かぜ(神戸-関空ベイ・シャトル)

「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」のメイン会場へのアクセス手段確保と、大阪湾の水上交通観光の可能性を探る目的で、神戸（かもめりあ）と淡路（交流の翼港）を結ぶ高速船を3日間限定(2021/9/18～20)で無料運航しました。主催は淡路花博20周年記念事業実行委員会事務局(兵庫県公園緑地課)です。

9/18は台風の影響で全便(3往復)欠航になりましたが、後半の2日間は良い天候に恵まれ各日６往復が運航されました。私は最終日の9/20に乗船しました。

チラシ

神戸港に到着すると前便がちょうど出港するところでした。

前便の「カトレア」が出港

■神戸港かもめりあ(中突堤)出港

乗船は事前予約制で、定員を50%に制限して受け付けました。

神戸港かもめりあターミナル内で、検温、アンケート記入後、乗船券を受け取りました。

「かぜ」が入港

「かぜ」に乗船

神戸港港外で、少し前に出港した帆船海王丸の横を追い越しました。ルミナス神戸２と近い距離で行き会いました。現在運航停止中のルミナス神戸２は調整のための運航かもしれません。

「かぜ」の船内

座席は自由席です。隣の座席は空席にして定員の50%になっていますが、この便は満席になっていませんでした。

あくまで淡路までの交通アクセスなので観光案内などはありません。「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」の説明さえありませんでした。
神戸港には帆船や練習船が多数寄港していたけど、それらの船の説明ももちろんありません。

■あわじ交流の翼港

神戸港かもめりあ～あわじ交流の翼港は航行時間75分です。
港内の桟橋にはプレジャーボートが停泊していました。この港を発着する定期旅客船はないので、プレジャーボートがこの港の主要な利用船と思われます。港内には駐車場があって多くの釣り客がいました。港の建物の中では釣りの餌を販売していました。

あわじ交流の翼港

港から徒歩10分の範囲に国営明石海峡公園、淡路夢舞台、ホテルグランドニッコー淡路があります。淡路夢舞台は国際会議場、野外劇場、温室植物園など建築家・安藤忠雄氏が設計した建物から構成されています。

国営明石海峡公園

帰りの便の出港まで国営明石海峡公園内で過ごしました。

あわじ交流の翼港

帰りも往きと同じ「かぜ」に乗船しました。この便にも空席がありました。

「かぜ」の船内

■神戸港かもめりあ(中突堤)帰港

穏やかな海面で揺れが少なく快適でした。

神戸港かもめりあの桟橋

■就航した船

この日、神戸（かもめりあ）と淡路（交流の翼港）に就航した高速船は、「かぜ」(神戸-関空ベイ・シャトル)、「カトレア」(津エアポートライン)です。
２隻ともに空港連絡船ですが、「カトレア」は中部国際空港の連絡船で遥々伊勢湾から出張してきたことになります。

かぜ　(神戸-関空ベイ・シャトル)

かぜ　(神戸-関空ベイ・シャトル)

カトレア　(津エアポートライン)

カトレア　(津エアポートライン)

■神戸港に居た船

左：青雲丸、右：日本丸

左：日本丸、右：海王丸	海王丸

boh boh KOBE(神戸シーバス)