2018年 飛鳥Ⅱ
世界一周クルーズ乗船記
5月10日ハンブルク(ドイツ)

ハンブルク開港祭 パレード
位置:東経09-59 北緯53-32
天気:晴れ(のち曇り一時雨 強風)
気温:23℃(最高24℃ 最低10℃)

ハンブルクへはエルベ川を昇っていきます。沿岸にはエアバスの工場があったり、住宅が並んでいたりと、変化に富んだ風景です。今日は祝日で通勤の喧騒は無く、街は静かです。

開港記念日に合わせて、帆船やオールドタイマーな船など沢山の船が集結しています。


左は住宅街、右はコンテナターミナル

静かな住宅街

消防船の歓迎放水

帆船が並んで停泊

ハンブルクカード(10.5ユーロ)を使用して街を周りました。ハンブルクカードは、市内の電車、バス、フェリーが乗り放題のチケットと、観光施設等の入場割引券がセットになったチケットです。地下鉄の自動販売機で購入可能です。

祝日の為、残念ながら市庁舎へは入れませんでした。聖ミヒャエル教会の塔からは市内が一望できます(割引価格4ユーロ)。


市庁舎

チリハウス

聖ミヒャエル教会から
港の中心部

聖ミヒャエル教会から
港の東側

聖ミヒャエル教会から

ハンブルクカードで港内フェリーに乗船可能です。対岸の乗り場の前にはミュージカル劇場があって、ライオンキングとメリーポピンズを上演していました。フェリーの中にはライオンキングやアラジンのデザインをした船もいました。


ミュージカル劇場前の乗場

フェリー2階のオープンデッキ

ライオンキングのデザインをしたフェリー

旧ソ連製の潜水艦が展示されていて艦内が見学できます(割引なし9ユーロ)。艦内は現役当時のままの場所が多く、狭い穴を通り抜けるのが大変です。


潜水艦U434

艦内

ザンクトパウリさん橋からハーバークルーズに乗船しました。ハンブルクの遊覧船はアスター湖からも出ていますが、コースが異なるので注意が必要です。ザンクトパウリさん橋からは多数の船会社が30分から1時間間隔で運行しており呼び込みの声が激しいです。

私の乗船した船の料金は18ユーロですが、ハンブルクカードの提示で13ユーロに割引してもらえました。飛鳥ⅡやMSC MERAVIGLIAにも接近してくれました。港内のロックを通りました。ゲートの開閉がありましたが、水位の調整は無く、デモンストレーションだったみたいです。


水路に掛かる橋

倉庫街

エルプフィルハーモニー

飛鳥Ⅱにも接近しました

造船所

ロック

コンテナターミナル

MSC MERAVIGLIA

16:30から開港記念祭のパレードが始まりました。その少し前に雨が降り、直後から風がきつくなって寒くなりました。ザンクトパウリ桟橋付近は見物客が押し寄せ大混雑になりました。人ごみを抜けて大急ぎで飛鳥Ⅱ戻り、飛鳥Ⅱの船首からパレートを見物しました。

ロシアの大型帆船の他、多数の小型帆船がパレードに参加しました。これだけ多くの帆船が集まれるとは、さすがヨーロッパ。海事の歴史のスケールの違いを感じさせられます。

帆船の他、旧型の貨物船、軍艦、現役の観光船が入り混じったパレードです。あちこちで汽笛の競演もありました。蒸気船は蒸気機関車のような甲高い音を出しています。

CAP SAN DIEGOは1960年代の貨物船で、普段は展示船として係留されていますが、動態保存されているようで、今日は舷側灯を付け自力でスクリューを回転させています。




CAP SAN DIEGO





甲高い汽笛を鳴らしています

◆メインショー 聖歌隊の大合唱
ハンブルクで30年以上活動する街の合唱団の歌です。聖歌隊ですが、歌ったのは当地の伝統的な歌だったようです。

飛鳥Ⅱは22:00出港しました。ザンクトパウリ桟橋からは大音量の音楽が聞こえてきて、まだまだ夜はこれからの感じです。Mein Schiff 1はOver nightで、朝着岸していた岸壁からシフトしたようです。








コンテナターミナルは忙しく稼働しています

Mein Schiff 1


=>乗船記一覧
=>世界一周への道

ふなむしのページ
飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ乗船記