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シーパセオ(瀬戸内海汽船) 総トン数980トン 就航2019年8月1日 全長61.0m 全幅13.6m |
夏の終わりに、瀬戸内海の新造フェリーに乗船してきました。
◆新岡山~土庄(小豆島)
(1) おりんぴあどりーむせと(新造船)
(2) おりんぴあどりーむ
(3) 岡山、小豆島で出会った船
◆広島~松山
(1) シーパセオ(新造船)このページ
(2) 翔洋丸
(3) 広島、呉、松山で出会った船
広島~松山を結ぶフェリーは、瀬戸内海汽船と石崎汽船が共同で1日10往復しています。航海時間は2時間40分です。広島発の第一便を除き途中呉港に寄港します。
就航船は、シーパセオ(瀬戸内海汽船)、四万十川(瀬戸内海汽船)、翔洋丸(石崎汽船)、旭洋丸(石崎汽船)の4隻です。各便の運航会社は固定ですが、会社内の配船は日替わりに入れ替わります。配船表はウエブサイトで公開されています。
今回の目的は、8月1日に就航したばかりのシーパセオに乗船することです。
変化に富んだ形状のデッキ 船尾側の客室 |
広島・宇品港のシーパセオ |
広島発第2便(6:45発)のシーパセオに乗船しました。煙突は右舷だけなので、車両甲板はスッキリしています。
車両甲板 | 船尾 |
3階のシャインデッキには、「しお風のガゼボ」と呼ばれるブースが6個あります。日除けと風除けを兼ねたベンチです。瀬戸内海の景色を見るのにうってつけです。
舷側から 丸くはみ出たデッキ |
「しお風のガゼボ」 が並ぶシャインデッキ |
煙突は右舷だけにあります。デッキが舷側から丸くはみ出ています。
船首方向から見た 「しお風のガゼボ」 |
デッキ後部は丸く切り抜かれて、下のデッキの「そよ風のパティオ」が見えます。
「そよ風のパティオ」 を上から覗く |
呉港の乗場は、「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」の目の前にあります。広島からの乗客が6人下船し、呉から6人が乗船しました。
呉で6人が下船 |
呉港出港 |
呉を出港して約20分で、この航路最大の見どころ音戸の瀬戸に差し掛かります。音戸の瀬戸の手前で行き足を止めて、松山から広島へ向かう高速船をやり過ごしました。
間もなく音戸の瀬戸 | 高速船通過待ち |
音戸の瀬戸通過 |
船室は多数の区画に分かれ、それぞれ異なったコンセプトで作られています。乗客は自分の好みにあった場所で寛げます。
船首のパノラマ・ソファは段差が設けれ、後席でも景色が良く見えるよう配慮されています。最前列の各席に充電用のコンセントがあるのは便利です。
リラックス・シートはリクライニング可能で、パソコンが置けるテーブルが設置されています。
船首のパノラマ・ソファ | リラックス・シート |
「おざせきエリア」は、靴を脱いで座るソファです。スリッパが用意されています。今航海は乗客数が少なく各ブース一人づつで、個室感覚で使われていました。
靴を脱いで座る 「おざせきエリア」 |
多彩な椅子席以外に、船内で横になりたい人の為に「ごろねエリア」も残しています。「こあがりエリア」では食事も可能です。
「ごろねエリア」 |
食事もできる 「こあがりエリア」 |
「リフレッシュ・ラウンジ」と「パノラマ・カウンター」では、軽食が食べられます。
「リフレッシュ・ラウンジ」 | 「パノラマ・カウンター」 |
売店では、飲み物、軽食、スイーツが注文できます。飲み物は、オリジナルのカクテル、最近はやりのタピオカミルクティーなど種類は多いです。軽食は、うどん、カレーライス、オムライスなどです。
左はライブラリー | 売店 |
「そよ風のパティオ」は、前方客室と後方客室を結ぶ半野外空間です。
「そよ風のパティオ」 |
「ひき波のはなれ」は船尾の客室です。前方の客室とは分離されて独立しています。
靴を脱いで入ります。ソファの幅がちょうど1人が横になれる長さなのが残念。寝転んでいる人が居ました。もしかして、そういう使われ方は想定済み?
「ひき波のはなれ」 |
松山入港 |
松山では松山観光港に入港します。隣の岸壁には小倉行きの「フェリーはやとも2」が停泊していました。
松山観光港のシーパセオ |
松山観光港の着岸時間は僅か10分です。短時間に車を乗下船させて、慌ただしく広島に帰って行きました。
松山港出港 |
松山港出港 |
シーパセオ(瀬戸内海汽船)in 呉 |
◆新岡山~土庄(小豆島)
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(2) おりんぴあどりーむ
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◆広島~松山
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