スター・プリンセス
(メキシカン・リビエラクルーズ)(1)
(2003/4/26〜5/3)

<後編へ続く>

Star Princess (Hamilton, Bermuda)
総トン数:109,000トン
全長:290m、全幅:36m
旅客定員:2600名 乗組員:1150名
推進方式:ディーゼルエレクトリック
就航:2002年

今年のゴールデンウィークはクリスタル・ハーモニーの中国クルーズに乗船予定でした。料金の払い込みも終わり、パスポートには中国ビザも取得済みでしたが、SARSの影響で直前になってクルーズ自体が中止になってしまいました。しかし、既にクルーズモードに入ってしまっていた私の欲求を抑えることができず、急遽同じ日程で参加できる、スター・プリンセスのメキシカン・リビエラクルーズに乗船することにしました。スター・プリンセスとは、処女航海で日本を訪れた時に、大阪港で真新しい船体を外から眺めることができましたが、こんなに早く乗船する機会が来るとは思っていませんでした。

このツアーの料金は、成田からロサンジェルスまでの往復航空機、7泊8日のクルーズの添乗員付きツアーで(ホテル泊なし)、インサイド258,000円(2人1室利用の場合)からです。他に空港税、港湾使用料が合計29,810円掛かります。ツアー参加者は10人でした。

寄港地 入港 出港
4/26(土)ロサンジェルス(米国) - 17:00
4/27(日)終日航海 - -
4/28(月)終日航海 - -
4/29(火)プエルトバヤルタ(メキシコ) 08:00 18:00
4/30(水)マサトラン(メキシコ) 07:30 17:00
5/1(木)カボサンルーカス(メキシコ) 07:00 14:00
5/2(金)終日航海 - -
5/3(土)ロサンジェルス(米国) 06:00 -

(1)ロサンジェルス

SARSの影響で成田空港はゴールデンウィークとは思えない程閑散としていました。飛行機も空席が目立ちました。ロサンジェルス空港から港までは船会社手配の送迎バスを利用しました。バスはピストン運転されているようで、我々のバスもほぼ満席で出発しました。港までは約1時間の距離です。クルーズのターミナルはコンテナ船用のガントリークレーンが並ぶ埠頭の一角の殺風景なところにあります。広い駐車場があります。船内のイベントでの司会者からの質問に「カリフォルニアから来た」と答える人がほとんどだったので、彼等の多くは車でターミナルまで来ているようのかもしれません。

乗船手続きは、上等船室用、一般船室用、外国人用に別れていて、外国人用は窓口が少なくかなり待たされました。ようやくチケットを受け取って乗船。舷門で乗船カードを機械に通すと、その場で顔写真が撮られて機械に登録されます。次回からの上下船時に、乗船カードを通すと私の顔写真が表示されます。

コンテナ船の横をすり抜けて出港する
デッキでは「ラブ・ボート」のテーマソングも流れている
船尾のプール
双眼鏡で右手遠くを見るとクィーンメリーの煙突が彼方に見えた
港の出口に向かって右舷側にはヨットやボートが多数係留されている
レストランも並んでいる


(2)プエルトバヤルタ

ロサンジェルスからプエルトバヤルタまでは、終日航海日2日を挿んで4日目の朝に入港しました。プエルトバヤルタは、高級リゾート地、別荘地として知られている街で、1960年代の映画「イグアナの夜」のロケ地となってから有名になったとのことです。

寄港地ではパスポートのチェックはなく、船内と埠頭でのチェックは乗船カードのみです。今回が初めてのメキシコでしたが、残念ながらメキシコの出入国スタンプは押して貰えませんでした。テロ以降手荷物のチェックは今も厳しく行われています。

ロサンジェルス出港後、時差で時計を2時間進ませ、
まだ暗い中の入港となった
港のすぐ近くに美しいビーチが伸びている

メキシコクルーズのショアエクスカーションの多くは、ビーチで日光浴、シュノーケーリング、ダイビング、釣り、ヨット、ボート、カヤックと如何にもマリンリゾート地のツアーです。

私は「Dolphin Encounter(いるかとの触れあい)」に参加しました。港から30分程バスに乗り、海辺のリゾート施設内のプールに案内されました。ヨットハーバやゴルフコースがある立派な施設です。最初にテープでイルカの生態についての説明を聞きましたが、英語の説明なので、何となく分かったかなあ?という感じです。その後いよいよプールに入ってイルカとのコミュニケーションです。プール内に網板が敷かれていて、そこだけ浅くなっています。板の上で待っていると、係員の合図でイルカが上がってきました。係員の説明を聞きながらイルカの身体に触れますが、イルカはじっと大人しくしていました。最後に参加者一人一人にキッスのプレゼント付きです。これらの模様をカメラマンがビデオとカメラで撮影していて帰りに販売してくれます。DVDとプロッピーディスクで受け取れるのは今風で便利です。

