ぱしふぃっくびいなす
ワンナイトクルーズ
(名古屋〜東京)
1998年6月14日〜15日
今年就航したばかりの「ぱしふいっくびいなす」に船旅愛好家の皆さんと乗船したのでその内容を紹介します。
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伊豆諸島東側を北上する
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伊豆諸島東側を北上する
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ブリッジ見学会
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東京湾、後方には「ふじ丸」
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レインボーブリッジ追加
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- コース:
名古屋 6月14日(日)19:00出港
東 京 6月15日(月)12:00入港
- 乗客:
日曜を含んだ1泊2日で、値段も格安だったため、新造船の乗り心地を味わおうと船キチが多数乗船していました。他にも、船旅を中心に販売している旅行会社の人達や、クルーズにも積極的なフェリー会社の人達など、業界の関係者の方も多く乗船していました。
- レストラン:
ぱしふいっくびいなすのレストランは、スィートルームの船客用のダイニングサロンと一般船客用のメインダイニングに分かれています。夕食はツーシティングで、レイトシティングは7割程度の埋り具合でした。
- 夕食:
若干軽めのコース料理ですが、1時間後の夜食と合わせると満腹です。ワインは付いていません(有料)。
フィリピン人ウエィターとのコミュニケーションがうまくできず、注文外の物が来たなどの小トラブルも見かけました。
本船では、お皿だけでなく、ナイフ、フォーク、スプーン類の全てに会社名が入っており興味深い。
- 夜食:
サンドイッチやスープ、麺類や寿司などがメインレストランでサービスされます。
- 朝食:
和食(セット)と洋食(バイキング)が選べます。(両方食べることもできます)
- 飲み物:
出港時にウェルカムドリンクが無料でサービスされます。夜のショーの際にも飲み物のサービスがありこれも無料。15日の入港が12時で昼食が付かない代わりに、モーニングティーは早朝から入港時までサービスされ、サンドイッチ等の軽食も出されました。
船首最上階のオブザベーションラウンジや煙突の途中にあるトップラウンジはほぼ常時営業しているようですが、いずれも午後12時には閉店してしまいます。
本船では、ルームサービス(有料)でも、飲み物や軽食を注文することができます。
- イベント:
夜のショーは食事時間に合わせて2回開催、ピアノ(女性)とギター(男性)のポップ系のコンサート。同じ時間帯にワールドカップサッカーの試合があり船客の年齢層にも合致しない内容だったためか、ちょっと不入り。
他は、ダンスタイム、カジノ(Tシャツをもらいました)、ビンゴ(浦賀水道航行中のため私は欠席)、早朝ストレッチが開催されました。
- 客室:
私の部屋は一番安価なステートルームCでした。2人仕様(ソファーベットを使えば3人まで)でかなり狭く感じました。短期間の乗船ならなんら問題ありませんが、ロングクルーズでは気になるかも。空調はタイマー付きで、同室の人が最適になるようトライしましたが思いどおりにならなかった様です。1泊では使いこなせないみたい。
- オブザベーションラウンジ:
ブリッジの上にあるオブザベーションラウンジには期待したのですが、一番前にあるピアノとそれを照らす明るい照明が邪魔でせっかくの名古屋港の夜景が見にくくなっています。
- トップラウンジ:
煙突を取り巻くようにあるトップラウンジの見晴らしは良いのですが、思ったより位置が低いため船首前方は見えません。また、トップラウンジへはエレベータが一基あるだけなので、込み合う場合がありました。
- チルドレンルーム:
日本客船初の宣伝文句でしたが、子供の面倒をみる担当者もいないため、単なる場所の提供のみになっていました。
- 今回のクルーズで出会った船
深夜12時30分ごろ右舷を追い越していく灯りが見えたので、キャビンから双眼鏡をもってきて確認したところ、名古屋港を1時間遅れで出港した太平洋フェリーの「きそ」でした。
「ふじ丸」とは名古屋港からほぼ同様のスケジュールで航海しました。「ふじ丸」は本船より1時間早く名古屋港を出港しました。東京湾の入り口からは両船は隊列を組むように航行し、12:00すこし前に本船が接岸した後、わずかに遅れて「ふじ丸」も接岸しました。
「飛鳥」「ふじ丸」「ぱしふぃっくびいなす」の3隻が晴海埠頭に並びました。
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晴海埠頭には飛鳥も停泊中
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本船に引き続き「ふじ丸」も接岸
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