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神戸の海辺を散歩する
(2018/12/31,2019/1/3)



年末・年始は食事の量が多くなり、体重が増えてしまいます。少しでも減らそうと、神戸の海辺を散歩しました。

■兵庫運河界隈(2018/12/31)


神戸港の始まりは、大和田泊(おおわだのとまり)や兵庫津(ひょうごのつ)とよばれた兵庫港。兵庫運河は明治初期に兵庫港周辺の港湾物流のために作られた運河です。

①運河に掛かる高松橋 高松橋の説明板

高松橋は昭和3年に完成した一葉式跳開橋(ちょうかいきょう)の跳ね橋です。現在の橋は、その後作り直されて跳ね上がりませんが、当時の橋の面影を残すデザインになっています。

高松橋南側の漁船 ②川崎重工の車両工場

兵庫運河の水質改善が進み、2012年からアサリの養殖が始まっているとのこと。高松橋の北側には川崎重工の工場があって、新造車両が並んでいます。

③金川造船 造船所の南側

金川造船はタグボートや小型の旅客船を建造しています。師崎~伊良湖航路に就航していた名鉄海上観光船のフラワーラインや、奇抜なデザインだった神戸港遊覧船パルデメールも金川造船で建造されました。最近では、隅田川を巡る東京都観光汽船のホタルナもここで建造されました。

④JR和田岬駅

JR和田岬駅はJR和田岬線(兵庫駅~和田岬駅 全長2.7Km)の終着駅です。和田岬線は朝夕のみ通勤客を運び、昼間の運転はありません。和田岬駅は無人駅で、券売機や改札機すらありません。和田岬線には途中駅がないので、兵庫駅の乗換改札口で和田岬駅の改札業務を行っています。

⑤築島水門

築島水門がある水路は、江戸時代に兵庫津から船が出入りしていた場所です。近くにイオンモールが建設されて、歳末のこの日も多くのお客さんで賑わっていました。

■神戸ハーバーランド(2018/12/31)

堤防への瀬渡し船「第一河内丸」 ⑥艤装中の「SS510 しょうりゅう」

神戸ハーバーランドUmieの目の前は川崎重工神戸造船所です。潜水艦が見えたのでスマホで船名を調べたら、最新鋭の「しょうりゅう」でした。こんな所で潜水艦作っても、機密上問題無いのかなあとも思いましたが、そう簡単に機密を盗むことはできないのでしょうね。

⑦メリケン波止場(海上保安庁の南側)

海上保安庁の南側の桟橋には、多様な小型船が係留されています。私が少年の頃には、木造のはしけが沢山居ました。

■須磨海岸(2019/1/3)

広々とした砂浜では、家族連れが凧揚げをしていました

神戸は大都市でありながら市内に多様な場所がある不思議な都市です。温泉(有馬温泉)、スキー場(六甲山スノーパーク)、そしてここに海水浴場。

泳いでいる人は見かけませんでしたが、ウィンドサーフィンをしている人がいました。

陽が差すと暖かい 沖合をコンチェルトが走っている

無料招待券を持っていたのでレストラン船コンチェルトを予約しようとしましたが、お正月休みの各便は満席でした。

■舞子(2019/1/3)

明石海峡

風はやさしく穏やかな海です。何となく、船がのんびり走っているように見えます。


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