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ふなむしのひとりごと(2019)


■にっぽん丸改装、ピースボートにゼニスが仲間入り(7/13)

にっぽん丸の改装計画とピースボートのゼニス就航が相次いで発表されました。

にっぽん丸の改装でキャビンの居心地がよくなるのは歓迎です。船首にあるネプチューンラウンジやビスタスポットが無くなってしまうのは残念ですが、他の公室からは離れて利用し辛い位置にあるので、船全体のレイアウトから考えると止む無しかなあ。排気ガス対策もするのかもしれません。

ピースボートの新船投入は、エコシップ計画に絡んでほのめかされていたので驚きはなかったです。オーシャンドリームを予約している人の話では、かなり先まで埋まっていて予約が取り難いとのことなので、2隻運航でも集客に問題ないとの自信があるのでしょう。一方、エコシップは就航を2022年に延期したとの発表以降、その後の進捗が発表されていません。どういう状況なのでしょうか?

来年は排気ガス規制が始まるのも影響して、飛鳥Ⅱ、にっぽん丸と改装ラッシュになります。ぱしふぃっくびいなすはどうするのでしょうか。

ピースボートは2隻体制となり、怪しいながらも新造船の計画があるので、他の日本のクルーズ船社からは一つ頭を出した感じです。やっぱり日本のクルーズ業界のリーディングカンパニーはピースボート(ジャパングレイス)。

※続報
にっぽん丸は規制適合燃料油を適用することにより規制に対応すると発表されました。

※さらに続報(2020/5)
新型コロナウィルス感染拡大のため、日本のクルーズ客船は2020年2月頃から全船が運航を停止しています。にっぽん丸や飛鳥Ⅱは改装工事後に一度も航海できていません。ゼニスはピースボート向けに改装を行っていたギリシアで足止めを食ったままです。

ピースボートは、中止になった4月発世界一周クルーズの返金を3年分割にしたり、「世界一周の料金を早期に入金すると、無料でもう1回世界一周ができる」とういう常識外れのセールを実施したりと、形振りかまわない行動です。そんな中、オーシャンドリームの2022年4月の世界一周を発表しました。オーシャンドリーム、ゼニス、エコシップの3隻が同時に世界一周クルーズを行う計画です。しかしエコシップの建造が始まったというニュースが聞こえてきません。私の周囲にはこの計画(3隻が同時に世界一周クルーズ)が実現できると思っている人は見当たりません。


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