ピアニストのシルビアさん |
位置:西経69-42 北緯40-34 天気:霧(のち晴れ) 気温:11℃(最高15℃ 最低13℃) |
朝から霧が濃くて何も見えませんでした。夕方には晴れ間が見えて、視界が良くなってきました。
ニューヨークでは80人くらいの乗組員が交代します。ヨーロッパではアムステルダムで乗組員の交代がありましたが、ニューヨークが最大になるようです。ニューヨークは各国への便数が多いし、フィリピン人クルーはビザの関係でニューヨーク下船が都合が良いとのこと。
オフィサー関係では、チーフパーサー、フロントオフィサー、総料理長、クルーズコーディネーターが交代します。キャビン担当のスチュワーデスやレストランのウェイターの何人かも交代するようで、船内各所で分かれの挨拶をしている光景を見ました。
顔見知りのフォトショップのスタッフは、「ニューヨークで降りないといけない」と残念がっていました。寄港地で入港時によく顔を合わせるのがフォトショップのスタッフです。寒い早朝でもデッキにスタンバイしています。私は自分の意志でそこにいるので苦になりませんが、何時あるのか、ひょっとしてないかもわからない、お客さんの記念撮影の要求に応えるために、そこに居続けるのは仕事とはいえ辛い事です。
昼のパームコートや、夜のマリナーズクラブでピアノを聞かせてくれたシルビアさんもニューヨークで下船します。
マリナーズクラブにはリクエスト一覧表が置いてあって、曲名ではなく番号でリクエストできます。しかし、何度も通っていると一覧表の曲はリクエストし尽して、他の曲をリクエストしました。日本語の曲名や日本語の題名がついている曲は、元の英語の名前が分からなくて苦労しました。せっかく曲名が分かっても、「その曲は弾けません」と断られることもありました。しかし、数日後に行くとその曲を弾いてくれました。その間に楽譜を調べてくれたようです。
私がディズニーやミュージカルの曲を何度もリクエストするので、お客さんのリクエストがない時でも私の顔を見つけると、そのジャンルの曲を弾いてくれました。
◆写真教室 高橋敦史さん
今回は6回目です。写真教室は毎回欠かさず出席しています。今回のテーマは「個性的な写真のヒント」です。
・できるだけ多くシャッターを押す
・写真を選ぶ目を見に付ける。写真の悪い点を察知してその写真を除外する
・物には美しく見える角度がある。並び方や形の美しさも意識する
・船の上でしか撮れない物、撮れない事を意識して被写体を選ぶ
・説明が必要な写真は完成度が低い
◆メインショー トリオ・リベルタ コンサート
3回目のコンサートです。他のアーティストはギャラクシーラウンジで2回が通常(パームコートで追加で1回コンサートをする場合はある)なので、異例です。今宵は、現代タンゴの革命児アストル・ピアソルの作品を中心に演奏されました。私にとっては聞き馴染みの薄い曲ばかりでやや不満です。
アンコールは明日の寄港地ニューヨークに合わせて「ムーン・リバー」。こちらは大満足です。
あさりのエスプーマ仕立て
サフラン風味 カクテル
牛ほほ肉のプラリネ 彩り野菜仕立て
マンハッタンクラムチャウダー
黒鯛のグリル マルテーズソース
フィレ肉のステーキ
カフェド・パリ マデラソース
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飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ乗船記