瀬戸内の旅
(松山〜広島〜呉〜三原〜尾道)その2
(2009/8/9〜8/11)


瀬戸内の旅(松山〜広島〜呉〜三原〜尾道)(1)
瀬戸内の旅(松山〜広島〜呉〜三原〜尾道)(2) (このページ)


【三原】

お役立ちサイト
・三原港の時刻表(三原市)
・みなとナビ 三原・尾道

JR三原駅に近い三原港の乗り場は改装されることもなく、以前と同じままでした。船の本数と乗船客数は少なくなっています。

三原港

幸運丸(三原海陸運輸)
向田(佐木島)〜三原
第十かんおん(土生商船
重井(因島)〜三原

ニューホウライ(ほうらい汽船)
瀬戸田(生口島)〜三原


5.三原〜瀬戸田 (生口島)
 『さんろまんすU』 (マルト観光汽船)

三原〜瀬戸田間は、マルト観光汽船・ほうらい汽船・三原観光汽船の三社が運行しています。乗船券は乗り場で購入する会社と、船内で購入する会社に分かれています。 マルト観光汽船は船内で購入します。

以前は、高速船、快速船、普通船など、多くの種類の便があって料金も異なっていたと記憶していますが、今は同一で800円です。陸路だと1000円を超えるので、料金面での優位性を持っています。

さんろまんすU(マルト汽船
瀬戸田(生口島)〜三原

シーホーク (三原観光汽船
瀬戸田(生口島)〜三原
しまなみ(三原観光汽船
沢(生口島 瀬戸田)〜須波(三原)


【瀬戸田(生口島)】

瀬戸田の乗り場の建物は以前のままですが、内部は殺風景になって、乗船場の雰囲気がありません。乗り場近くでは護岸工事中でした。護岸工事に合わせて乗り場の改装があるのかもしれません。

港の周囲を歩いてみましたが、商店街の多くの店が扉を閉めているような状況で、人通りも少なく閑散としていました。かつては、耕三寺への参道街として、多くの参拝者・観光客で賑わっていました。


瀬戸田港のニューホウライ ニューほうらい2(ほうらい汽船)
瀬戸田(生口島)〜三原

ニューみしま(瀬戸内クルージング
瀬戸田(生口島)〜尾道
ニューホウライ(ほうらい汽船)


6.瀬戸田(生口島)〜尾道  
『ニューみしま』(瀬戸内クルージング)

「瀬戸田運航」の航路を「瀬戸内クルージング」が引き継いで運行しています。瀬戸内クルージングは岡山県笠岡市に本社を置く、明治31年創業の老舗海運業者で、 本航路の他、笠岡-北木島航路カーフェリー、尾道-弓削島の高速船を運行しています。

本航路は、瀬戸田(生口島)〜沢(生口島)〜須の上(佐木島)〜重井(因島)〜新浜(尾道)〜尾道駅前 を結ぶ寄港地の多い航路です。船は年期が入っているようで、冷房が無いのか故障なのか解りませんが、船首の正面の扉を開放して、扇風機で換気です。この日の気温ではこれで十分快適でした。乗組員が若い方だったのが意外です。料金は800円(瀬戸田〜尾道)です。

ニューみしま(瀬戸内クルージング
瀬戸田(生口島)〜尾道

こまたき(尾道市営
細島〜西浜(因島)
第二さんよう(山陽商船)(重井港にて)
明石(大崎上島)〜小長(大崎下島)


【尾道】

お役立ちサイト
・尾道港からの航路(尾道市港湾振興課)

・みなとナビ 三原・尾道

尾道駅前の乗り場は立派なビルの1階にあり、上階はホテルになっています。尾道水道沿いの岸は整備され、公園と遊歩道になっています。 
尾道と言えば、岸辺が階段上になっていて、その岸には海産物を売る市場や食堂が雑多に立ち並ぶ、生活観溢れる街並みをイメージしますが、現在のその姿はイメージとは異なります。

