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世界一周への道
まとめ編

(3) 飛鳥Ⅱの食事

◆朝食


◇フォーシズンズダイニングルームの朝食

フォーシーズンズダイニングの朝食は、干物か焼き魚がメインになる和定食です。クルーズ途中で温泉玉子が黄身だけのかけ玉子に変わりました。また、中央のビュッフェコーナーにはヨーグルトやフルーツが置かれていましたが、途中から卵料理やソーセージなどの洋食が追加されました。前者は日本で積み込んだ卵を食べきり、海外産の卵に変わったのが理由と説明がありました。後者の説明はありませんでしたが、クルーズ中に2回実施された乗客へのアンケート結果に基づいて改善されたのではないかと思います。

温泉玉子が黄身だけのかけ玉子に変わった

◇リドカフェ、リドガーデンの朝食

リドカフェとリドガーデンはブッフェスタイルの朝食です。洋食と和食の両方の料理があります。オムレツコーナーでは、オムレツ、目玉焼き、グリルコーナーでは、ワッフル、フレンチトースト、パンケーキの焼きたてがサービスされます。 ”ちりんちりん”の音が聞こえると、焼きたてパンのワゴンサービスです。朝のリドでは、フレッシュにんじんジュースが人気でした。

オープンデッキで朝食 フレッシュにんじんジュースとワッフル

◇ビスタラウンジ、ビストロのコーヒー

ビスタラウンジ、パームコート、ビストロのコーヒー類、ソフトドリンクは、朝、昼、夜 いつでも無料です。

ビスタラウンジのアイスカフェオレ ビストロのカプチーノ

◆昼食、ティータイム

◇フォーシーズンズダイニングルームの昼食

昼食は、麺類、丼のことが多いです。

ざる茶蕎麦 すき煮

総本家にしんそば松葉が、昼はにしんそば、夜には会席料理を提供しました。飛鳥Ⅱの水から、良い出汁が出たとのこと。

総本家にしんそば松葉

◇リドカフェ、リドガーデンの昼食

クルーズ最初の昼食 中華のビュッフェ

リドカフェのオムレツコーナーでは、趣向を凝らした1品が供されることがありました。

暖かいデザート

◇ティータイム

パームコートでは、ティータイムに合わせてピアノの演奏がありました。

洋菓子 和菓子

ゲストパティシエとして長江桂子さんが乗船し、新作スイーツのお披露目がありました。このスイーツは今後の飛鳥Ⅱのクルーズでも供されます。聖護院八ッ橋の和菓子も出ました(肝心の八ッ橋は出なかった)。八ツ橋は後日、夕食のデザートとして出て来ました。

長江パティシエの新作スイート 聖護院八ッ橋の和菓子

◇リドガーデンの軽食

午後リドガーデンでは、ハンバーガーや焼きそばなどが食べられます。アイスクリームやかき氷もあります。

アイスクリーム ハンバーガー

◆夕食、夜食

◇リドガーデンの定食

夕方リドガーデーデンでは、ステーキセットや餃子セットなどの定食が食べられます。単品だけでも注文できます。

おでん定食 餃子

◇フォーシーズンズダイニングの夕食

日本船ならではの多彩な料理を食べることができました。
和食50回、洋食32回、和洋折衷5回、中華/中国5回、イタリアン4回、ハワイアイン1回、デッキディナー4回

和食はメニューの選択ができません。洋食はスープ1~3種類、メイン3~5種類、デザート2~3種類から選択可能です。世界一周クルーズの夕食は通常のクルーズに比べて量が少な目になっているので、和食はお替り、洋食はメインを2種類注文して、量を調整しました。  

2018年世界一周クルーズのメニューは2017年末頃までには決定済みで、質と量の両面から食材が入手できるか否かを考慮に入れて、メニューを決定したとのこと。日本でしか入手できない食材は、通関に掛かる日数に配慮して、飛鳥Ⅱの横浜出港より早く、日本から送り出しています。

選択可能なメニューの場合は、過去の実績を元に注文数を予測して仕込みを行っています。メニューによっては”お替り”の希望が多くて、料理が足らなくなり大慌てすることがあったとのこと。

◇フォーマルデイの夕食(7/2)

シャラン産鴨と玉葱のムース 蟹のコンソメ ロワイヤル仕立て

鰤のカルパッチョ 緑果ジュレと共に オマールのリゾット ブレザオラを添えて

レモンシャーベット

黒毛和牛フィレ肉の
ウエリントン トリュフソース
フォアグラとトリュフを包んだ
森林鶏のバロティーヌ

ベイクドアラスカ プティフル マカロン

◇印象に残った夕食のメニュー

サンディエゴで仕入れた 活オマール(6/18)

バレッタ、ニューヨーク、サンディエゴで生鮪を仕入れました。この鮪はお造りにされて夕食に出ました。

ニューヨークで仕入れた 生鮪 サンディエゴで仕入れた 生鮪

夕食時の牛肉は、ほとんど黒毛和牛です。和食では、すき焼き、しゃぶしゃぶが出ました。その日は、牛肉をお替りしました。

黒毛和牛のすき焼き 黒毛和牛のしゃぶしゃぶ

飛鳥Ⅱの西口総料理長は、シャリアピンステーキを考案した帝国ホテルの筒井シェフの孫です。

シャリアピンステーキ

5/3は、ゲストシェフ譚彦彬氏(赤坂離宮)による中国料理でした。

フカヒレ入り蒸しスープ 豚バラ肉の黒酢煮込み

現地の野菜や果物を使った料理が出ました。

リスボンで仕入れたイチゴは、デザートになって出て来ました。

リスボンで仕入れたイチゴ リスボンで仕入れた爽やかな苺を
ショートケーキに見立てて

リスボンで仕入れた色々トマトは前菜のサラダとして出されました。ハワイアンディナーのパパイヤは仕入れ時の熟れ加減がまちまちで、船内で保存温度を試行錯誤して追熟させ、食べ頃にして出されました。

リスボンで仕入れた色々トマト コナ産パパイヤの冷たいスープ

◇ビストロの夜食

夜食は麺類が多いです。ケーキやフルーツも食べられます。

夜食


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