今年も東海地区の仲間が集まって、「海の日の集い」を開催しました。約30名の参加者でした。
今回は、クルーズプラネット名古屋支店の八木さんから、外国船の日本発着クルーズを中心に最近のクルーズ事情を紹介してして頂きました。 また航海クラブ牧野さんからふじ丸ラストクルーズの模様を報告して頂きました。
【日本発着クルーズ】(クルーズプラネット 八木さん)
サンプリンセスの日本発着クルーズの消席率は目標を下回ったけれど充分に成功と言える。 最初の頃のクルーズでは小さなトラブルもあったが、回数を重ねる度に改善が成されてお客さんの満足度も向上している。
来年はダイヤモンドプリンセスも加わりプリンセスは2隻体制になり期間の短いクルーズも設定されている。ダイヤモンドプリンセスは就航10周年記念で、長崎では何かイベントがありそう。
国内各港の誘致が活発で、今年寄港できなかった網走は来年の寄港に合わせて岸壁を整備を表明して誘致できた。
一方、日本船のクルーズも好調。 外国客船の日本発着クルーズにより、TVでクルーズ紹介番組が増えたのが理由の一つと思われる。
【ふじ丸ラストクルーズ】(航海クラブ 牧野さん)
船長澤山さん、パーサー佐藤さん、総料理長谷内さん、営業渋沢さんの座談会があった。 特に渋沢さんの話はふじ丸の計画段階からの苦労話で興味深かった。
ふじ丸就航時にデッキに大勢の乗組員が並んだ写真が新聞の広告にも掲載されたが、後ろの方は商船大学の学生さん達。人数が多くて並ぶのに時間が掛かり、太陽の方向が変るので、その都度ふじ丸の方向を変えて、最良の光線にしたとの事。