しまなみ1(瀬戸内クルージング
瀬戸田(生口島)〜尾道
ジュゴン(瀬戸内クルージング

橋ができても、尾道-向島の渡船は生活の必需です。大人60円、車(5m未満)は100円。

第拾五小浦丸(福本渡船)
向島〜尾道

早朝の尾道水道
整備された水道沿いの遊歩道


7.尾道〜常石 『フェリーびんご』
(備後商船)

8.常石〜尾道 『フェリーびんご』
(備後商船)

私の好きなフェリー航路の一つです。この航路には度々乗船しています。多島美の景色が堪能でき、尾道造船と常石造船の大きな造船所の横を通るのも魅力です。

本航路は、尾道〜戸崎〜歌(向島)〜満越〜福田(百島)〜常石 です。以前は、マリンパーク境ガ浜に寄港する便もありました。戸崎から常石までは、本州と島を交互に寄港するコースです。今回は通勤時間帯から外れていましたが、それでも多くの乗船客がいました。料金は890円(尾道〜常石)です。

フェリーびんご(備後商船)
尾道〜常石
第拾弐小浦丸(福本渡船)
向島〜尾道

にゅうしまなみ(尾道渡船)
向島〜尾道
第二しまなみ(尾道渡船)
むかいしまT(向島渡船)
向島〜尾道

第一しまなみ(尾道渡船)
向島〜尾道
第二兼吉丸(尾道渡船)
向島〜尾道

尾道水道と千光寺山

歌戸丸(歌戸運航)
歌(向島)〜戸崎
満越港を出港

福田港(百島)を出港した 
ニューびんご(備後商船)尾道〜常石

クルーズフェリー飛龍と飛龍21の去就については気になるところです。両船ともに、沖縄航路の区間乗船で、名古屋〜大阪間を何度か乗船しました。2008年5月に名古屋港で飛龍21の最後の出港を見送った後、直ぐにどこか別の場所、別の国で活躍するものと思っていましたが、未だにここで係船中です。

係船中の
クルーズフェリー飛龍と飛龍21
(有村産業)

係船中のフェリー海龍(有村産業) 係船中の 
クルーズフェリー飛龍21(有村産業)

常石港の
フェリーびんご(備後商船)

帰りの便を待つ間に、マリンパーク境ガ浜に行ってきました。常石港から徒歩20分くらいの距離です。

境ガ浜も何度か訪れた場所です。水族館も見学したし、サウンズ・オブ・セトにも何度か乗船しました。瀬戸大橋の与島までのクルーズで知人がコンサートを開催したこともありました。 今は、ヨットハーバのみになってしまいました。

隣接した場所に「アンクル船長の館」があります。残念ながら休館日にあたり、入館することはできませんでした。
「アンクル船長の館」は閉館が決まり、柳原良平さんの作品やコレクションは、大阪市の海洋博物館「なにわの海の時空館」に寄贈されるとのこと。

係船中の
シーマックス(石崎汽船)
マリンパーク境ガ浜


9.尾道〜弓削 『ホワイトドルフィン』
(瀬戸内クルージング)

10.弓削〜尾道 『ホワイトドルフィン』
(瀬戸内クルージング)

鞆の浦に行く航路にも魅力がありましたが、休日のみの運航でこの日は休航でした。そこで、鞆の浦航路と同じ瀬戸内クルージングが運航する弓削島行きに乗船しました。料金は950円(尾道〜弓削)です

この航路は、尾道〜新浜(尾道)〜金山(因島)〜土生(因島)〜立石(生名島)〜弓削です。自転車と一緒に乗り込むサイクリング客もいました。船と橋を乗り継いで四国まで行くのでしょうか。


ホワイトドルフィン(瀬戸内クルージング
弓削島〜尾道

いきな(生名公営渡船)
生名島〜土生(因島)
第三いんのしま(三光汽船
金山(因島)〜赤崎(生口島) 

弓削島の
ホワイトドルフィン(瀬戸内クルージング
ニューうおしま2(上島町営航路
魚島〜弓削島〜土生(因島)

第一ちどり(芸予汽船
土生(因島)〜今治
しまなみ(土生商船
土生(因島)〜三原


2009年乗船記一覧に戻る