しまゆり（名鉄海上観光船）就航
2004/3/28

３月1日から名鉄海上観光船の師崎〜篠島・日間賀島航路に新造フェリー「しまゆり」が就航しています。「しまゆり」は、身障者、高齢者に配慮して建造されたフェリーです。

これまでこの航路に就航していた「はまつばき」（１７０総トン）より大型になり、フェリーらしい姿になりました。

ブリッジ下の客室の窓が目立ちます。上陸舟艇型の「はまつばき」と異なり、「しまゆり」には船首・船尾の両方にランプウェイがあります。

上甲板には、前部に客室と後部デッキに椅子席があります。

前部客室は、簡素椅子が置かれているだけですが、かなりゆったりした配置です。これらも、身障者や高齢者への配慮と思われます。

前部客室は、非常に見晴らしが良い客室です。ちょっと天井が低いのが気になりますが。

車椅子用の昇降機。階段の手すりに沿って登り降りするタイプと思います。停泊時間５分、航海時間２０分のこの航路で、どれだけ有効に利用されるでしょうか？カーデッキに客室があればこれこそバリアフリーですが、法規的に難しいのかもしれません。 左上のトイレも障害者対応になっています。

この航路では、荷物の運搬にリヤカーも活躍しています。

船首方向 師崎、日間賀島では、船首のランプを使っていました。日間賀島では、バックで下船します。

船尾方向 篠島では船尾のランプを使うのでしょうか？今回、篠島に行かなかったので確認できていません。意外と、船尾のランプはダミーだったりして！！！

就航記念の絵葉書 (Presented by Capt.Fujimoto)