新日本海フェリー
すずらん、すいせん 乗り比べ(2)
すずらん乗船記
(2012/7/14〜7/16)

すずらん(新日本海フェリー)
(7/14 すいせん船上から)

(1)すいせん乗船記
(2)すずらん乗船記(このページ)
(3)内装の比較


2.すずらん(苫小牧〜敦賀) 2012/7/16

苫小牧出港は23:30 徒歩客の乗船開始は23:00です。


苫小牧東港の
すずらん

エントランス

両側にステートルームが並ぶ

すいせんと同じステートルームAですが、カーテンの柄とクローゼットの色が異なります。

ステートルームAのキャビン

乗船直後に風呂に行きました。 すずらん、すいせんには露天風呂があります。

露天風呂(天井がありません)

出港が30分位遅れました。 南航は時間的に余裕があるので(北航より航海時間が1時間30分長い)、問題ないみたい。

往きの大揺れとは異なり、静かな夜でした。

レストラン入り口

この日も開店直後に朝食を食べました。 最近のフェリーは4人掛けの四角のテーブルだけでなく、窓際の長いテーブルを設置する船が多くなりましたが、本船ではその傾向が顕著です。 

すいせんでは調味料が各テーブルに置かれていたのに、すずらんでは一箇所に固めて置かれていて不便です。 味噌汁の具はすずらんの方が多くて好評でした。 同型船でも運営方法に違いがあるようです。

バイキングの食事 長テーブルが多くなった

すずらんでもブリッジ見学を開催してもらいました。  夏の日本海と言えばイカ釣りの漁火ですが、昔と比べかなり少なくなっているとのこと。

ブリッジ見学会 船尾方向を見る

すいせんの反航は、靄がかかっていました。 すいせんが通り過ぎた後、雨も降ってきました。


すいせん

インサイドルームの明り取り

ブリッジ見学の後、コンファレンスルームで現代クルーズに関する講義がありました。
@欧州のクルーズフェリーの状況
・旅客の半分位が船旅目的
・EUが広がることにより免税が適用されず、航路を変更
・ドーバーでは、従来のクルーズフェリーとROROフェリーの役割を1隻で賄う

A東アジアへのクルーズ会社の進出
・船の大型化は料金の低価格と旅客の満足度向上を果たす
・中国起点クルーズは7万トンでは採算とれず、さらに大型化(14万トン)が必要
・日本のクルーズ船はどこに差別化を見出すか

コンファレンスルーム

カフェでは、ビンゴ大会とジャグリングショーが開催されました。

ビンゴ大会 ジャグリングショー

昼食はグリルで食べました。 通常夕食に出すメニューを昼食に出してもらいました。

グリル 和食の昼食

本船には、ペットルームとペットが散歩するためのドッグフィールドがあります。 狭いペットルームからドッグフィールドに出された犬達は、喜んでいました。

船尾デッキとドッグフィールド 束の間の開放感

午後エンジンルーム見学会が開催され、制御室だけでなく普段見れない機関室の隅々まで見学できました。

能登半島沖を通過

夕食はカフェテリア方式でしたは、レストランの入り口は行列で、なかなか掃けませんでした。 座席には余裕があったし、料理の供給もスムーズだったのですが、レジでつかえていました。 多客時にはレジを2箇所にするなどの改善が必要です。

出港時の遅れを取り戻して、定刻敦賀入港

敦賀入港

定刻入港だと、名古屋や大阪まで余裕で帰ることができます。


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