ふなむしのページ
羅臼川、遠くには羅臼岳(6/14) |
北海道の道東を旅してきました。
羅臼のクジラ・イルカウォッチングクルーズと阿寒湖遊覧船の乗船記はこちらです⇒北海道・道東の旅(乗船記)
女満別空港でレンタカーを借りてオシンコシンの滝を目指しました。途中、天に続く道に立ち寄る予定でしたが、ナビの設定ミスで別の道を通ってしまいました。
走行した道路は地図上では直線なので平らな道かと思いきや、かなりアップダウンがある道で、この辺りはどこを切り取っても天に続きそうな道です。
オシンコシンの滝は国道334号線の直ぐ脇にあるので、時間的なロス無く立ち寄れる名所です。
オシンコシンの滝 |
知床横断道路のウトロ側入口近くから北に伸びる北海道道93号知床公園線を走ると知床五湖に行けます。道路上には鹿やキツネがいました。動物の飛び出しには十分な注意が必要です。ヒグマに出くわすことはありませんでした。
知床五湖の散策方法は、高架木道の散策、地上遊歩道の散策の2種類があります。5月~7月はヒグマの活動期で地上遊歩道を散策するためには、ガイドツアーへの参加が必須です。知床五湖フィールドハウスでは当日でもガイドツアーへの参加を受け付けています。高架木道は木道沿いに電気柵が設けられていて自由に散策できます。
高架木道の散策 |
高架木道を散策しました。曇り空で知床連山は見えませんでした。
高架木道 | 知床連山は雲の中 |
高架木道は一湖で折り返しの往復1.6Kmのコースです。
一湖 |
あちこちで鹿を見かけましたが、ヒグマには遭遇しませんでした。
高架木道から見えた鹿たち |
知床横断道路で羅臼に向かう途中にあるのが知床峠です。峠に近づくにつれ霧が濃くなっていきました。峠付近は最減速して走行しました。
知床峠は霧雨が降り景色はまったく見えない状況のため早々に車に戻りました。
羅臼側に下山を始めると間もなく晴れ間が見えてきました。羅臼岳の山頂は雲の上に顔を出していました。ちょうど知床峠の高度に雲があるのかもしれません。
羅臼岳 |
知床サライはペンション風のお宿で、クジラ・イルカウォッチングクルーズが発着する港や道の駅「知床・らうす」が徒歩圏内にある便利な立地です。夕食には海の幸や北海道産の食材を使った食事を提供しています。
6/13の夕食 |
この日の夕食は洋食のメニューでした。
6/13の夕食 |
朝から良いお天気です。羅臼の晴天は久しぶりとのこと。この後乗船するクジラ・イルカウォッチングクルーズへの期待が膨らみます。沢山のシャチ達に会えるかも。
しかし期待も空しく、残念な結果になりました。⇒クジラ・イルカウォッチングクルーズの乗船記
良い天気 | 朝食 |
午前と午後の2回クジラ・イルカウォッチングクルーズに乗船し、その間に道の駅にある知床食堂で昼食を取りました。店の外には列ができていましたが直ぐに入店できました。
うにかに丼 |
羅臼のウニ漁は6月末までとのこと。食べ終わって店を出ると、入店待ちの列がかなり長くなっていました。
午後のクジラ・イルカウォッチングクルーズを下船した後、知床峠まで行ってきました。
前日の濃霧が嘘のように、晴天に映えた奇麗な羅臼岳が見えました。
羅臼岳 | 羅臼側の海 |
知床峠からの帰りに知床羅臼温泉のホテル峰の湯に寄って、日帰り温泉に浸かってきました。
知床サライに連泊です。
6/14の夕食 |
夕食は洋食が基本ですが、連泊の宿泊客には和食のメニューも出しています。
6/14の夕食 |
朝食のために部屋を出たときに電話が掛かってきました。強風・高波のために今日のクジラ・イルカウォッチングクルーズが欠航になったとの連絡です。
前日の午後には徐々に波が高くなっていたので今日の欠航を覚悟していました。それでも残念。
この日の午前の予定が無くなったのでスケジュールを見直しました。天気予報では午後から下り坂とのことなので、新たな予定は入れず午後に予定していた摩周湖・屈斜路見物を前倒しにすることにしました。
”霧の摩周湖”は幻想的かもしれませんが、青い摩周湖も奇麗です。
摩周湖第一展望台 | 摩周湖第三展望台 |
摩周湖第三展望台 |
硫黄山、屈斜路湖方面 |
午後からの天候悪化を考慮して、途中の硫黄山と砂湯は後回しにして、先に美幌峠に行きました。
ラジオで道路情報を聞いていると美幌峠の状況が流れてきます。翌日、翌々日ともに視界がかなり悪かった様です。この日はラッキーでした。
美幌峠から見た屈斜路湖 |
美幌峠から見た屈斜路湖 |
道の駅・ぐるっとパノラマ美幌峠のレストランで限定品のカレーライスを食べました。
ぐるっとパノラマ美幌峠で昼食 |
ゴウゴウと水蒸気が吹き出る音が聞こえ、硫黄の匂いが漂います。明治時代は硫黄の採掘で栄え、硫黄を運ぶための鉄道が敷設されていたとのこと。
硫黄山 |
砂湯(屈斜路湖) |
湖畔の砂を掘ると温かい温泉が湧き出ます。水際には先客が掘った沢山の穴が開いています。
