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真ん中の建物が 名古屋港船舶通航情報センター (2000/11撮影) |
「住民に親しまれる名古屋港を考える会」主催で、NAVTIC(名古屋港船舶通航情報センター)見学会が開催されました。
NAVTICは名古屋港金城埠頭の南東端に立っている三角柱の建物です。NAVTICは港湾利用者が船舶の効率的な運航をできるようにするために、名古屋港を利用する船舶の情報を集中管理し、情報提供する施設です。
NAVTIC内には、海上保安庁の名古屋港海上交通センターも入っていて、名古屋港内の航行管制を行っています。NAVTICの建物自体が電光掲示による交通信号所の役割を果たしています。
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NAVTICから北側を見る |
以前は土日になると、NAVTIC周辺は多くの釣り人で賑わっていましたが、SOLAS条約(海上人命安全条約)改正以降はこのエリアへの立ち入りは厳しく制限され、365日24時間体制でチェックされています。これらの警備費用はバカにならない額とのこと。
この日は黄砂の影響で、名古屋港は霞んでいました。名古屋港でこれだけ黄砂の影響がでるのは、珍しいとのこと。
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前方のモニターに出入港船が映し出される (左が西航路、右が東航路) |
NAVTICでは、名古屋港を出入港する船舶をレーダと監視カメラで逐次監視して、その情報を船舶・港湾関係者に通知しています。ちょうど見学している時に、出港船を感知するアラームが鳴っていました。
航行する船舶を監視したり、船舶の情報を収集する上で期待されているのがAIS(船舶自動識別装置)です。この部屋のモニターにも、AISを搭載した船舶から送信されてきた、船名・コールサインや、進路・速力などの情報が表示されていました。
今後、AIS搭載の義務化が進みますが、せっかく装置を搭載しているのにスイッチが入っていない船舶が少なくないとのこと。誰しも常時監視されるはうっとしい事かもしれませんが。