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ふなむしのひとりごと(2019)


■クルーズ客船の救命ボートの搭載数(6/19)

これまで何度も調べて、その都度忘れています。

船舶救命設備規則によれば、第一種船(国際航路の客船)では、
右舷:総定員(乗客+乗員)の37.5%分の救命艇+総定員12.5%分の救命艇または救命筏を搭載
左舷:総定員(乗客+乗員)の37.5%分の救命艇+総定員12.5%分の救命艇または救命筏を搭載
それに加えて、総定員の25%分の救命筏を搭載

現在のクルーズ客船では、救命筏とは繭の形をした膨張式のゴムボートを指します。

救命艇と救命筏合わせて125%分なので充分な数に見えますが、座礁などして船体が傾くと片側の救命艇は使えなくなるので、これで充分かどうか心配です。
救命筏と比べて救命艇の方が安全そうに見えますが、船体が傾いている場合や沈没が切迫している場合には、救命筏(膨張式のゴムボート)の方が有効かもしれません。


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