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世界一周への道
準備編
世界一周クルーズ申込者を対象とした「船内生活説明会」が、名古屋、神戸、東京で開催されました。会場はクリスマスクルーズの合間の飛鳥Ⅱ船上です。
私は名古屋港の説明会に参加し、参加者は約50名でした。説明会は、「船内生活ガイド」に沿った説明、船内見学、昼食、個別相談会の順に行われました。
飛鳥Ⅱは遠くから見ると綺麗ですが、近くに寄ってみると、外板表面にデコボコが目立つところもありました。
■船内生活説明
世界一周クルーズの申込者は707人とのこと。飛鳥Ⅱの定員(※飛鳥Ⅱ定員の不思議)は872人なので約8割の乗船率です。”全室完売”との情報がありますが、もしそれが正しければ、全436室のうち165室がシングルユースとの計算になります。
乗船客のうち約20%が”初乗船”とのこと。初代飛鳥に乗船経験はあるけど飛鳥Ⅱは初めての私は”初乗船”に含まれるのでしょうか?昼食でお隣りのテーブルのご夫婦は船旅自体がまったく初めてとのことでした。
船内生活ガイド | お楽しみ読本 |
説明は、「船内生活ガイド」に沿って進められましたが、要点のみの説明で詳細は”ガイドブックをゆっくり見てください”とのこと。ガイドブックには飛鳥Ⅱの一般的な船上生活に関する説明の他、今回の世界一周クルーズに的を絞った説明もあります。
●世界一周クルーズ特有の説明(一例)
・”パスポートの有効期限は2019年1月5日以降であること” ※日にちが具体的
・宅急便(ヤマト運輸)で送れる荷物のサイズ(3辺の長さの合計が160cm以内、25Kgまで)。
・船内で販売される段ボール箱の種類と価格
・船内に持ち込める荷物のサイズは3辺の長さの合計が200cm以内、30Kgまで
・お荷物チェックリスト:カメラ、携帯電話の「取扱説明書」もお忘れなく。
・健康アンケート(本人記入)の提出
・健康アンケートでチェックのある人は健康診断書(医療機関発行)の提出が必要
・インフルエンザの予防接種を推奨(その他の予防接種の記述なし)
・客室クローゼットのハンガーの本数(20本、要望で増設可能)
・客室ベット下の収納可能スペース(ステート、バルコニー:130cmx65cmx28cm)
・理容師が区間乗船する。
・アレルギー、減塩などの特別食が提供可能
・船内利用(含むオプショナルツアー)のクレジットカードの引き去りタイミング(途中2回、下船時1回の計3回)
・クレジットカードの有効期限の確認(2018年8月以降)、限度額の増額手続きの奨励。
・船内で現地通貨への両替パックを販売(100ドルパック、100ユーロパック、その他通貨(3000円~5000円相当)
・両替パック購入のためには、日本円現金が必要。但し船内にATMはなし。
・寄港地での家族、友人の訪船手続き
・日本から飛鳥Ⅱへの郵便物・小包の送付
・Wi-Fiの料金と、利用できない期間(衛星通信がサービスエリア圏外となる地域)
・クリーニング料金
●今後の案内予定
(1)乗船の2か月前
日程表(航海スケジュール、乗船、下船案内、ドレスコード、各港船舶代理店連絡先、飛鳥Ⅱの電話番号/FAX番号)
(2)乗船の1か月前
乗船券、エンターテイメントガイド
●お楽しみ読本
「お楽しみ読本」は、”海から見える世界遺産”や”寄港地が舞台となった映画”、”おすすめお土産”など、乗船前の予習や現地で有用な情報がまとめられています。
3つのグループに分かれてパブリックスペースと客室を見学しました。1つ目のグループは、おそらくスイート客。私のグループには、飛鳥Ⅱが初めての人が多いように感じました。私も飛鳥Ⅱは初めてですが、クリスタルハーモニーに乗船したことがあるので、”この船”は初めてではありません。
この説明会は、クリスマスクルーズの合間に開催されたので、船内はクリスマスの飾りつけで華やかです。
最初にパブリックスペースを見学しました。パームコートとビスタラウンジは、相変わらず居心地が良さそうです。航海中のかなりの時間をここで過ごす事になりそうです。コーヒーと紅茶の評判が高いザ・ビストロの存在も重宝です。
プールデッキが狭いの気になりますが、乗船客の年齢を考えると、ここが混雑することはなさそうです。クリスタルハーモニーの時には狭かったリドカフェは前方に拡大して広くなったので、最近の外国船の日本発着クルーズのように、空いているテーブルを探して右往左往するようなことはなさそうです。
一週間のクルーズでは無くても我慢できる大浴場は、100日超のクルーズでは有難い存在です。
飛鳥Ⅱに天井や窓周りからは船齢を感じます。さらに、デッキの手すりを見るとかなり年季が入っている感じがします。
私のグループには、スイート客はいないので、船室の見学はEバルコニー、Fステート、Kステートの3室のみです。細かいところまで確認している人が多くいました。
クロゼットはシングルユースでも小さいかもしれません。気候に応じて、クロゼットとベッド下の収納庫との間で衣替えが必要です。バスルームは先代飛鳥の方がレイアウトが良かった様な記憶があります。温水シャワー付き便座は、現代日本人にとっては必須です。
■昼食
この説明会は昼食付でした。
■個別相談会
船内生活や寄港地のオプショナルツアーについて、デスクを設けて個別の相談に答えてもらえました。私は、オーバーナイト時の夜間、早朝の乗下船について質問しました。
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準備編 (4) 船内生活説明会