2018年 飛鳥Ⅱ
世界一周クルーズ乗船記
5月21日終日航海日
(北大西洋)

ポカスカジャンのミニライブ
位置:西経58-47 北緯43-32
天気:晴れ
気温:15℃(最高13℃ 最低8℃)

昨夜の揺れがこのクルーズ最大でした(AM3:30頃が最大)。キャビンは常に軋みを音を放ち、断続的に波が船体を打つ音が聞こえてきました(音声)。この音では目が覚めてしまいます。「昨夜は良くお眠りになられましたか」の船長の朝の挨拶は本心でしょうか?

船内新聞のASUKA DAILYに「船上茶飯事」というコーナーがあります。クルーに関するよもやま話が掲載されています。毎日掲載されるわけではなく、他の記事の量により生じた余白を埋めるための位置づけのようです。

「船上茶飯事」に各階のキャビン担当のスチュアーデスによる、寄港地の人気投票結果が掲載されています。投票理由は、その港に思い出があったり、憧れがあったり、家族に会う約束があったりと様々です。

断トツに人気なのがチベタベッキア。船はオーバナイトで港に1泊するので、クルーにとっては上陸して観光したり、ショッピングしたりする時間が取れる。ましてや超メジャーな観光地でクリスチャンにとっての聖地ローマに近接するので、ローマまで足を延ばしたクルーもいたかもしれない。

投票結果はこれからも続くようなので楽しみにしています。

キャビンスチュアーデスの人気寄港地
10F  9F  8F 7F,5F
チベタベッキア  ◎
ニューヨーク  
アムステルダム      〇
シンガポール
マーレ
ミコノス
バレッタ
マラガ
リスボン
ボストン
バルチモア
神戸
横浜
◎:1位、〇:次点、△:得票あり

寄港地に上陸すると乗船客用に街の中心部まで無料シャトルバスが運行されます。港によっては”タクシー組合の圧力が強い”とかの理由で有料になったり、街の中心部が岸壁に近接する場合はシャトルバスそのものが運行されなかったりします。

シャトルバスには、港湾当局が運行するものと、郵船クルーズが運行するものがあるようです。前者は港のゲートまでと限定されているケースが多くクルーも乗車していますが、後者は乗船客のみ乗車しているようです。(正確ではありません)

複数の港でクルー用のシャトルバスが運行されていることを知りました。観光用というよりショッピング用らしい。乗船客が身の回りに必要な物は、たいがい船側が用意してくれるので、衣(洗濯)食住について困りませんが、クルーは自前で賄わなければならないので、当然ショッピングは重要みたいです。

◆飛鳥Ⅱカラオケ大会決勝
予選に出たけど落選したので見に行きませんでした。

◆ミニライブ ポカスカジャンのミニライブ
メインショーと夕食の間の短い時間にミニライブがありました。お客さんのイジリで始まりましたが、イジられたお客さんの乗りがよく大爆笑になりました。

◆メインショー 西川 悟平さん ピアノコンサート
ホームレスに羽毛布団をプレゼントしたとか、1500万円のピアノを販売店から無償で貰ったとか、アメリカから日本への激安チケットをファーストクラスにアップグレードしてもらったとか、話題に事欠かない西川さんです。あれあれ、45分のコンサートでたった3曲、それも短い曲の演奏のみで終わりですか。しかも3回のコンサートで弾くのは同じ曲ばかり。これではピアニストとしての社会的役割(賀茂美則さんの講演参照)を果たしていません。


ソフトシェルクラブのフライ チリソース

ベジタブルとクスクスのスープ

金目鯛のソテー ナージュ風

イベリコ豚のロースト パイナップルソース

栗のケーキとほうじ茶アイス


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