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咸臨丸(明石海峡大橋クルーズ) 総トン数:384トン 全長:49.4m、型幅:10m 建造:1998年 |
鳴門海峡で渦潮クルーズを実施しているジョイポート南淡路が7月16日から岩屋発着で明石海峡大橋クルーズを開始しました。船は「咸臨丸」です。
「咸臨丸」は1998年に建造され、姉妹船の「咸臨丸2」と2隻で香川県与島を起点に瀬戸大橋クルーズに就航していました。
その後「咸臨丸」は「日本丸」と共に鳴門海峡で渦潮クルーズに就航していましたが、昨年2代目「咸臨丸」が新造されたので、初代「咸臨丸」が明石海峡に移動してきました。
咸臨丸のコース |
「咸臨丸」は、たこフェリーが発着していた岩屋港から出航します。淡路ジェノバラインの岩屋港からはゆっくり歩いて10分くらいです。
岩屋港にも駐車場がありますが、神戸淡路鳴門自動車道の淡路IC近くに無料の広い駐車場が用意されていて、岩屋港まで無料シャトルバスが運行されています。
乗船場の前の淡路島タコステでは、地元特産物を販売するお土産品店や海鮮料理が食べられる食堂があります。
■明石海峡大橋クルーズ 乗船料金
大人:2,500円、小学生:1,000円(WEB予約は各200円割引き)
今年の夏休み期間(2021/7/16~8/31)は、小学生以下は無料です。
岩屋港 |
咸臨丸には3つのデッキがあります。私はクルーズの間ずっと、見晴らし良いUPPER DECKに居ました。真ん中のMAIN DECKには船室があり、一番下のUNDER DECKには咸臨丸の資料館とイベント会場があります。
咸臨丸のUPPER DECK |
現在、明石海峡大橋クルーズは1日3便運航されていて、私は第3便に乗船しました。
1便:10:30~11:45、2便:13:30~14:45、3便:15:15~16:30、所要75分
第3便 出港 |
岸壁では、陸上スタッフが海賊旗を振って見送ってくれます。
岩屋港出港後すぐに明石海峡大橋に接近します。しばらく大橋に沿って走ってくれます。
地元出身のガイドさんががマイクで説明してくれます。周囲の景色や、大橋の事や、詳しい説明が聴けます。
明石海峡大橋に接近 |
明石海峡大橋に沿って進む |
明石海峡大橋 |
海岸沿いの道路は「淡路サンセットライン」と呼ばれ夕日が綺麗で、近年カフェやレストランが増えてきたとのこと。
先日新聞に広告が出ていたミュージカルを上演する「波乗亭」が見えました。
明石海峡は海流の流れが目でも分かる水面でしたが、この日の播磨灘は波がなく湖の様に穏やかでした。
淡路島西側の播磨灘を南下してHELLO KITTY SMILEの沖合でUターンしました。HELLO KITTY SMILEではハローキティーのイベントが実施され、海が見えるレストランで食事ができます。
HELLO KITTY SMILE |
下のデッキでは、シルク・ドゥ・ソレイユ公式パフォーマーのジャグリングや、米村でんじろうプロデュースの「かがくあそび」のイベントがありました。こども達を退屈させない対策も十分です。
再び明石海峡大橋 |
日差しが強いですが、デッキの上にはキャンバスが張られていて、心地良い海風が当たるので快適です。
岩屋港着岸 |
入港の時にも、陸上スタッフが旗を振って出迎えてくれます。
天気が良かったので、イベントに参加しなくてもデッキで景色を見ているだけで75分間のクルーズを楽しめました。