名古屋港へ出入港する船の信号旗


1.船の信号旗

船と船、船と陸上の間の通信に旗が使用される。この旗は、国際信号旗とよばれ船のマストに掲げられる。その使用方法は国際的に統一されている。
国際信号旗は、A〜Z、0〜9、第一代表旗、第二代表旗、第三代表旗、回答旗 の40種類から構成されている。
信号旗は一枚一枚に意味を持たせて使用する場合や、複数の信号旗を組み合わせて意味を持たせる場合がある。

(1)単独で使用する場合
例)B旗:危険物を荷上げ、運搬中 H旗:水先人が乗船中

(2)組み合わせて使用 
例)N・C旗:本船は遭難している U・W旗:ご安航を祈る

(3)コールサイン
例)GBTT旗:クイーンエリザベス2世号のコールサイン

2.名古屋港に出入港する場合の信号旗

船が出入港する場合、他船に行き先を分からせるため、着岸する埠頭や岸壁を示す国際信号旗を掲げる。旗の種類は各港の港則法で決められている。

名古屋港の入港信号旗、出港信号旗

3.名古屋港への入港船

名古屋港へ入港する船は、第二代表旗(二代旗)とアルファベット旗、数字旗の3枚の旗を掲げて、接岸する埠頭を示す。

例)ガーデン埠頭
水族館の近くにある、客船用岸壁ガーデン埠頭へ入港する客船は、二代旗・N旗・2旗 を掲げる。

ガーデン埠頭への入港船

例)金城フェリー埠頭
仙台・北海道航路、沖縄航路のカーフェリーが金城フェリー埠頭へ入港する場合は、二代旗・W旗・1旗 を掲げる。

金城フェリー埠頭への入港船

例)飛島コンテナ埠頭
外国航路のコンテナ船が飛島コンテナ埠頭へ入港する場合は、二代旗・W旗・2旗 を掲げる。

飛島コンテナ埠頭への入港船

4.名古屋港からの出港船

通常名古屋港からの出港船は、水深が深く、航路幅の広い東航路を通る。(2000年7月に西航路のしゅんせつが終了し、東航路並みの水深、航路幅となった。)
但し東航路を通って入港する船がある場合、これを避けて西航路から出港する場合がある。
(航路内での大型船の行き会いを避けるため、大型船が出入港する場合には港内の航路は一方通行となる。)

(1)東航路からの出港
東航路から出港する船は、一代旗・E旗 を掲げる。

東航路からの出港船

(2)西航路からの出港
西航路から出港する船は、一代旗・W旗 を掲げる。

西航路からの出港船


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