2016海フェスタ東三河(1)
(2016/7/17)

啓風丸(左)、かいれい(右)

「海の日」本来の意義を再認識するための行事として毎年全国持ち回りで開催されている海フェスタが、今年(2016/7/16〜7/31)は豊橋港を中心とした東三河地区で開催されました。

参考情報:イベント一覧


豊橋港内遊覧(たつみ丸)

豊橋港神野ふ頭から遊覧船に乗って豊橋港を海から見る貴重な体験ができました。 船は蒲郡から大島まで海水浴客を運んでいる「たつみ丸」です。

海フェスタ東三河では、巡視船、帆船、ボートなど様々な船に体験乗船できます。 ほとんどの船は事前予約制ですが、たつみ丸は当日先着受付です。 大人200円 子供100円。  7/16(土)は2便、7/17(日)は4便運航されました。

10時の便に乗船

早めに家を出て10時発の始発便に乗船しました。

手を振るスタッフに見送られて出港

護衛艦「こんごう」を海から見学

海から見ると豊橋港がどんな港か良く分かります。

コンテナふ頭 沢山の風力発電機

豊橋港の主要な貨物は自動車です。 トヨタの工場からは自動車運搬船に直接積み込みが可能です。 神野ふ頭には多くの輸入車が並んでいました。

トヨタ自動車田原工場

海フェスタ東三河では、トヨタ自動車田原工場や新来島豊橋造船所の見学会も開催されます。

新来島豊橋造船所

50分の航海を終えて帰港

前半は蒸し暑かったのですが、帰りは向かい風で心地よい風が吹きました。 普段見ることはできない豊橋港の景色が見られて感激です。 唯一の問題は船内放送がなかったこと。 ”市民に豊橋港を知ってもらいたい”との意向があるのなら、船内放送での説明は必須です。


上陸後、深海調査研究船「かいれい」、気象庁 海洋気象観測船「啓風丸」、海上自衛隊 護衛艦「こんごう」を見学しました。 

海フェスタの期間中には、帆船「海王丸」「みらいへ」、や海上保安庁 大型巡視船が寄港し、船内を見学できます。 また、「海王丸」はセイルドリルも実施します。

深海調査研究船「かいれい」

深海調査研究船 かいれい
(海洋研究開発機構)

「かいれい」は、無人潜水探査機「かいこう」の母船として調査活動をしています。

ブリッジ見学

最近は、海底の資源探査の調査が多いとのこと。

「かいこう」の操縦装置

花毛布は、旅客船の風習と思っていましたが、調査船でもやっていることを知りました。

花毛布

無人潜水探査機「かいこう」

「かいこう」は7,000mまで潜水可能。

「かいこう」の格納庫



気象庁 海洋気象観測船「啓風丸」

海洋気象観測船 啓風丸(気象庁)

ブリッジ見学

「啓風丸」は国際協力の下、日本の担当海域で年間約270日間、観測活動に当たっています。

観測室

「啓風丸」は、水温や塩分の測定、海水資料の採取を行っています。

36層の様々な深さから海水を採取する 長期間海中を漂い情報を収集する


海上自衛隊 護衛艦「こんごう」

イージス艦 こんごう(海上自衛隊)

「こんごう」は艦内には入られず、デッキだけの見学です。






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