オセアニック・オデッセイ インドネシアクルーズ
1997年10月20日〜24日
バリ島〜ロンボク島〜スンバワ島〜コモド島〜バリ島


オセアニック・オデッセイ(元日本客船 おせあにっくぐれいす)のバリ島発のインドネシアの島を巡るクルーズを楽しんできましたので、その内容を紹介します。

コース:

バリ島を月曜日の夕方出港し、ロンボク島、スンバワ島、コモド島を回り金曜日の昼にバリ島に戻るコースです。島を巡る順序はその時の事情で変わるようで、当初コモド島、スンバワ島の順序だったものが、ロンボグ島出港後変更となりました。全般的に穏やかな海でしたが、帰りのロンボク島とバリ島の間だけは多少の揺れがありました。

乗組員と乗船客:
オフィサーはスウェーデン、イギリス、スイス等様々な国籍で、クルーはインドネシア国籍の人達です。ちなみに船隻はバナマのナッソーです。乗客は約100人で、日本からの4グループ(同じ旅行会社)のツアーが大部分(私を含め)を占め、その他はオーストラリアやカナダ等の外国の人達が約15人位でした。

船内の様子:
私は おせあにっくぐれいす への乗船経験がない(1回だけ見学したことがあります)ので、はっきりとした比較はできませんが、船内外ともにおせあにっくぐれいす当時から変化がないような雰囲気です。船内の食器や備品には”おせあにっくぐれいすのマーク”がそのまま書かれてあり、食器の裏にはOCEANIC GRACEの文字もあります。一番上のデッキ壁にも”おせあにっくぐれいすのマーク”があり当分使い続けるみたいです。メイバーやレストランの絵も「おせあにっくぐれいす」の時のままです。

食事:
朝食と昼食はビュフェスタイルでラウンジでとります。一般的な洋食の他にインドネシア料理やおかゆがあります。南国らしくジュースや果物の種類が豊富です。私はこの船のクロワッサンが気に入りました。
夕食は自由席ということでしたが、我々ツアー客にはグループ毎にテーブルが定められました。服装は毎日カジュアルです。メニュはオードブル、スープ、メイン、デザートでスープ以外は2〜3種類の中から選択できます。食後のお茶はラウンジでとります。メイン料理は、肉、魚、インドネシア料理の3種類の中から選択でき、インドネシア料理は香辛料の効いた肉料理でライスが添えられています。

寄港地:
ロンボグ島、コモド島へはゾディアック(ゴムボート)で上陸し、スンバワ島には岸壁に接岸します。ロンボグ島やスンバワ島での観光は、寺院や宮殿、市場をバスで巡ります。

スンバワ島の水牛レース

スンバワ島では島の主要交通機関である馬車(4人乗り)に乗りました。想像した以上のスピードで、心地良い風は冷房のないバスよりも快適でした。観光客の少ないこれらの島の子供たちは我々観光客が通るとと家から駈けてきて手を振ってくれます。

人なつっこい子供たち
島民の足の馬車

コモド島の目玉は、体長3mにもなるコモドドラゴン(大トカゲ)です。朝方が一番活発ということで7時前にゾディアックで出発しましたが、ドラゴンはノテッとしているだけで迫力に欠けました。それでも8頭も見ることができたのは幸運とのこと。

コモドドラゴン

この日の午後はコモド島のビーチへ行き珊瑚礁の海をシュノーケリングをして過ごしました(器材は有料貸出)。このビーチの名前は、砂のように細かくなった赤珊瑚が波が引いた砂浜に残り奇麗なピンク色をしていることからピンクビーチと呼ばれています。
この日の昼食は本船から食材や食器を持ち込んでピンクビーチでの野外ランチとなりました。

船内のイベント:
毎晩生バンドと女性ボーカルの演奏があります。乗客の何人かはこの演奏をバックにダンスをしていました。最後の夜には乗組員によるケチャックダンスが演じられました。
昼間は上陸している時間が長く、これといったイベントはありませんでした。

乗組員演じるケチャックダンス

クルーズ全般:
このクルーズは終日航海日がなく上陸時間が長いため、ゆっくり船旅を楽しみたいといったクルーズファン向けではないかもしれない、しかし交通の弁が悪く宿泊設備が整備させていないこれらの島々を巡るにはクルーズ客船が最も適していると感じられました。
穏やかで美しい海は「おせあにっくぐれいす」が第2の人生を送るには最適ではないでしょうか。

インドネシアの船:
バリ島では、オセアニック・オデッセイの前に僚船のバリ・シー・ダンサーが停泊していて1時間前に出港していきました。現地のガイドの話しでは、オセアニック・オデッセイの就航後人気がないとのこと。

バリ・シー・ダンサー
オセアニック・オデッセイ

バリ島は、マリンスポーツや大型ヨットでのデイクルージング、高速艇のサンセットクルーズなど数多くの船が出入りしていました。

バリ島の高速艇
バリ島のサンセットクルーズ船

ロンボグ島とバリ島を結ぶカーフェリーは日本の中古船が多く、瀬戸内海や鹿児島を走っていたと思われる船が多数就航していました。元「にゅうあずき」らしき船は関西急行フェリーの塗色のまま走っていました。

バリーロンボグ間のカーフェリー 元にゅうあずき
元フェリーみさき(大阪湾フェリー)

遺跡見物:
クルーズを終えた後ジョグジャカルタへ移動し、ユネスコから世界遺産にしていされているボロブドゥールとプランバナンの2つの遺跡を見物しました。

ボロブドゥール遺跡
プランバナン遺跡

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