実は同じプールの反対側で、「Swim with the Dolphin」が開催されていました。実はこちらに参加したかったのですが、事前予約で申し込んだ人が多く、乗船時にはSOLD OUTになっていました。「Dolphin Encounter」も良いけど、「Swim with the Dolphin」はもっと楽しそうでした。

今回参加できなかった「Swim with the Dolphin」
これを見ると、うらやましい

プエルトバヤルタ出港後は、トロピカルデッキパーティー。深夜遅くまで船尾のデッキでドンチャン騒ぎです。スタープリンセスの船尾デッキはこのようなイベントには使い勝手が良さそうです。部屋で静かに休み方は、船尾のキャビンを避けた方が良いかもしれません。

プールに蓋をして、賑やかなデッキパーティー
最後には紙テープも乱れ飛んで!
(Prsented by Mizuno-san)


(3)マサトラン

マサトランもリゾート地として知られていますが、メキシコ大平洋岸最大の貿易港でもあり、岸壁には日本から輸入車が数多く見られました。

朝靄の中、マサトランに入港
Star Princessに続いて
Vision of the Seasが入港
横に並ぶと、こちらがちょっと大きい

マサトランは世界に知られた大物釣りのメッカ。初めてスポーツフィッシングに挑戦しました。

フィシングボートは、釣り客4人とキャプテンとスタップの6人が乗り込みます。沖合い30Km〜40Km付近まで出て、4本の竿を出します。餌は小魚(と言っても結構大きい)と疑似餌の併用です。「この竿はあなたの竿」「これは私」とアメリカ的公平さで当たりを待ちます。

ちょっと退屈しかけた頃、竿の一本に当たりが来ました。釣れたのは、8フィートのバショウカジキ(Sailfish)。でも残念ながら釣ったのは私ではありません。
また暫く波に揺られていると、今度は私の竿にも当たりが来ました。「いよいよ私の出番」と思いましたが、直ぐに逃げられてしまいました。またもや残念と思ったら、隣の竿にヒット。私の魚が隣に行ってしまったようです。

こちらの魚はクロカジキ(Marlin)、ボートメイトのニールさんが30分掛かって釣り上げました。このクロカジキは何と9フィート。「逃げた魚を大きかった。」
釣果のあった2人が竿を譲ってくれたので、私への割り当ての竿も増えましたが、その後は当たりはありませんでした。
竿に大漁旗(釣果を示す魚の絵が書かれた旗)を掲げて港に戻りましたが、他の船の釣果は乏しく、一匹も連れなかったボートもあったようです。結局我々のボートの2人が1位と2位を独占して、表彰状を貰っていました。

いざ出陣 後方にStarPrincessが見える
8フィートのバショウカジキ(SailfIsh)が釣れた
私の釣果でないのが残念
クロカジキ(Marlin) 最後のアガキ
こちらはニールさんが釣り上げた9フィートのクロカジキ(Marlin)


(4)カボサンルーカス

カボサンルーカスがその一画を占めるロス・カボスは、旅行ガイドブックに必ず載っている有名リゾート地です。海岸線に多くのリゾートホテルが並んでいるのが見えます。波の侵食でできたアーチロックは、どのガイドブックにも必ず写真が載っています。カボサンルーカスではスタープリンセスは沖止めとなり、テンダーボートで上陸します。

本テンダーボートと地元のボートで上陸
テンダーボートにも、親会社P&Oの社旗が翻る

カボサンルーカスでは、ヨットによるセーリングとシュノーケリングがセットになったツアーに参加しました。アーチロックも近くで見物できます。ヨットの上には餌を求めてペリカンが寄ってきます。

ヨットで出港
(Presented by Yamada-san)
屈強そうなクルー達
有名なアーチロック


(5)ロサンジェルス帰港

毎日天気の良かった今回のクルーズも、クルーズの終わりを待っていたかのように最終日は雨模様。朝早い入港だったので、入港のシーンを見損なってしまいました。
朝食を採っていると、丁度クルスタルクルーズの船が入港してきました。入港してきたのはクリスタルシンフォニー。日程では前日の夜、クリスタルハーモニーとすれ違っているはずです。乗り損なったクリスタルの船が、何故が私の近くに2隻もいたことになります。

雨のロサンジェルス港
隣に接岸したクリスタルシンフォニー

<後編へ続く>


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