砂湯の横にはキャンプ場があります。
足ふき場 | クッシー |
砂湯に長居していたら、雲が徐々に空を覆ってきて風が強くなってきました。気温もかなり下がって来ました。
今夜のお宿は、料理が美味しく、プライベート露天風呂があるオーベルジュです。
チュックインして直ぐに温泉に入りました。源泉かけ流しです。
プライベート露天風呂 |
こんなレストランが街中にあると人気が出そう。と思われるダイニングです。
フレッシュトマトと 自家製リコッタチーズのサラダ |
玉ねぎのポタージュ |
若鳥のインボルティーニ | 北海道産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み |
チョコケーキ、アイスクリーム | てぃんくる のダイニング |
朝から温泉に浸かって、ゆっくり朝食です。
窓の外は雨が降っていますが、ここで朝食を食べていると気分は爽快です。
朝食 |
天気予報では北海道全般に天気が悪く、朝食の時も雨が降っていたのでぎりぎりまでお宿に居座ろうかとも思ったのですが、雨雲レーダーを見るとオンネトー周辺は間もなく雲が切れそうだったので予定通りお宿を出発しました。
オンネトーは周囲2.5Kmの小さな湖。湖面の色がグリーンやブルーに変化することから五色沼とも呼ばれています。
雌阿寒岳と阿寒富士の両方の山頂が見られないかと湖畔でねばってみましたが、阿寒富士の頂きを見ることはできませんでした。
オンネトー 左:雌阿寒岳、右:阿寒富士 |
ホテルの駐車場に車を止めて徒歩で観光しました。オンネトーは晴れ間があったのに、ここはどんより曇り空です。
阿寒イオマプの庭 |
海兵は阿寒湖遊覧船の幸福の森桟橋の近くにある食堂です。レイクロブスター(アメリカザリガニ)とワカサギの天ぷらが人気です。繁殖して困りものだったサリガニを食べたら意外に美味しかったので料理として提供しているとのこと。
レイクロブスター | ワカサギの天ぷら |
阿寒湖の遊覧船に乗船しました⇒阿寒湖遊覧船乗船記
乗船前に阿寒湖の水で何度も手を洗いましたが、ロブスターの匂いが取れません。
ボッケは泥の中からボコボコ音を出しながら蒸気やガスが噴出しています。アイヌ語の煮立つ「ボフケ」に由来しているとのこと。
ボッケ |
ボッケ探勝路 |
ニュー阿寒ホテルは、多彩なバイキングの食事と屋上に設置された天空ガーデンスパが評判の大規模ホテルです。
天空ガーデンスパは混浴の露天風呂で湯着を着て入浴します。まだ早い時間帯だったので、ゆったり景色を見ながら入浴できました。
天空ガーデンスパ |
今回の旅行で宿泊した他のお宿に比べてこのホテルの規模は桁違いに大きいです。2回制のバイキングレストランは大混雑でしたが、暫くすると落ち着いて来たので十分満足できる食事が取れました。
〆のデザート |
夕方になると天気が回復して晴れ間が見えました。
レストランから見た雄阿寒岳 | 部屋から見た阿寒湖 |
夕食後にアイヌシアターイコロでアイヌ古式舞踊とロストカムイを観てきました。
カムイルミナ(阿寒湖の大自然とアイヌ文化の魅力が最新のデジタル技術と融合した体験型コンテンツ)への参加も検討していたのですが、開催場所でクマゲラの繁殖活動が見られたとのことで開催が中止になっていました。
夜の温泉街は人通りが少ないです。ホテルからアイヌコタンへの途中、野犬らしき動物が道路を歩いていたのでびっくり。遠巻きにすれ違おうとしたところ野犬ではなくキツネであることがわかりました。
アイヌシアター イコロ |
アイヌ古式舞踊では「かつてアイヌがカムイ(神々)からつくり方を教わった祭具「イナウ」をモチーフ」に古式舞踊が披露されました。ロストカムイは「狩りをする神」ホロケウカムイとしてアイヌから憧れの存在だったエゾオオカミを、デジタルアート、現代舞踊、古式舞踊で表現した公演です。
夜のアイヌコタン |
朝の雄阿寒岳 |
天空ガーデンスパで朝風呂。早朝の阿寒湖を観ながら温まった後、朝食を取りました。遅い時間だったので、夕食の時より空いていました。
自分で作った海鮮丼 |
レストランから | 部屋から見た阿寒湖 |
女満別空港の待合所にロコ・ソラーレの選手のサイン入りカーリングストーンが展示されていました。ロコ・ソラーレが本拠地としている北見市は女満別空港がある大空町の隣町です。
オリンピックのカーリング競技で使われるストーンは全てイギリス・アレサクレイグ島で採掘された花崗岩から作られているとのこと。2018年の飛鳥Ⅱ世界一周クルーズの途中、沖合の海上からアレサクレイグ島を訪問しました。ここに展示されているストーンもアレサクレイグ島の花崗岩から作成されたものと思います。
サイン入りカーリングストーン |
2018平昌冬季五輪の「もぐもぐタイム」で有名になった赤いサイロを購入しました。裏面にはロコ・ソラーレの選手のイラストが描かれています。
赤いサイロ |