商船三井客船（ＭＯＰＡＳ）の乗船経験者の集まりである「ドルフィンズクラブ」会員を対象としたパーティークルーズが「にっぽん丸」で開催された。
Ａコース：横浜〜神戸 1/6(水)〜1/7(木)
Ｂコース：神戸〜東京 1/8(金)〜1/9(土)
ふなむしは、Ｂコース　神戸〜東京間に乗船した。

神戸港のにっぽん丸

正月飾りが残る船内

当日は関ヶ原の雪で名古屋から乗車した新幹線も遅れたが、乗船時間には余裕をもって到着することができた。神戸港は強風が吹き、太平洋もシケが予想されたが、船が南へ、東へ進むにつれ穏やかな海になっていった。

元船長、元機関長のトークショー

本クルーズの目玉のイベントは、特別ゲストのトークショーだった。Bコースでは、武谷元機関長と澤山元船長から現役時代のエピソードや思いでの港についての興味深い話しを聞くことができた。Ａコースでは、弓場元船長と巻島元船長が乗船している。

夕食と夜食のメニュー

夕食は竹田機関長のテーブルで採ることができた。専門的な話しから世間話しまで楽しい一時を過ごすことができた。

日の出を見ながらモーニングコーヒ	レインボーブリッジをくぐって 東京港に入港する

●にっぽん丸の満船飾
にっぽん丸が入港する際や出港する際には、満船飾で船体を飾る。

にっぽん丸の満船飾

満船飾に使用される旗は、他の船や陸上との連絡に使用される信号旗で、各々の旗はＡ〜Ｚのアルファベットや数字を意味している。満船飾を行う場合、他の船ではAから順番に旗を並べることが多いが、ＭＯＰＡＳ（商船三井客船）の船では、ローマ字でメッセーッジを作っている。
にっぽん丸では、以下の順番で並んでいる。

1.船首〜レーダマスト
MITSUI OSK PASSENGER LINE
（商船三井客船の英文会社名）

2.レーダマスト〜煙突
WELCOME TO NIPPON MARU

3.煙突〜船尾
NIPPON MARU TOKYO
（船名　と　船籍港）

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