ギャラクシー アラスカクルーズ
1999年6月11日〜18日
コースと寄港地(2)

ギャラクシー
セレブリティークルーズ
77,713総トン
全長264m 全幅 32m
乗客定員1870人 乗組員900人

1.コースと寄港地(1)
2.コースと寄港地(2) (このページ)
3.ギャラクシーの船内生活
4.クルーズで出会った客船


**ヘインズ**
ヘインズは、人口がギャラクシーの船客数と同じ位の小さな街です。近郊には白頭鷲の保護区があり、ショアーエクスカーションには白頭鷲の観察ツアーもありました。この港には夕方入港して、深夜に出港する慌ただしいスケジュールです。
日の出が午前3時40分、日没が午後10時20と夜が短いうえに、日没後もなかなか真っ暗にはならない。 港近くのスパーマーケットに行くと乗組員みらしき人が沢山来ていました。乗組員の買出し地になっているようです。

**グレーシャーベイ**
アラスカクルーズのハイライトは、グレーシャーベイです。
グレーシャーベイは数多くの氷河が流れ込む湾で、国立公園になっています。環境保護のため一日に入れるクルーズ客船の数に制限があり、その枠を各船会社が取り合う形になります。この地域で古くからクルーズを実施しているプリンセスクルーズとホランドアメリカンに優先権があるらしく、ギャラクシーはシーズンの始めと終わりのわずかの期間しかグレーシャーベイに入ることができません。船は湾の奥のお目当ての氷河を目指して湾内をゆっくりすすみます。湾の入口で係管が乗船してきて、海や島に居る動物を逸早く見つけて教えてくれます。

氷河の極近くまで接近する
氷河はギャラクシーよりはるかに高い

氷河の前では充分に見学できるようしばらく停泊した後、反対側の客室からも良く見えるように、船の向きを変えてまたしばらく停泊しました。グレーシャーベイは雑誌などではよく紹介されていますが、氷河のスケールや回りの雰囲気は実際に見て初めて実感できました。時折、氷河がくずれ落ちますが、大規模な物には遭遇することはできませんでした。以前は、汽笛を鳴らして無理やり落としたこともあったようですが、現在ではそのようなことはありません。
デッキでは「ホットチョコレート」と言いながらウェイターが売歩いていましたが、売れ行きはさほど良くなかったようです。それだけ暖かかったということです。
寒い中、毛布にくるまりながら氷河をみるのも、アラスカらしくて良いのかもしれませんが。

氷河の前で回頭する
ラインダムと出会う

**ケチカン**
坂の多い街に住宅が崖にそって立っていて木製の階段が道路と住宅の間を結んでいます。少し町中を歩いてみましたが、この階段は息が切れます。
港のそばには可愛らしい御土産店が並んでいます。

港の御土産店
川沿いのレストラン

ケチカンでは、水上飛行機とボートによるミスティーフィヨルド観光に参加予定でしたが、これは悪天候のために中止になりました。
クルーズ中の天候は、雨が降ったりやんだり、時折晴れ間が覗いたりの繰り返しで、天候の変化が早く。一日中雨の日という日はありませんでした。気温は思ったほど寒くなく日本の春頃の気温ですが、曇ってきて急に気温が下がるようなこともありました。

岸壁の直ぐ横の御土産店
漁船やモーターボートが停泊するハーバー

**インサイドパッセージ**
帰り(南下)のインサイドパッセージは昼間に通過しました。インサイドパッセージは波が全くなく穏やかな海で、時折イルカが跳ねています。まるで瀬戸内海を走っているようです。但し航行している船の数は少ないです。この日は一日中デッキや展望ラウンジで景色を楽しみました。
7万7千トンの客船が「こんな狭いところを通っていいの?」と思うような水路を平気で進んでいきます。先日廃止された今治〜三原のフェリー航路を思い出してしまいました。瀬戸内派の私には大満足のコースです。

鏡のように静かな海
遠くに虹が出ていた

**バンクーバー**
バンクーバーには朝7時に入港しました。ケチカンから同行していたノールダムも相前後して入港しました。

バンクーバーの夜景
  

GOTO TOP OF LOG99

GOTO HOME