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さようなら ぱしふぃっくびいなす
(2023/1/4、1/6)

ぱしふぃっくびいなす(日本クルーズ客船)
全長:183.4m 幅:25m
総トン数:26,518トン
就航:1998/4/12
運航終了:2023/1/4

【2023/1/4 ぱしふぃっくびいなす ラストクルーズ終了】

日本クルーズ客船が客船事業から撤退し、同社のクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」は2022年12月27日神戸発の「びいなすニューイヤークルーズ」をもって運航を終了しました。
2023年1月4日 ラストクルーズを終えた「ぱしふぃっくびいなす」は多くの関係者、愛好者に出迎えられ神戸港ポートターミナルに着岸しました。



ポートターミナル着岸 最後の指揮を執った松井船長

【日本クルーズ客船の歴史】

日本クルーズ客船は1989年4月SHKラインのグループ会社として設立されました。SHKラインは下関の関光汽船を母体に新日本海フェリーや阪九フェリーを擁するグループです。日本クルーズ客船はSHKラインの西日本汽船から移管された「ニューゆうとぴあ」と1990年7月に新造された「おりえんとびいなす」の2隻でクルーズの運航を開始しました。

1997年に「ニューゆうとぴあ」が引退し、その後継として1998年4月「ぱしふぃっくびいなす」が新造されました。

2001年10月「おりえんとびいなす」は日本クルーズ客船と商船三井客船が共同で設立した日本チャータークルーズに移籍しましたが、日本チャータークルーズは2014年に解散し「おりえんとびいなす」は海外に売船されました。

2022年11月1日、日本クルーズ客船が2023年1月をもって客船事業を終了し、運航船「ぱしふぃっくびいなす」は2022年12月27日発の「びいなすニューイヤークルーズ」を最後に運航を終了することを発表しました。運航終了の理由は新型コロナによる利用客の減少と発表されています。

ニューゆうとぴあ
全長:163m 幅:21m
総トン数:12,378トン
建造:1975年
(元 琉球海運 だいやもんど おきなわ)

おりえんとびいなす
全長:174m 幅:24m
総トン数:21,884トン
竣工:1990年7月

「おりえんとびいなす」は2023年1月現在、Aegean Paradiseとしてペナン島(マレーシア)発着のクルーズを実施中です。

「ぱしふぃっくびいなす」が就航した1998年当時は、「飛鳥」や「にっぽん丸」と比べると安価な料金設定でした。

1998年のクルーズ(拡大)

【2023/1/6 ぱしふぃっくびいなす 神戸港を後にする】

2023年1月6日17時 多くの人に見送られて「ぱしふぃっくびいなす」は神戸港ポートターミナルを離岸しました。
「ぱしふぃっくびいなす」はJMUアムテック相生造船所に向かい、売却先が決定するまでそこで係船されます。


間もなく離岸

神戸観光局港湾振興部が開催した「ぱしふぃっくびいなすお別れ見送りクルーズ」に参加し「boh boh KOBE」の船上から見送りました。

boh boh KOBEから見送り

離岸前に神戸ポートラジオとの交信がありました。他の入港船、出港船に関する情報など通常のやりとりがあった後、「本交信が客船ぱしふぃっくびいなすとして最後の交信となります」と告げられ、ぱしふぃっくびいなすからは感謝の言葉、神戸ポートラジオからは労いの言葉がありました。

タグボート無しで自力で離岸


UW旗で見送りました デッキから手を振って応えてくれました

「素晴らしい見送りありがとうございました」の言葉を残して「ぱしふぃっくびいなす」は遠ざかって行きました。


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