリーしらかば(苫小牧〜敦賀)

【苫小牧】

新日本海フェリーの発着する苫小牧東港はJR苫小牧駅から30Kmの距離(タクシー利用の場合は8000円)にあり、徒歩客にとっては連絡バスの利用が必須です。JR苫小牧駅からの連絡バス(40分、700円)と、ゴールデンウィーク中はJR札幌駅からの連絡バス(1時間30分、1800円)がありました。私は、JR札幌駅からの連絡バスを利用しました。

苫小牧東港のフェリーしらかば

往きの舞鶴港で乗船券を受け取っているので港での受付なしで、そのまま乗船できました。今航も2等以外は満席です。

この航路のレストランの食事は、夕食(1600円)、朝食(1000円)、昼食(1200円)、夕食(1600円)の4食ともに、通年に渡りバイキング形式です。他に、カフェとグリルレストランが営業していました。

レストランは出港前からオープンしていました。バイキングといえば太平洋フェリーの食事に定評がありますが、新日本海フェリーも負けていません。料理のレイアウトやレストランの雰囲気は太平洋フェリーが勝っているように思いますが、食事の内容は新日本海フェリーの方が私の口にあっているように感じました。

レストランの入り口で、食事中/終了を示すカードを貰います。「食事中」を表にしてテーブルに置いておくと、追加の料理を選んでいる間にトレーが片付けられてしまうトラブルがなくなります。

出港直後に揺れ始めました。大浴場は乗船後からオープンしていましたが、「動揺が激しくなると閉鎖する」とのアナウンスがありました。結局、出港後約1時間で閉鎖されてしまいました。

その後は揺れは続きましたが、津軽海峡を抜ける頃にはおさまり、竜飛岬の灯台と漁火がはっきりと見えました。

【秋田】

船尾から見た秋田港 雨の中の出港

朝、目が覚めると雨が降っていました。7時頃秋田港港内で、苫小牧に向かう フェリーあざれあ とすれ違いましたが、うっかりして写真を取り損なってしまいました。

4Fのフォワードサロン 3Fのチルドレンコーナ

以前乗船した時より船内の禁煙化が進んでいます。船内各所には喫煙所があって、絶えず利用者がありました。

しらかばの各公室には、北欧に関連する名前が付いていますが、共通性はあるのでしょうか?
WHITE BIRCH(レストラン)、ROSE ANCIEN(グリル)、TAPIOLA(カフェ)、FINLANDIA(フォワードサロン)、BERGEN(スモーキングルーム)

プロムナード カフェラウンジ

ステンドグラス

往きに乗船した「はまなす」との違いは、船内のインテリアが木目調であるところです。新日本海フェリーが同型船を建造する場合は、内装を変えるのが一般的でしたが、「あざれは」はどんな内装なのでしょうか。 機会があれば乗船して比較してみたいです。

特等の船室

特等のキャビンは、はまなすと比べて大きな違いはありません。但し、バスルームの水周りは、年数を経た痕があります。

雲が懸かった鳥海山

秋田港を出た後は、降ったり止んだりの空模様でした。

グリルレストラン

「しらかば」でも昼食をグリルでとりました。北海道産の食材を多く使い、パスタも特徴があり全体的に満足できました。アミューズにはブルーチーズが出てきました。私はチーズが好きなので何ら問題なかったのですが、嫌いな人も多いので、このメニューは如何なものでしょうか。

「はまなす」にはなかった、ナプキンが用意されていました。食後のコーヒーも付いていました。何か得した気分です。もし、これが逆だったら損した気分になっていたことでしょう。

グリルのランチ

【新潟】

新潟港に入港する時には、もう雨は上がっていました。

タグボートを使って接岸 船尾のジャクジーはCLOSE中

新潟港では、佐渡汽船の船を見ることができました。

新潟港を出港する おけさ丸

翼走に移る すいせい
(後方は 油回収船白山)
翼走で入港してきた
ぎんが

新潟港を出港する時には、陸上作業員が整列して見送ってくれました。

夜、カフェラウンジで歌謡ショーがありました。秋田、新潟で多くの乗船客が降りて行ったので、ゆったり見ることができました。
歌手の「あずさ愛」さんはゴールデンウィーク中、新日本海フェリーの各船を乗り継いでショーを開催しているとの事です。

あずさ愛さん
の歌謡ショー

【敦賀】

敦賀港には早朝の入港です。入港前に係りの人がルームキーの回収のため各船室を回ってきます。

フェリーが着く反対側の岸壁は釣り客でいっぱいでした。

早朝の敦賀港 フェリーターミナル

フェリーターミナルからJR敦賀港までは、連絡バス(15分、340円)が運行されています。時間は十分あるので、駅まで海岸沿いに歩いて行こうかと思いましたが、途中に発電所があったり、歩行者が利用できないトンネルがあったりするので、断念しました。

敦賀港の フェリーしらかば

新日本海フェリーの旅(その1)


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